ディズニー映画の公開予定作品を公開順に紹介します!
この記事では実写版「美女と野獣」や「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」に続編「アナと雪の女王2」など、ディズニー・チャンネルから「スター・ウォーズ」シリーズまで、2017年から2020年までのディズニー映画公開予定作品をご紹介します。
ディズニー映画の公開予定作品一覧
「モアナと海の伝説」
全米公開日:2016年11月23日
日本公開日:2017年3月10日
監督:ロン・クレメンツ&ジョン・マスカー
実写版「美女と野獣」
- 全米公開日:2017年3月17日
- 日本公開日:2017年4月21日
- キャスト:エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス、ユアン・マクレガー
- 監督:ビル・コンドン『ドリームガールズ』
「パイレーツ・オブ・カリビアン:最後の海賊」
- 全米公開日:2017年5月26日
- 日本公開日:2017年7月1日
- キャスト:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、ハビエル・バルデム
- 監督:ヨアヒム・ルーニング、エスペン・サンドリム
「カーズ/クロスロード」 ※ピクサー
- 全米公開日:2017年6月16日
- 日本公開日:2017年7月15日
- 監督:ブライアン・フィー
「ディセンダント2」
全米公開日:2017年7月21日
日本公開日:未定
監督:ケニー・オルテガ『ハイスクール・ミュージカル』
「リメンバー・ミー」 ※ピクサー
- 全米公開日:2017年11月22日
- 日本公開日:2018年3月16日
- 監督:リー・アンクリッチ『ファインディング・ニモ』『トイ・ストーリー3』
「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」
- 全米公開日:2017年12月15日
- 日本公開日:2017年12月15日
- キャスト:デイジー・リドリー、アダム・ドライバー、ジョン・ボイエガ、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー
- 監督:ライアン・ジョンソン『LOOPER/ルーパー』
「クルエラ」
- 全米公開日:2018年
- 日本公開日:未定
- キャスト:エマ・ストーン
- 監督:アレックス・ティンバース『ロッキー』(舞台版)
「シュガー・ラッシュ2」
- 全米公開日:2018年11月21日
- 日本公開日:未定
- 監督:リッチ・ムーア、フィル・ジョンストン
「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」
- 全米公開日:2018年5月25日
- 日本公開日:未定
- キャスト:アルデン・エーレンライク、ドナルド・グローヴァー
- 監督:フィル・ロード&クリス・ミラー『LEGO ムービー』
「インクレディブル2」
- 全米公開日:2018年6月15日
- 日本公開日:未定
- 監督:ブラッド・バード『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』
実写版「ムーラン」
- 全米公開日:2019年12月20日
- 日本公開日:未定
- キャスト:未定
- 監督:ニキ・カーロ『クジラの島の少女』
「ジャックと豆の木(Gigantic)」
- 全米公開日:2020年11月25日
- 日本公開日:未定
- 監督:ネイサン・グレノ&メグ・レフォブ
「メリー・ポピンズ・リターンズ」
- 全米公開日:2018年12月25日
- 日本公開日:未定
- キャスト:エミリー・ブラント、リン・マニュエル・ミランダ、メリル・ストリープ、ベン・ウィショー
- 監督:ロブ・マーシャル『CHICAGO』
「トイ・ストーリー4」
- 全米公開日:2019年6月21日
- 日本公開日:未定
- 監督:ジョン・ラセター
「スター・ウォーズ エピソード9」
- 全米公開日:2019年5月24日
- 日本公開日:未定
- キャスト:デイジー・リドリー
- 監督:コリン・トレヴォロウ
実写版「ライオン・キング」
- 全米公開日:2019年7月19日
- 日本公開日:未定
- キャスト:セス・ローゲン、ドナルド・グローヴァー、ジェームズ・アール・ジョーンズ、ビリー・エイチュナー
- 監督:ジョン・ファヴロー
「アナと雪の女王2」
- 全米公開日:2019年11月27日
- 日本公開日:未定
- 監督:未定
公開予定作品について
次のプリンセス映画は「アナと雪の女王2(Frozen2)」
ディズニーのプリンセス映画は「モアナと海の伝説」から少し期間が空きそうですね。
かつてディズニーにはプリンセス映画を次々とリリースしていた時代があります。ご存知でしょうか?「ディズニールネサンス」と呼ばれる時期、1980年代から90年代にかけてのことです。
「リトル・マーメイド」「美女と野獣」「アラジン」「ポカホンタス」「ムーラン」とディズニー公認のプリンセスを数多く生み出しました。
2009年以降またプリンセスが登場し始める。
その後約10年空いて、2009年にようやく次のプリンセス作品が登場します。
題名は「プリンセスと魔法のキス」。「ムーラン」の公開から11年後のことでした。
「プリンセスと魔法のキス」はディズニー史上初めてアフリカ系アメリカ人をプリンセスにした作品です。
「プリンセスと魔法のキス」でティアナが登場した後、続けて5人のプリンセスが登場しました。「塔の上のラプンツェル」のラプンツェル、「メリダと不思議の森」のメリダ、「アナと雪の女王」のエルサとアナ、そして2016年公開の「モアナと海の伝説」のモアナです。
プリンセス映画は興行面でも大成功
4つのプリンセス作品はすべて興行面でも成功し、5億ドル以上の売り上げを達成しました。
特に「アナと雪の女王」は当時のカルチャーアイコンにもなり、アニメーション映画最高の10億ドル(日本円にして1,000億円)以上の売り上げを達成しています。
次のプリンセス作品は「アナと雪の女王2 (Frozen2)」
ディズニールネサンス期から10年以上経ってもプリンセス映画の人気が根強い中、今後のプリンセス映画のリリースは多くのファンからの注目を集めています。
ディズニーが発表した公開予定作品唯一のプリンセス映画は「アナと雪の女王2(Frozen2)」だけでした。「アナと雪の女王2(Frozen2)」は、現在製作が進められているものの公開日が決定していません。
現在は実写作品への関心が高いディズニー
現在ディズニーが注目しているのはプリンセスではなく実写
実際、今現在ディズニーが注目しているのはプリンセス映画ではなくアニメーション映画の実写化です。
3月17日(日本公開初日は4月21日)にはアニメーション映画「美女と野獣」の実写版が公開されます。
その他にも、ディズニーはいくつかの実写版を2018年から2020年にかけて公開します。
実写映画「ムーラン」
「美女と野獣」の次に予定されている実写化作品は「ムーラン」です。「ムーラン」は1998年に公開されたアニメーション映画で、中国人の女性が父親の代わりに戦場へ赴くために男に変装し、国を守る作品です。
また、ディズニーには「プリンス・オブ・ペルシア」のようにアジアを舞台にした作品でも白人を起用した映画がありますが、「ムーラン」では世界中でキャスティングを行なっており、白人ではなくアジア人からムーラン役が選ばれるようです。
実写映画「クルエラ」
また、プリンセス映画だけが実写化の対象ではありません。2018年には実写映画「クルエラ」が公開されます。
ご存知の通り、「クルエラ」は「101匹わんちゃん」の悪役であるクルエラ・ド・ヴィルを主人公にした作品です。
クルエラ役には「La La Land」に出演し、ゴールデングローブ賞を獲得したエマ・ストーンが抜擢されました。
主人公のプリンセスではなく悪役を主役にした作品は2013年公開の「マレフィセント」以来です。
「マレフィセント」は「眠れる森の美女」の悪役マレフィセントを主人公にしており、アニメーション映画よりもマレフィセントの人間性に着目した作品です。
「アナと雪の女王2」でエルサがディズニー史上初の同性愛者として描かれる可能性が高い
次のプリンセス作品、つまり「アナと雪の女王2」の内容に関してはまだ分かりませんが、エルサがディズニープリンセス史上初のLGBTとして描かれる可能性が高いのは事実です。
「モアナと海の伝説」の監督ロン・クレメンツはインタビューでこう答えています「LGBTに対してオープンになっている現在、エルサがLGBTとして描かれる可能性は高い」。
また、この意見に対して共同監督であるジョン・マスカーも同意しています。
「監督、ディレクトリカルチームがLGBTのプリンセスとして描きたいと望み、そしてチーフ・クリエイティブ・オフィサーのジョン・ラセターがこのアイデアを気に入れば実現できるだろう。
でも、今までやろうとしたことに制限を設けられたことは実は全くないんだよ。」
白雪姫が登場した1937年から72年後にアフリカ系アメリカ人のプリンセスが初めて登場しました。
時代の移り変わりとともに、新しいプリンセス像が作られるのは当然のことでしょう。