1966年にディズニー短編映画で登場し、その後ディズニーのキャラクターとして人気を集める「くまのプーさん(Winnie The Pooh)」。今後実写化が予定されており、本日Varietyより脚本家が決定したとのニュースがリリースされました。この記事では「くまのプーさん」実写化について、そして脚本家に決定したトム・マッカーシーに関する情報をご紹介します。
実写映画版「くまのプーさん」について
「スポットライト 世紀のスクープ」でアカデミー賞を獲得したトム・マッカーシーが脚本
映画「スポットライト 世紀のスクープ」の脚本&監督であるトム・マッカーシーがディズニーアニメーション映画「くまのプーさん」をファンタジーあふれる実写映画へと書き直します。映画の主役はクリストファー・ロビン。2015年度のアカデミー脚本賞を獲得したトム・マッカーシーを採用したのは、マーク・フォスターを監督として採用した3か月後のことでした。
トム・マッカーシーは「カールじいさんの空飛ぶ家」の原案を書いており、ディズニー作品に携わるのは本作で2回目です。脚本家、監督として「WIN WIN ダメ男とダメ少年の最高の日々」「靴職人と魔法のミシン」「スポットライト 世紀のスクープ」だけでなく、「父親たちの星条旗」「ピクセル」に出演したりとマルチに活動しています。
マッカーシーは現在Netflixのドラマ「13 Reasons Why」のプロデューサー&監督を務めています。
プロデューサーはディズニー・スタジオのブリガム・テイラー
プロデューサーはウォルト・ディズニー・スタジオのブリガム・テイラー。実写版「ジャングル・ブック」や2017年公開予定「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」を担当しています。
実写映画版「くまのプーさん」のあらすじ
フォスターが監督する実写版「くまのプーさん」では、クリストファー・ロビンが大人になり、仕事に熱中して家族との時間をほとんど持たず、しかしそこにプーさんがやってきて彼を変えてゆくという内容になるようです。
「くまのプーさん(Winnie-the-Pooh)」について
原作「くまのプーさん(Winnie the Pooh)」
実写映画版「くまのプーさん」の主人公クリストファー・ロビンが初めて登場したのは、1926年に発表された「くまのプーさん(Winnie the Pooh)」から。さらに1928年の「プー横丁にたった家(The House at Pooh Corner)」にも登場し、その後プーさんシリーズで欠かせない登場人物となっています。
クリストファーの名前は作者であるA・A・ミルンの息子の名に由来しています。ちなみに、プーという名は息子のテディベアの愛称からきています。原作では、クリストファー・ロビンがプーさんや愉快な動物たちと一緒に冒険をする姿が描かれています。
ディズニーと「くまのプーさん」との関係
ディズニーが「くまのプーさん」の使用許可契約を正式に結んだのは1961年。「くまのプーさん 完全保存版」を1977年に公開後、「ティガー・ムービー プーさんの贈りもの(The Tigger Movie)」「くまのプーさん 完全保存版II ピグレット・ムービー(Piglet’s Big Movie)」「くまのプーさん ザ・ムービー/はじめまして、ランピー!(Pooh’s Heffalump Movie)」「くまのプーさん(Winnie the Pooh)」の4作品を発表してきました。
公開日やキャストはまだ明らかにされていませんが、製作は順調に進んでいるようですね。2017年4月には日本でも実写版「美女と野獣」の公開が待っています。その後「ムーラン」の実写版が続き、さらには「クルエラ」や「ライオンキング」「アラジン」と実写版の公開が続きます。
今後もこのサイトではディズニー作品の実写化について最新の情報をお届けします。
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