ディズニー映画「アナと雪の女王」のアナザーストーリーが公開!
@DISNEY
この記事では、ディズニーアニメーション映画「アナと雪の女王」の今まで秘密にされてきたアナザーストーリーをご紹介します。
公開されて4年も経ちますが、いまだに記憶に新しいディズニーアニメーション映画「アナと雪の女王」。「Let It Go.」の歌詞「ありのままの〜」はディズニーファンでなくても知っているくらい社会現象になりました。
2017年にはアメリカでミュージカル化され、2018年にはブロードウェイの舞台で上演されることが決定しています。
しかし、成功の裏にオリジナルのエンディングが存在していたことをご存知でしょうか?
この記事では、今まで明らかにされてこなかった「アナと雪の女王」のエンディングを中心に、アナザーストーリーをご紹介します。
「アナと雪の女王」のアナザーストーリー
海外エンタメ誌Entertainment Weeklyのインタビューで、映画のプロデューサーであるピーター・デル・ヴェッチョが「アナと雪の女王」製作秘話を公開しました。
アナとエルサは姉妹ではなかった
「この物語を製作する最初の頃、アナとエルサは姉妹ではありませんでした。さらにいえば、王室の娘でもなかったのです。」
製作当初、エルサとアナはアレンデールの王室の姉妹ではなかったのです。
エルサはヴィランズ(悪役)だった!
デル・ヴェッチョは暴露します。「アナはプリンセスではなく、またエルサは自ら雪の女王を名乗る女性でした。エルサは実際のストーリーとは違い、ヴィランズ(悪役)で純粋な悪だったのです。よりアンデルセンの物語に近い内容でした。
女性のヴィランズと純真無垢な女性のヒロインのストーリー。最後には、エルサが雪で作ったモンスターとアナが対決します。」
最後ではありませんが、完成版でも雪のモンスターがアナの行く手を阻みます。モンスターとアナが対決するシナリオは完成版にも活かされていると言えますね。
エンディングを変えたのは監督の想い
また、実際の「アナと雪の女王」のストーリーでは、プリンスであるハンスが悪役になります。これ、実はディズニー作品では意外な展開なのはご存知でしたでしょうか?
今までのプリンセス作品では、プリンスまたは男性キャラががプリンセスを助けるというお決まりのパターンがありました。中には「塔の上のラプンツェル」「ティアナと魔法のキス」のように男が助けられる展開もあります。
しかし、「アナと雪の女王」の場合、どちらのパターンにも合致しません。本来であればプリンセスを助けるべきプリンスのハンスが悪役となり、エルサとアナの姉妹を窮地に追い込みます。
過去のディズニー作品のパターン化されたストーリーから新しいプリンセス作品を生み出したきっかけは、監督であるクリス・バックの想いでした。
「クリス・バックが最も気に入っていたシーンはアナの心が凍り、溶かさないといけなくなった場面です。」とピーター・デル・ヴェッチョは語ります。
「クリスはこう言っていました、
『いつも真実のキスで問題が解決する必要があるのかい?常に男が女性を助けにいかないといけないの?何か違うことはできない?』
そうして、違う結末にしたのです。」
今回4年経ってはじめて明らかにされた「アナと雪の女王」アナザーストーリー。
1つ言えるのは、「アナと雪の女王」がディズニーにとってチャレンジな作品であるということです。
実は、続編となる「アナと雪の女王2」の製作も考えられているようです。
今後ディズニーが素敵な作品を通してどんな世界や物語を見せてくれるのか楽しみですね!
このサイトでは、今後もディズニー作品を注目してゆきます。