グルジアの女王ルスダンの半生を描くヒストリカルロマン小説「斜陽の国のルスダン」を花總まり・海宝直人主演でラジオ化。放送開始は2017年8月。2人のミュージカルスターが織りなす悲しくも鮮やかなルスダンの人生とグルジアの盛衰。
ラジオ『斜陽の国のルスダン』みどころ
花總まり×海宝直人 初共演
元宝塚歌劇団雪組・宙組トップ娘役、退団後も「エリザベート」や「レディ・ベス」でタイトルロールを演じ、最近では松下優也との共演作「ロマーレ」で主人公を演じることに決まった花總まり。
現在帝劇上演中「レ・ミゼラブル」マリウス役から劇団四季「アラジン」「ライオンキング」「ノートルダムの鐘」と外部でありながら次々と主人公を演じるミュージカル界の若手で最も実力を持つ海宝直人。
男女二人のミュージカルトップスターが並木陽の小説「斜陽の国のルスダン」をラジオ番組化したオーディオドラマで初共演します。
放送は2017年8月
放送は2017年8月21日から25日まで全5回。
今井朋彦など文学座の実力派俳優が出演
また、劇団文学座所属で大河ドラマ「新撰組!」「真田丸」から舞台「コペンハーゲン」では読売演劇大賞を受賞した俳優の今井朋彦も出演。
本記事では、NHKラジオ「斜陽の国のルスダン」のあらすじ、キャスト、放送日程についてまとめてご紹介します。
放送日程
2017年8月21日(月)~8月25日(金)
午後10時45分~午後11時(全5回)
放送局
NHK FM
あらすじ
「斜陽の国のルスダン」は序章から第4章までの5つにまとめられています。
序章/第1章 トビリシの五月/第2章 モンゴルの襲来/第三章 押し寄せる闇/第四章 斜陽の国の女王
ストーリー
亡国の危機、王家に生まれし運命、そして…ただひとつの愛
チンギス・カンが創設したモンゴル帝国の征服。ヨーロッパの中でも最初に直面したグルジア王国、その女王の悲恋物語。
ヨーロッパの中でも最も東に位置する国グルジア。東西の文明が織りなす小国であり、13世紀に入るとモンゴル帝国の侵攻を受け、敗退の危機にあったグルジア王国の女王となった美しいルスダン(花總まり)。
国を治めた経験のないルスダンですが、モンゴル軍やホラズム帝国からの侵攻にも立ち向かいます。そのルスダンを支えるのは幼いころイスラムから人質としてやってきた夫ディミトリ(海宝直人)。
崩れてゆく王国の運命にもかかわらず、愛のために命を費やすルスダン女王、ディミトリを描いたヒストリカルロマン作品。
キャスト
花總まり
1973年東京生まれ。元宝塚歌劇団雪組・宙組トップ娘役。1994年一路真輝の相手役として雪組のトップ娘役となります。その後宙組に組替えし、2004年には「BOXMAN」ドリー役で菊田一夫演劇賞を受賞。
2006年に宝塚を退団。2016年には読売演劇大賞優秀女優賞、菊田一夫演劇賞大賞を受賞。
主な出演作
宝塚時代
「エリザベート」エリザベート/「ベルサイユのばら2001」マリー・アントワネット/「風と共に去りぬ」スカーレット・オハラ
宝塚退団後
「レディ・ベス」レディ・ベス/「モーツァルト!」ナンネール/「1789 -バスティーユの恋人たち-」マリー・アントワネット
海宝直人
1988年千葉県生まれ。劇団四季「ライオンキング」初代ヤングシンバ役。現在は東宝、劇団四季と数々の大作に出演するまだ20代の若手ミュージカル俳優です。
主な作品
劇団四季
「ライオンキング」シンバ/「アラジン」アラジン/「ノートルダムの鐘」カジモド
東宝
「レ・ミゼラブル」マリウス/「ジャージー・ボーイズ」ボブ・ゴーディオ/「RENT」ゴードン
放送はNHKのインターネット公式サイトからも視聴できます。