『柚香光の歌唱力が極端に上がることはないから、トップになるのが1年後でも3年後でも変わらない』という話について
先日、花組「花より男子」を見てきたのですが、歌の不安は的中したものの、城妃美伶とのコンビにより、組み合わせ次第ではトップとして活躍する、多くの宝塚ファンから認められる道が見えてきた気がしました。
詳しくはこちらまで。
ただし、歌の不安は的中。
トップ目前で飛躍的に向上するか!と思いましたが、申し訳ないですが、やっぱり私はダメだった。。
で、残酷なことを言いますが、1年後もおそらく3年後も歌の実力が格段に上がることはない(上がったとしても、同期に歌のスペシャリストがいますし、「ウマ!」ってなることはない)と思います。
だからと言って、柚香光が「1年後にトップになろうが、3年後になろうが"同じ"」なのか。
そこで今回は、「柚香光の歌唱力が極端に上がることはないから、トップになるのが1年後でも3年後でも変わらない」という話は本当なのか?妻と話し合ってみました。
男役としての深みや、情は決して無駄ではない
ファンとしては、「花組の誰よりもオーラがある」「かっこいいのでトップでも大丈夫」といった声が聞こえる一方で、
「歌が不安定で、今の段階だと花組が見られなくなるので嫌だ」「トップに歌唱力を求められる公演が上演されなくなる」なんて辛辣な意見もある。
ただし、歌の不安に関してはずっと前から言われたことで、少しずつ成長していたとしても「花より男子」での歌を聴くと、この先もなかなか厳しいかなと思った。
それは、歌以外の深み。人情とも言えるかもしれない。たとえアンチであったとしても、人間ですから、苦労した人に対しては情が生まれるからね。
経歴だけ見ると、次期トップの就任に一番近いと思う。そんな中、目の前にあるトップの座から一旦離れ、苦労して掴む。
このワンステップがあると、柚香光へ情を持つ観客も多いと思う。それだけでなく、男役としての深みも出るでしょう。
十数年というストーリーを一人の人間に見るから、トップは輝く部分もあると思う。そういうことを考えると、一概には1年後になっても、3年後になっても同じとは言えない気もしている。
トップ就任が先送りされるとして、誰が相手役になるのか?
舞空瞳も星組に送り出してしまったし。
1年半くらい落下傘で誰かがトップに就任して、その後城妃美伶と組んで欲しいなと。
っていうか、いつ発表されるんだろう次の花組トップ。
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