この記事では、続編「アナと雪の女王2(Frozen2)」の最新情報(あらすじ&内容)についてご紹介します。
ディズニーアニメ映画史上最大の興行収入を達成した「アナと雪の女王」。
続編「アナと雪の女王2」では、エルサが女性を愛する、つまりLGBTのプリンセスになるといくつかのメディアで言われています。
今回は続編におけるエルサの描かれ方について書かれたメディアの記事をご紹介します。
いまだに人気の高い「アナ雪」
公開から3年経った今年のディズニーハロウィーンでも、一番多かった仮装が「アナ」だったことをご存知でしょうか。
世界各国の興行収入でも2番目に高かった日本。多くのファンが続編を待望していることと思います。
実は、すでに続編の公開が来年に予定されており、監督のクリス・バックも続編の製作に前向きな姿勢を見せています。
続編ではエルサが女性を愛する。
多くのファンから待望されてはいるものの、いまだに情報が語られない続編アナ雪。
しかし今日、エルサに関するニュースが海外の大手WEBサイト「International Business Times」で報じられました。
タイトルは「Frozen 2 Sequel Update: Queen Elsa to be Disney's first-ever lesbian princess?」。
つまり続編では、主人公のエルサがレズビアンとして描かれる可能性があるようです。ちなみに、今まで女性を愛するプリンセスが描かれたことはありませんでした。
また、別のWEBサイトitechpostでもこの可能性に追及しています。
続編では、エルサとオラフがそれぞれ自分自身の愛を探し求めるところにスポットが当たるようです。itechpostの記事によれば、オラフは美しい雪だるま、エルサは女性を愛の対象に選びます。
さらに信ぴょう性のある情報が入りました。
Huffington Post,に掲載された「モアナ」に関する記事で、監督のロン・クレメンツと、ジョン・マスカーがLGBTが今後のディズニー映画で描かれる可能性について質問された際に、
“It seems like the possibilities are pretty open at this point.”
と答えています。
つまり、今現在ディズニー映画でLGBTを描くハードルが非常に下がっているのです。
“It would be driven by a director or a directorial team that really wanted to push that, but I would say we haven’t ever really had restrictions placed on what we’ve done.”
「監督や製作チームによってLGBTが描かれることもあるだろう。私が言えることは、もはや今はそれを描くハードルがないということだ。」
アナ雪でLGBTが描かれる背景
アナ雪でLGBTが扱われる背景に、同性愛者のコミュニティーがハリウッド映画における「LGBT」の自由な表現を推奨している経緯があります。さらに、世界的なLGBT理解への普及も後押しとなっているのでしょう。
アナ雪でLGBTが描かれることによる影響
この展開は、子どもに映画を見せる親や、既存のディズニーファンからの反対が少なからず起きるかもしれません。
ディズニーは今までモラルのある映画を生み出してきました。
それゆえに、ディズニーがエルサをレズビアンとして描くということは、LGBTが社会的にポジティブなものであるというディズニー社の表明です。また社会へLGBTへの理解を促すメッセージでもあります。
結果的には、「社会をより良くするために何をすればよいのか」、この問題に子どもたちを直面させる機会にもなります。
ブロードウェイ版「アナ雪」ではズボンスタイルになる
ディズニーファンですが、プリンセスのズボンスタイルには新鮮さを感じます。
ただ、とてもエルサらしいというか、似合ってますよね。
0
実は、「アナ雪2」のクリエイターが、本作のヒントがブロードウェイ版「アナ雪」にあると語っています。
このシーンが何か示唆している可能性があります。
日本でもLGBTを公表する著名人が増えています。
世界的な流れを受けて、LGBTへの理解を促進させる内容になるのか...気になるところですね。
公開予定は2017年です。
また、続編「アナと雪の女王」ではエルサの声がイディナ・メンゼルからリアーナかテイラー・スウィフトに変更される予定であると報じられています。
【参考】
"Frozen 2 Sequel Update: Queen Elsa to be Disney's first-ever lesbian princess?" International Business Times