舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』日本版チケットを私ならこう予約する!
さて、2022年も注目の演劇作品が目白押しです。特に、注目される作品が舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でしょうか。
2016年にイギリスで初演を迎え、その後ロンドン・ウエストエンドでは入手困難なプレミアムチケットに。
もちろん、賞レースも独走し、ローレンス·オリヴィエ賞では史上最多の9部門を獲得、トニー賞も最優秀作品賞と最優秀演出家賞を含む6部門を獲得。
期待をはるかに超える作品として、多くの演劇・ハリーポッターファンを魅了してきました。
そして、イギリスの初演からようやく6年後の2022年夏、東京・TBS赤坂ACTシアターでの上演を迎えます。
ご存じの通り、舞台設定は『ハリー・ポッターと死の秘宝』の19年後、つまり闇の帝王ヴォルデモートが滅びてから19年後であり、全7巻構想とされていたシリーズの完結巻のその後が描かれています。
あらすじとしては、前作『死の秘宝』で描かれたエピローグである「19年後」から、ハリーの次男であるアルバスが4年生になるまでの話。
英雄ハリーの息子であるアルバス、息子との向き合い方に悩むハリー、そしてドラコの息子スコーピウス、さらにヴォルデモートの娘が登場するなど、今までの世界をストレートに踏襲した作品になるため、原作ファンにとっては必ず見ておきたい作品ですね。
ハリー・ポッターファン、演劇ファン、そしてキャストのファン、、、と多くの人が押し寄せることを考えると、かなりの激戦チケットになると思います。
ホリプロ主催の場合、なかなか完売する作品が少ないのですが、今作に関しては話題性も鑑みるとおそらく「ホリプロ作品=普通にチケットが取れる」という今までの固定観念を覆すような激戦になるだろうと思います。
子供から大人まで「とりあえず見に行こう」と思う人がどれだけ多いかということですね。
ということで、今回の記事では、
(私もこの作品見に行きたいので、本当はあまり人に知られたくない(自分も取れなくなる)のですが)
今回の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』チケット、私ならどう取るのかというのを私が取れると思う順にお伝えしたいなと思います。
とその前に!一番重要なことをお伝えします!
チケット争奪戦で一番難敵なのが「どうすればチケットの発売日を知ることができるか」だと考えています。
発売場所はわかっていても、チケット発売日は急に発表されます。
そのため、「今日実は発売日だったのか、知らなかった、、、」
ということがよくあります。
そこでおすすめするのがダウンロード無料のアプリ「チケットカレンダー」。
クレジットカードから公式サイトまであらゆるチケット情報をまとめて見られます。
例えば、東宝主催で上演された『マドモアゼル・モーツァルト』であれば先行抽選の情報がこのように掲載されています。
演劇・ミュージカルファンであればこの公演に限らずかなり使えますので、この記事を読む前にまずダウンロードしてみて、機能を試してみてください。
目次
- 『ハリー・ポッターと呪いの子』チケットおすすめ予約方法1:クレジットカード会員向けの限定発売
- 『ハリー・ポッターと呪いの子』チケットおすすめ予約方法2位:ACTシアター、TBSのチケットサイト
- 『ハリー・ポッターと呪いの子』チケットおすすめ予約方法3位:プレイガイド
- 『ハリー・ポッターと呪いの子』チケットおすすめ予約方法4位:ホリプロプレミアム会員
- 『ハリー・ポッターと呪いの子』チケットおすすめ予約方法5位:ファンクラブ
- チケットが取れなくても"おけぴ"をチェック!
- チケット転売サイトはリスクが高いのでおすすめはできない
- 『ハリー・ポッターと呪いの子』チケット発売日は2022年2月から
- チケット料金は17,000円から7,000円まで
- 『ハリー・ポッターと呪いの子』のキャスト
『ハリー・ポッターと呪いの子』チケットおすすめ予約方法1:クレジットカード会員向けの限定発売
取れると思う順番は劇団や公演、主催によって異なります。例えば、宝塚歌劇団であれば、私設ファンクラブと友の会に入る、というのが鉄則です。
また、新型コロナウイルスの影響が強い時であれば、主催者は観劇者の情報を保有しておかないといけないため、クレジットカードやリロクラブといった福利厚生会員向けのサイトにはチケットを配分しない傾向があります。
しかし、ワクチン等の普及により、一旦新型コロナウイルスによる影響が少なくなる場合、劇団や主催者もチケットを大量に売る必要があるので、むしろ販売経路を増やすことが考えられます。
となると、新型コロナウイルスの影響が強かった2020年~2021年とは異なり、クレジットカード会員サイトや、福利厚生会員向けのサイトにチケットを配分するようになると考えられます。
ちなみに、ホリプロ作品は業界の中でも結構クレジットカードに配券します。
そうなると、まずはクレジットカード会員サイトでたくさんのチャンスを確保しておくのが一番かと思います。
ちなみに、同じく東宝も結構クレジットカードに配券するのですが、「エリザベート」「レ・ミゼラブル」クラスのチケットを数枚獲得できたクレジットカードが、エポスカードの会員サイト「エポトクプラザ」でした。
新型コロナウイルスの蔓延前までは激戦の宝塚歌劇団のチケットも発売していたのですが、やはりエポスカードの会員サイトが一番取りやすかったです。
エポスカード会員の限定発売が狙い目な理由は簡単で、メジャーなクレジットカードよりも少しニッチなカードだからです。永年無料のクレジットカードなので、若者から支持されるカードである一方、丸井グループのクレジットカードで、普段買い物として利用する人向けなので、チケットを予約する人が殺到するようなカードではないです。
当然ながら抽選や先着での取りやすさにも影響します。
私自身、エポスカードでは必ず申し込むとして、もう一つクレジットカード会員サイトを使おうとした場合、三井住友系列のクレジットカード会員向けサイトであるVpassチケットを選びます。
25歳までの方は永年年会費無料の三井住友カード デビュープラスがおすすめ、社会人数年経験されている方は普通の三井住友カードか、海外旅行などでラウンジが使えるようになる三井住友カード ゴールドがおすすめです。
※Vpassに登録すると、5,000ポイント(5,000円相当)戻ってくるというキャンペーンも開催中です。
※時期によって異なります
・三菱UFJニコス
・チケットJCB
・チケットセディナ
でも発売すると思われます。例えば、チケットセディナではミュージカル『アリージャンス~忠誠~』などがS席13,500円→[土祝公演]11,500円/[平日公演]10,900円と2,000円以上の割引で販売されていたりします。
エポスカード、三井住友系列のクレジットカードに加え、さらにチャンスを広げたい方は、三菱UFJニコス、JCBチケット、チケットセディナでも申し込めるよう事前にクレジットカードを取得することをおすすめします。
そもそも、なぜクレジットカードの会員サイトを一番におすすめするのかという理由ですが、大抵東宝やホリプロで販売する場合、HPやTwitterなどでチケットの発売を予告してくれます。
多くの人はそういったニュースによってチケットの発売情報を取得していると思いますが、
クレジットカードの会員サイトの場合、例えば発売前日の通知になることも結構あります。つまり、急に発売され、いつの間にか発売が終了しているのです。
おすすめの理由は、この情報に気づけない人が多いという点が大きな理由なのです。
ただ、だからと言ってクレジットカードの会員サイトを毎日見に行くのも面倒ですよね。。。
そんな方のお悩みを解決する「チケットカレンダー」といった無料アプリが出ているので、こちらも同時に利用することをおすすめします。
クレジットカードから公式サイトまであらゆるチケット情報をまとめて見られるので、演劇ファンであればこの公演に限らずかなり使えますのでぜひ。
『ハリー・ポッターと呪いの子』チケットおすすめ予約方法2位:ACTシアター、TBSのチケットサイト
次にファンクラブをおすすめしよと思ったのですが、そもそも今作品に行きたい人はどちらかというと出演者よりも作品ファンが多いと思うので、2番目として赤坂ACTの会員サイト、TBSチケットサイトをおすすめしたいと思います。
この公演、ホリプロだけでなく、実はTBSの主催公演なのですね。
そして、あまり知られていないのですが、TBSが絡む公演のチケットは、赤坂ACTオンラインチケット(無料会員)、赤坂ACT倶楽部(有料)、TBSオンラインチケット(無料)の3サイトでも発売されます。
また、通常、TBS赤坂ACTシアターで上演する公演は、宝塚歌劇団でさえ赤坂ACT専門のチケットサイトで発売するのですが、TBS開局70周年記念の公演と書いてあるので、いつもより多く赤坂ACT専門のチケットサイト、TBSチケットサイトで発売する可能性が高いです。
この
■赤坂ACTオンラインチケット(無料会員):https://www.tbs-act.com/ticket.html
■赤坂ACT倶楽部(有料):https://www.act-club.jp/
■TBSオンラインチケット(無料):https://www.e-tix.jp/tbs/tbsonline/tbsonline.html
の3サイトは、先ほど紹介したアプリなどを使い、見に行きたい人は絶対に申し込むようにしましょう。
『ハリー・ポッターと呪いの子』チケットおすすめ予約方法3位:プレイガイド
ホリプロなのでホリプロプレミアム会員を先におすすめしようと考えたのですが、年会費10,000円はホリプロ作品好きならまだしも、「ハリー・ポッターのチケットだけ欲しい」という方には中々手が届かないと思うので、先にプレイガイドをおすすめしようと思います。
なので、ここではチケットぴあやローソンチケットといった多くの方が知っているプレイガイドから予約する方法を次におすすめしたいと思います。
ただ、人気公演の一般発売をプレイガイドで予約するのは、長らく演劇を見ているファンからしても結構難しいです。なんといっても、ここでチケットを取ろうと思う人が多いからです。
そのため、プレイガイドで購入する際のポイントとして、
①どうしてもチケットを手に入れたい場合はマイナーなプレイガイドも使う。
②一般発売ではなく、先行抽選・先着から申し込む
③プレイガイドの有料会員向け発売を利用する
が挙げられます。
①に関連しますが、マイナーなプレイガイドとしては、
カンフェティ、楽天チケット、Yahoo!チケット、LINEチケットなどが挙げられます。
逆にメジャーなプレイガイドとしては、
チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、CNプレイガイドがあります。
ちなみに、一番知られてないのがカンフェティだと思います。最近はよく知られてしまったのでたまにしか当たらないのですが、一時期カンフェティで宝塚歌劇団のチケットを申し込んで外れたことがありませんでした。
ちなみに、カンフェティはカンフェティ専用のクレジットカードに契約すると、当選確率が5倍になるという裏技があります(もちろんHPに記載されています)。
②③に関連するのですが、メジャーなプレイガイドでは、有料会員向けのチケット発売を行っています。無料会員は基本的に一般発売からの参戦となりますが、有料会員は一般発売前からチケット予約のチャンスが与えられます。
私の感覚値ですが、当選しやすいのは、イープラスでしょうか。手数料が法外に高いことが多いためです。
お金を出しても良いという方にはおすすめします。
最も有名なのがチケットぴあでしょうか。
私はぴあのクレジットカードも持っているのですが、クレジットカードの会員になると、プレミアム会員専用の先行に申し込めます。通常よりも当選確率が高くなるチャンスなどもあるので、ぴあのプレミアム会員はおすすめです。ちなみに、初年度年会費無料、2年目以降は4,180円かかります。
先着となるとCNプレイガイドがおすすめです。ぴあやローチケの先行先着で宝塚歌劇のチケットが取れたことはないのですが、CNはあります。
『ハリー・ポッターと呪いの子』チケットおすすめ予約方法4位:ホリプロプレミアム会員
次におすすめするのがホリプロプレミアム会員です。
主催公演のため、ホリプロプレミアム会員向けに多くのチケットを配券していることが予想されます。
ただし、年会費10,000円、入会金2,000円と結構な会費がかかります。
東宝ナビザーブが無料、クレジットカードもエポスカードなら無料、赤坂ACT倶楽部でさえ入会金909円(税抜)/会費 年額3,636円(税抜)なので、かなり高い部類に入ります。
「最速で良席が買える」「イベント招待」「ポイント特典」といったメリットもあるので、「ホリプロのミュージカルはハリー・ポッター以外にもたくさん見に行きたい」という方、「ハリー・ポッターのチケットを予約できるのであれば10,000円なんて安い」という方にはおすすめします。
ホリプロプレミアム会員:https://horipro-stage.jp/member/
もちろん主催者の公式サイトなので、当選すれば良席になるケースが多いです。
例えば、東宝の話になってしまいますが、東宝ナビザーブの先行抽選で帝劇「ナイツ・テイル」の1列目・ど真ん中という最高の席が当選しました。
『ハリー・ポッターと呪いの子』チケットおすすめ予約方法5位:ファンクラブ
最後に、定番ですが出演者のファンクラブをご紹介します。ただ、出演者が云々よりも作品が好きで見に行く人の方が、今回の作品に関しては多いと思いますので、最後にしました。
すでにファンクラブに入会されている方も多いと思いますが、やっぱりファンクラブ経由でチケット予約すると良席になりやすいです。ただ、ファンクラブによっては、入会の歴が長い人に良席が用意されやすいというケースもあります。出演者が決まってから入る、だとなかなかチケットがそもそも当たりにくいというケースもあります。
ただ、チケット発売が早いため、今後の対策が立てやすいのもメリットでしょうか。
会費はだいたい年間で4,000円~6,000円のところが多い印象です。『ハリー・ポッターと呪いの子』の後も、その出演者の公演を見に行きたいというファンの方であれば、この機に入るのも良いのではないでしょうか?
チケットが取れなくても"おけぴ"をチェック!
チケット譲渡の掲示板であるおけぴ。今までも数々のホリプロのチケットをここで譲り受けてきました。おすすめは月額550円の有料会員。登録すると、指定した公演のチケットが掲示板に出ると、メールで通知される機能が使えます。
ただ、一つだけ気を付けてください。2022年にはワクチンが浸透して、、、と楽観的予想をしていますが、
何らかの影響により中止・延期になった場合の払い戻しは基本的にチケットを購入した本人にしか認められていません。
なので、今まではおけぴはかなり頼りにしていたのですが、できればおけぴを使う前にチケットを確保しておきたいですね。
チケット転売サイトはリスクが高いのでおすすめはできない
また、「チケット取れなかったら少し高くても転売サイトで買うか」といった方もいるかと思いますが、昨今の高額転売への対策・取り締まりはきつく、主催者側も購入した人への対策として、「〇列〇番の人は、購入時に身分証明書を提示していただきます」など特定しているケースも見られます。
チケット流通センターといったチケット転売サイトでは、定価以上での商売を目的とした売買は法律で禁止されており、またホリプロの規約でもそのようなチケットで入場することは出来ないと明記されています。
先ほどの公演中止・延期による払い戻しに関しても、その対象から外れます。
定額だとしても、正直おすすめしません。
『ハリー・ポッターと呪いの子』チケット発売日は2022年2月から
さて、待望の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』のチケット発売日についてもお伝えします。
まだ正式に発表されていませんが、ホリプロの場合、2ヵ月前ほどから発売が始ります。
おそらく、子供の集客を見込んで上演は、
- プレビュー公演:2022年6月~(TBS赤坂ACTシアター)
- 本公演:2022年7月8日(金)~(TBS赤坂ACTシアター)
に決定しました。
なんと、プレビュー公演のチケットが2月に発売することが決定しています。
プレビュー公演チケット限定発売期間:2022/2/23(水)10:00〜2/24(木)23:59
TBSチケット:https://tickets.tbs.co.jp/harrypotteronstage/
ホリプロステージ:https://harrypotter.horipro-stage.jp/※予定枚数に達し次第、販売終了いたします
※TBSチケットまたはホリプロステージのみにてチケットの取り扱い
チケット料金は17,000円から7,000円まで
- SS席 17,000円
- S席 15,000円S席(6歳〜15歳) 12,000円
- A席 13,000円
- B席 11,000円
- C席 7,000円
となります。また、「ハリー・ポッター」らしい特別チケットも用意されています!
①9と4分の3番線シート 20,000円
ハリー・ポッターの世界観を存分に味わえるシートです。特別なデザインをあしらったチケットに加え、限定の非売品グッズをプレゼントいたします。
さらに、ほかのお客様よりひと足早く劇場ロビーにご入場いただき、魔法の世界を独占できる特典つきとなります。
②ゴールデン・スニッチ チケット 5,000円
毎公演、わずかな枚数だけ発行される希少なチケットです。毎週行われる抽選で当選した方に、翌週行われる公演を5,000円で購入できる権利が与えられます。エントリーには、公式HPのメルマガ登録が必要です。※各公演枚数限定で、座席はお選びいただけません。
『ハリー・ポッターと呪いの子』のキャスト
- ハリー・ポッター:藤原竜也、石丸幹二、向井理
- ハーマイオニー・グレンジャー:中別府葵、早霧せいな
- ロン・ウィーズリー:エハラマサヒロ、竪山隼太
- ドラコ・マルフォイ:松田慎也、宮尾俊太郎
- ジニー・ポッター:馬渕英里何、白羽ゆり
- アルバス・ポッター:藤田悠、福山康平
- スコーピウス・マルフォイ:門田宗大、斉藤莉生
- 嘆きのマートル:美山加恋
- ローズ・グレンジャー・ウィーズリー:橋本菜摘
- デルフィー:宝意紗友莉、岩田華怜
- 組分け帽子:木場允視
- エイモス・ディゴリー:福井貴一
- マクゴナガル校長:榊原郁恵、高橋ひとみ
- アンサンブル:安藤美桜、安楽信顕、千葉一磨、半澤友美、川辺邦弘、小松季輝、前東美菜子、みさほ、扇けい、尾尻征大、岡部雄馬、織詠、大竹尚、大内慶子、佐竹桃華、佐藤雄大、篠原正志、鈴木翔吾、田口遼、田中彩乃、手打隆盛、上野聖太、渡邉聖斗、薬丸夏子、横山千穂
さて、今回は、舞台版『ハリー・ポッターと呪いの子』のチケットの取り方についておすすめ順にご紹介しました。
演出家も海外のオリジナルであり、日本のミュージカルでは見られない圧倒的な舞台セット、魔法の空間を味わえそうですね!!!絶対に見に行きたいですよね。。。