ミヒャエル・クンツェ脚本のミュージカル「ドン・カミッロ&ペッポーネ」あらすじ・キャスト・音楽・魅力についてご紹介します。
東宝や宝塚歌劇団の次回作として日本でも多くのファンが上演を期待しているミュージカルです。
写真はすべて公式サイトより
ミュージカル「ドン・カミッロ&ペッポーネ」を3分で解説!おさえておくべき3つのポイント
音楽・演出・脚本家について
「エリザベート」「モーツァルト!」の作詞・脚本家ミヒャエル・クンツェ
日本のミュージカルファンでミヒャエル・クンツェを知らない人はいないでしょう。
「エリザベート」「ダンス・オブ・ヴァンパイア」「モーツァルト!」「レベッカ」「マリー・アントワネット」「レディ・ベス」の作詞・脚本を手掛けました。
作曲家はダリオ・ファリーナ
「フェリシータ」のようなポップミュージックからアンドレア・ボッチェリへの楽曲提供まで幅広く活動している作曲家です。
演出はアンドレアス・ジェルゲン
オペラ、オペレッタ、ミュージカルを今までに80作品以上演出してきたベテラン演出家。オペラでは「魔笛」、ミュージカルでは「ヘアスプレー」など。
振付はデニス・キャラハン
「モーツァルト!」「エリザベス」「ダンス・オブ・ヴァンパイア」などのミュージカル作品の振付家として活動してきました。
あらすじ・ストーリーについて
イタリアの作家ジョヴァンニ・グアレスキの小説を元にしたミュージカル。ジュリアン・デュヴィヴィエ監督により1951年に映画化もされています。
主人公は司祭のドン・カミッロと共産党村長のペッポーネ。背反する主義・主張ながらも、深い友情と相手への敬意でつながりあう二人の熱い関係を描いた作品です。
お互いの子どもであるマリオリーノとジーナが恋をして結婚するなど、シェイクスピア「ロミオとジュリエット」にも影響されています。
公演日程・上演歴について
「ドン・カミーロ&ペッポーネ」は2017年1月27日にローナッハ劇場で初演を迎えました。このイタリア生まれの名作を製作したのはウィーン劇場協会です。
ウィーン版キャスト紹介
ドン・カミッロ
アンドレアス・リシュタンベルジェ。今までにミュージカル「ラ・マンチャの男」「ターザン」「マンマ・ミーア!」などに出演。
ペッポーネ
フランク・ウィンケルス。今までにミュージカル「シカゴ」「ヘアスプレー」「フル・モンティ」に出演。
最近は数多くのウィーンミュージカルが日本でも上演されています。また、ブロードウェイのクリエイターもブロードウェイだけでなく、ウィーンに活躍の場を移すパターンもみられます。
今後もこのサイトではウィーンミュージカルの最新情報をお届けしますね。