2016年の各アワードで注目されているミュージカル映画「La La Land」。
すでにヴェネチア国際映画祭やNY批評家協会賞(作品賞)、LA映画批評家協会(音楽賞)で複数の部門にノミネートし、映画ファンや批評家から高い評価を得ています。アメリカでの公開は12月(日本での公開は来年2月24日です)。
ミュージカルファンによる!『La La Land(ラ・ラ・ランド)』解説|2016年公開ミュージカル映画
今回「La La Land」の主演に抜擢されたのが36歳のカナダ人俳優ライアン・ゴズリング。
今までに3回のゴールデングローブ賞ノミネート。1回のアカデミー賞ノミネート。出演する映画のすべてで高い評価を得る俳優です。
では、ライアン・ゴズリングの作品で最も高い評価を得ている作品はなにか?
今回の記事では、評価の高いライアン・ゴズリングの映画を11作品ご紹介します。
それではライアン・ゴズリングのベスト作品を11位よりご紹介します
今回作品を評価するにあたり参考にしたのが「Rotten Tomatoes」。海外最大の映画レビューサイトです。
目次
69点 きみに読む物語 (2004)
あらすじ&解説
ノース・カロライナにやって来た良家のアリーは、地元の青年ノアから熱烈なアプローチを受ける。身分違いの二人はやがて愛し合うようになるが...情熱的なラブストーリーで、日本での評価は恋愛映画の中でもかなり高い。
ライアン・ゴズリングは地元の青年ノア役を演じている。相手役はレイチェル・マクアダムス。
78点 ラブ・アゲイン (2011)
あらすじ&解説
幸せな人生を歩んできたきた中年の男が、妻から急に離婚の話をされたことから巻き起こる騒動を描いたロマンティック・コメディー映画。
ライアン・ゴズリングは主人公の娘に恋するジェイコブ・パーマー役を演じている。
78点 プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命 (2012)
あらすじ&解説
妻子を養うため銀行強盗をする天才バイクライダーと昇進を目指す野心的な新米警官をめぐる因果を現在、未来で描いた作品。
ライアン・ゴズリングはバイクライダーのルークを演じている。
78点 スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜 (2011)
あらすじ&解説
マイク・モリス知事の大統領選挙キャンペーンチームで参謀役を務めるスティーヴンは、ライバル陣営から選挙戦を揺るがす重大な秘密を知ってしまう。やがてスティーヴンは激しい情報操作戦へと巻き込まれてゆく。
ライアン・ゴズリングはスティーヴン役を演じている。
83点 タイタンズを忘れない (2000)
あらすじ&解説
人種差別が未だに残る1970年代のアメリカが舞台。白人と黒人の高校が統合され、黒人差別を行う住民が反対する中、人種混合のアメリカン・フットボールチームが苦難を乗り越え、成功を勝ち取ってゆく実話を基にしたスポーツドラマ。日本での評価はとても高い。
ライアン・ゴズリングは白人の選手アラン・ボズレイ役として出演している。
83点 ブルーバレンタイン (2010)
あらすじ&解説
かつて夢中で愛し合った夫婦の結婚後のすれ違いと、その後を描く。
ライアン・ゴズリングは夫ディーン役を演じている。
83点 ラースと、その彼女 (2007)
あらすじ&解説
小さい頃のトラウマからリアルドールとの恋愛関係に没頭する青年と、彼を取り巻く人々の人間模様が展開するユーモラスな映画。
ライアン・ゴズリングはリアルドールに恋をする主人公ラースを演じる。
86点 ドライヴ (2011)
あらすじ&解説
映画のカースタントマン、逃がし屋という昼と夜で別の世界に生きる男が、ある既婚女性へ抱いた愛のために危険な抗争へと突き進む。カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した緊張感あふれるサスペンス映画。
ライアン・ゴズリングは主人公のドライバーを演じた。
87点 ハーフ・ネルソン
あらすじ&解説
アメリカのミドルスクールの教師ダンは、慣例にとらわれない歴史の授業で生徒からも人気。しかし、ダンは薬物の常習者だった。不倫相手とバスケットボールの試合を見た後、コカインを使用しているところを教え子のドレイに見つかってしまう。ダンはドレイとの仲を回復しようとするのだが...
教師ダンを演じたゴズリングはアカデミー主演男優賞にノミネート。
88点 マネー・ショート 華麗なる大逆転 (2015)
あらすじ&解説
舞台は2005年のアメリカ。2008年のサブプライムローン危機以前に、その可能性に気づいた金融トレーダーが、ウォール街を出し抜こうと計画し、実行する様子が描かれる。
ライアン・ゴズリングは銀行家ジャレド役を演じている。
93点 La La Land (2016)
あらすじ&解説
クラシックなハリウッドミュージカルを意識した映画。監督は「セッション」のデミアン・チェザレ。
ウエイトレスをしながら女優を目指すミア(エマ・ストーン)と、さびれたバーで演奏しているジャズ・ピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴスリング)が主人公。
愛し合う彼らはお互いの夢を追い求めるが、同時に恋愛にも亀裂が生まれてくる。夢を追うのか、恋を追うのか、二人はそのはざまにおかれることになる。
ライアン・ゴズリングのベスト作品11をご紹介しました。
1位はミュージカル映画「La La Land」。海外の観客&批評家から97点という圧倒的な評価を得ました。間違いなく、アカデミー賞でも複数のノミネートが予想されます。日本で見られるのは来年2月公開時にも大きくメディアに取り上げられるでしょう。
【2016年】NY映画批評家協会賞発表!「La La Land」が作品賞に輝く。
すべてライアン・ゴズリングの魅力を伝える作品ですが、特に私の印象に強く残っているのが11位だった「きみに読む物語」。
アカデミー賞に5部門ノミネートした「マネー・ショート 華麗なる大逆転」
ゴールデングローブ賞ノミネートの「スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜」をまずは見てみるのはいかがでしょうか。
30代を代表するハリウッドスターのライアン・ゴズリング、ベスト映画10でした。