2017年以降公開予定のディズニー実写化映画特集
今回の記事では、2017年以降公開が予定されているディズニー実写化映画をすべてお伝えします。
ディズニーは今まで観客にノスタルジーを与えるようなキャラクターやアニメーション作品を数多く生み出してきました。
そして、2017年以降多くのキャラクターが実写版としてまた観客の前に登場する予定です。
実写化が増えたきっかけ
ディズニーは実写化リメイク作品「ジャングル・ブック」「シンデレラ」「アリス・イン・ワンダーランド」で成功をおさめました。
2010年に公開された「アリス・イン・ワンダーランド」、そして2016年公開の「ジャングル・ブック」では日本円で1000億円もの売り上げを達成しました。
これらの成功後、ディズニーは次々と実写化の製作発表をおこなっています。
実写化リメイク作品は主に1989年以降の作品を予定
また、今回の実写化リメイク予定作品は主に1989年以降の作品がメインです。1989年以降のディズニー作品は「アラジン」や「ライオン・キング」などディズニーの「ルネッサンス」と呼ばれるほど有名な作品、そして良質な音楽がそろっています。
美女と野獣
だれもが認めるディズニー映画の大作。アニメ映画史上初のアカデミー作品賞にノミネートした作品です。また、作曲賞、歌曲賞を受賞しました。
- 公開日:2017年3月17日
- 監督:ビル・コンドン「ドリームガールズ」
- キャスト:エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス
ムーラン
病の父の代わりに男として戦場に赴き、戦った女性の物語。舞台は中国。現在2018年の公開に向けてキャスティング中。ムーラン役にアジア人が抜擢されれば、ディズニー実写映画初のアジア人主人公。
- 公開日:2018年11月2日
- 監督:未定
- キャスト:未定
アラジン
アニメーションの公開は1992年。アカデミー賞では歌曲賞と作曲賞を受賞。実写化はガイ・リッチーが監督予定。アニメで使用した音楽などはそのまま使用される模様。ロビン・ウィリアムズが声を担当したジーニー役に誰が抜擢されるか期待。
- 公開日:未定
- 監督:ガイ・リッチー「シャーロック・ホームズ」
- キャスト:未定
ライオン・キング
アニメーションの公開は1994年。「愛を感じて」でアカデミー歌曲賞受賞。シンバ、ナラ、ムサファ、スカーなどのお馴染みのキャラクターはCGで蘇るようです。今年の9月に「ジャングル・ブック」のジョン・ファブロ―が監督を務めると発表しました。
- 公開日:未定
- 監督:ジョン・ファブロ―「ジャングル・ブック」
- キャスト:未定
クルエラ(「101匹わんちゃん」)
「101匹わんちゃん」に登場した悪役クルエラにスポットを当てた実写版「クルエラ」が製作予定です。アメリカの女優エマ・ストーンが悪女クルエラ役の出演交渉中であると一部のメディアが報道しています。ちなみに、今まですでに2度クルエラは実写で描かれています。一つは1996年公開「101」、二つ目は2000年公開「102」です。どちらもグレン・クローズがクルエラ役を演じました。
- 公開日:未定
- 監督:未定
- キャスト:未定
ピーターパン
ディズニーがJ.B.バリーが生み出したキャラクター「ピーターパン」の実写化を予定しており、デヴィッド・ロウリーが監督、共同台本を務める予定だと一部のメディアが報道しています。ピーターパンは今までに何度か実写化されてきました。有名な作品が2004年のジョニー・デップ主演「ネバーランド」です。アカデミー賞では7部門でノミネートしました。
- 公開日:未定
- 監督:未定
- キャスト:未定
ティンカーベル
リース・ウィザースプーンがティンカーベル役を演じるとされています。また、ファインディング・ドリーで共同脚本を務めたヴィクトリア・ストラウスが脚本を担当する予定です。
- 公開日:未定
- 監督:未定
- キャスト:リース・ウィザースプーン
王様の剣
海外人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のプロデューサー兼脚本家のブライアン・コグマンが実写リメイク版「王様の剣」の脚本を執筆し始めたようです。「王様の剣」はディズニーがアーサー王の少年時代をアニメーションで描いた作品で、1963年に公開されました。
- 公開日:未定
- 監督:未定
- キャスト:未定
ピノキオ
ピノキオがついに本物の少年の体を手に入れることができるかもしれません。小説家、脚本家として活躍するピーター・ヘッジがディズニー映画「ピノキオ」の実写化に携わっているという情報が発表されました。まだ初期段階なので詳しい情報は伝わってきていません。
- 公開日:未定
- 監督:未定
- キャスト:未定
ダンボ
ティム・バートンがディズニー映画「ダンボ」の監督を務ます。「ダンボ」は大きな耳のために皆からからかわれる象を描いた作品で、1941年に公開されました。ディズニーによれば、脚本はオリジナルのストーリーをさらに発展させたもので、人間との関わり合いが重点的になるそうです。
- 公開日:未定
- 監督:ティム・バートン「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」
- キャスト:未定
くまのプーさん
アレックス・ロス・ペリーが実写版の脚本を書くことが決まっています。しかし、まだ実写化に向けた初期の段階なので、それ以上のことは伝わっていません。
- 公開日:未定
- 監督:未定
- キャスト:未定
ローズ・レッド(「白雪姫」)
ディズニーが白雪姫の妹レッド・ローズにスポットを当てた実写作品を製作予定です。「レッド・ローズ」はグリム童話に登場しますが、「白雪姫と7人のこびとたち」の物語とは関連性がありません。
- 公開日:未定
- 監督:未定
- キャスト:未定
プリンス・チャーミング(「シンデレラ」)
プリンス・チャーミングを主役にした実写映画が製作予定です。ですが、「白雪姫」「シンデレラ」両方とも王子の名前が「プリンス・チャーミング」なので、どちらの作品を舞台にするのかは明らかにされていません。
- 公開日:未定
- 監督:未定
- キャスト:未定
以上現在製作予定の作品でした。
主にウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の作品がメインで、ピクサー作品の実写化予定はありませんでした。
実写版「Mr.インクレディブル」や実写版「トイ・ストーリー」なども今後作られてゆくのでしょうか。実写化の波がここ5~10年くらいは続きそうですので、今後もディズニーの動向に注目してゆきましょう。
記事参考:「TIME」
写真はすべて「Walt Disney Productions」より。