舞台版『千と千尋の神隠し』チケットを私ならこう予約する!
さて、2月26日、演劇ファンそしてジブリファンにとって待望ともいえるニュースが舞い込んできました。
そう、あのアカデミー賞にも輝いた名作アニメ映画『千と千尋の神隠し』が舞台化されるというニュースです。
翻案・演出は、『レ・ミゼラブル』の世界初演の潤色・演出を担い、また東宝でも上演された『ナイツ・テイル』『ダディ・ロング・レッグズ』の演出家としても知られるジョン・ケアード。
そして、主人公の千尋役には、自身初の帝国劇場出演となる橋本環奈と、ミュージカルからドラマまで幅広く活躍する上白石萌音のWキャスト。
今の段階ではここまでしか作品の概要が発表されていません。
個人的には、音楽も久石譲で、ミュージカル版が見てみたかったのですが、おそらく今回は舞台版になると思います。
ジョン・ケアード自身は英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーのディレクターなども経験しており、どちらかというとストレートプレイに基づいたしっかりとした作品をミュージカルでも作ってきたので、個人的には今作もストレートプレイにはなるものの、どう演出するのかかなり楽しみにしています。
公演期間は、2022年2月・3月 帝国劇場、4月 大阪、5月 福岡、6月 札幌、6月・7月 名古屋と主要都市ではほとんど上演されるロングラン公演の形式をとっていますが、ジブリファン、演劇ファン、そしてキャストのファン、、、と多くの人が押し寄せることを考えると、かなりの激戦チケットになると思います。
東宝ですと、「レ・ミゼラブル」「エリザベート」といった作品が所謂激戦となっていますが、今作に関しては話題性も鑑みるとおそらくその二つを超えるだろうと思います。「とりあえず見に行こう」と思うファンがどれだけ多いかということですね。
ということで、今回の記事では、
(私もこの作品見に行きたいので、本当はあまり人に知られたくない(自分も取れなくなる)のですが)
今回の舞台版『千と千尋の神隠し』チケット、私ならどう取るのかというのを私が取れると思う順にお伝えしたいなと思います。
目次
取れると思う方法1位:クレジットカード会員向けのチケットサイト
取れると思う順番は劇団や公演によって異なります。宝塚歌劇団であれば、私設ファンクラブに早めに入る、というのが鉄則です。
そして、2番目に友の会とクレジットカードの会員向けサイト、カンフェティです。
ただ、今回は東宝作品ということで考えると、
東宝の場合、チケットを扱うクレジットカード会員サイトがかなり多いです。
そうなると、まずはクレジットカード会員サイトでたくさんのチャンスを確保しておくのが一番かと思います。
ちなみに、「エリザベート」「レ・ミゼラブル」クラスのチケットを数枚獲得できたクレジットカード会員サイトが、エポスカードの会員サイト「エポトクプラザ」。前までは宝塚歌劇団のチケットも発売していたのですが、ここのクレジットカード会員サイトが一番取れました。
エポスカード会員の限定発売は狙い目です。理由としては簡単で、メジャーなクレジットカードよりも少し知名度が低いからです。
当然ながら倍率も下がります。
私自身、エポスカードでは必ず申し込むとして、もう一つクレジットカード会員サイトを使おうとした場合、三井住友系列のクレジットカード会員向けサイトであるVpassチケットを選びます。
25歳までの方は永年年会費無料の三井住友カード デビュープラスがおすすめ、社会人数年経験されている方は普通の三井住友カードか、海外旅行などでラウンジが使えるようになる三井住友カード ゴールドがおすすめです。
※Vpassに登録すると、5,000ポイント(5,000円相当)戻ってくるというキャンペーンも開催中です。
※時期によって異なります
さらに、おそらく下記の
・三菱UFJニコス
・JCBチケット
・チケットセディナ
でも発売すると思われます。
上記2つに加え、さらにチャンスを広げたい方は、三菱UFJニコス、JCBチケット、チケットセディナでも申し込めるよう事前にクレジットカードを取得することをおすすめします。
あと、なぜクレジットカードの会員サイトが穴場なのかという理由ですが、東宝やホリプロのようにTwitter上でチケットの発売を予告してくれるわけでもなく、急に発売され、いつの間にか発売が終了しているからです。
気づけない人が多いという点が大きな理由なのです。
ただ、だからと言ってクレジットカードの会員サイトを毎日見に行くのも面倒ですよね。。。
そんな方のお悩みを解決する「チケットカレンダー」といった無料アプリが出ているので、こちらも同時に利用することをおすすめします。
クレジットカードから公式サイトまであらゆるチケット情報をまとめて見られるので、演劇ファンであればこの公演に限らずかなり使えますのでぜひ。
取れると思う方法2 ファンクラブ
クレジットカードの次は、定番ですが出演者のファンクラブですね。ただ、出演者が云々よりも作品が好きで見に行く人の方が、今回の作品に関しては多いと思いますので、2つ目にしました。
すでにファンクラブに入会されている方も多いと思いますが、やっぱり出演者のファンクラブ経由でのチケット予約をおすすめするのは良席になりやすいからです。
クレジットカードの先行は、予約しやすいというメリットはあるものの、席が後ろのこともよくあります。もし、特定の出演者が好きで公演を見に行くのであれば、ファンクラブに入ってしまうのも手でしょうか。
例えば、
上白石萌音オフィシャルファンクラブ「le mone do」:https://kamishiraishimone.com/
は、月額400円で入れます。
橋本環奈オフィシャルファンクラブ「橋本純情内科」:http://discovery-n.co.jp/fc/kanna/
は年会費5,000円です。
取れると思う方法3 プレイガイド
宝塚歌劇団であれば、次におすすめするのが友の会です。
東宝の場合は東宝ナビザーブになりますが、私調べで、東宝ナビザーブでの先行抽選当選確率は10%程度。
もちろん、主催者の公式サイトなので、当選すれば良席になることもあります。
ジョン・ケアード作「ナイツ・テイル」は帝劇の1列目・ど真ん中という最高の席が東宝ナビザーブの先行抽選で当選しました。
ただ、先行抽選の結果からいうと、東宝ナビザーブはもちろん申し込むものの、最終手段という位置づけです。
なので、ここではチケットぴあやローソンチケットといったプレイガイドから予約する方法を次におすすめしたいと思います。
プレイガイドで購入する際のポイントとして、
どうしてもチケットを手に入れたい場合はマイナーなプレイガイドから。
良席が欲しいならメジャーなプレイガイドから。
ご自身のニーズから使い分けることでしょうか。
マイナーなプレイガイドとしては、
カンフェティ、楽天チケット、Yahoo!チケット、LINEチケットなどが挙げられます。
メジャーなプレイガイドとしては、
チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、CNプレイガイドがあります。
ちなみに、一番知られてないのがカンフェティ、最近はよく知られてしまったのでたまにしか当たらないのですが、一時期カンフェティで宝塚歌劇団のチケットを申し込んで外れたことがありませんでした。
ちなみに、カンフェティはカンフェティ専用のクレジットカードに契約すると、なんと当選確率が5倍になるという裏技があります(もちろんHPに記載されています)。
メジャーなプレイガイドで当選しやすいのは、イープラスでしょうか。手数料が法外に高いことが多いためです。
お金を出しても良いという方にはおすすめします。
私はぴあのカードも持っているのですが、プレミアム会員になると、プレミアム会員専用の先行に申し込めるからです。通常よりも当選確率が高くなるチャンスなどもあるので、ぴあのプレミアム会員はおすすめです。
先着となるとCNプレイガイドかと思います。ぴあやローチケの先行先着で宝塚歌劇のチケットが取れたことはないのですが、CNはあります。
取れると思う方法4 東宝ナビザーブ
最後におすすめするのが東宝ナビザーブです。
過去に東宝ナビザーブの抽選倍率に関する記事を書いたので、ご紹介します。
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宝塚友の会と東宝ナビザーブ抽選のチケット当選確率を比較したら衝撃の結果が出た
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抜粋すると、過去9回申し込んで、当選したのが1回だけでした。
東宝ナビザーブ 11%(当選1 ハズレ8)
- ゴースト:ハズレ
- ジャージー・ボーイズ:ハズレ
- -騎士物語- 8月ナイツ・テイル:当選(最前列)
- -騎士物語- 7月ナイツ・テイル:ハズレ
- 7月ナイツ・テイル プレビュー公演:ハズレ
- オン・ユア・フィート!:ハズレ
- ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812:ハズレ
- レ・ミゼラブル プレビュー公演:ハズレ
- 4月レ・ミゼラブル:ハズレ
宝塚歌劇団の場合、ステータス制といって過去に宝塚歌劇のチケットをどれだけ購入したかなどでステータスが決まり、それによって当選確率が変わるのですが、東宝の場合はいくら買っても変化がないので、実力とか努力云々の問題になります。
各地方公演では、劇場のチケット販売サイトなどがあるので、そちらでの購入は東宝ナビザーブよりも買いやすいかと思います。
チケットが取れなくても"おけぴ"をチェックしよう!
チケット譲渡の掲示板として知られるおけぴ。今までも数々の東宝のチケットをここで譲り受けてきました。
おすすめは有料会員。月額550円で、指定した公演のチケットが掲示板に出ると、通知される機能が使えます。
ただ、定額での譲渡という点も安心ですが、一つだけ気を付けてください。2022年にはワクチンが浸透して、、、と楽観的予想をしていますが、公演が何らかの影響により中止になった場合の払い戻しは基本的にチケットを購入した本人にしか認められていません。
なので、今まではおけぴはかなり頼りにしていたのですが、できればおけぴを使う前にチケットを確保しておきたいですね。
チケット転売サイトはリスクが高い
また、チケット流通センターといったチケット転売サイトですが、定価以上での商売を目的とした売買は法律で禁止されており、また東宝の規約でもそのようなチケットで入場することは出来ないと明記されています。
宝塚ではチケトレを推奨していますが、主催者の勧める転売サイトにての購入がおすすめです。
※高額のものは絶対に買わないでください
今回は、舞台版『千と千尋の神隠し』チケットの取り方についてご紹介しました。
ゆくゆくは海外での上演も見据えているようです。世界的なヒット作になる可能性も秘めています。日本での初演、必ず見たいですね!