最近、TSUTAYAに行ってDVDを借りようにも有名な作品や、見たい作品はほとんど見てしまって、次に何を見ようか迷うことがしばしばあります。
題名やあらすじを見ても内容がいまいちわからない作品には手があまり伸びませんよね。
お金と時間を費やして「なんだ、駄作じゃん」って思うのも嫌ですし。
アクション映画ゾーンて広いけど、知らない作品ばかり。どれも同じように見える...なんて経験ありませんか?
そんな時に、あまり知られていないけど、評価の高い作品が一覧になったランキングがあれば非常に助かりません?
ということで!今回の記事では、あまり知られてないけど実は評価が高くて面白い作品ランキングを発表します!!!
★95点 イヴの総て (1950)
- 「ロッテントマト」 批評家:100% 観客:94%
- 「IMDb」 8.3/10
- 監督:ジョーゼフ・リーオ・マンキーウィッツ
- 役者:ベティ・デイヴィス/アン・バクスター
あらすじ
ある日、新進女優イヴ・ハリントンはアメリカ演劇界の栄えあるセイラ・シドンス賞に輝いた。だが、彼女がここまで上り詰めるには、一部の関係者たちしか知り得ない紆余曲折の経緯があった。8ヶ月前、田舎からニューヨークへ出てきたイヴは、ひょんなことからブロードウェイで活躍する憧れの舞台女優マーゴの住み込み秘書となった。マーゴは自分のファンであるイヴに目をかけるのだが、イヴはこれを皮切りに、劇作家や有名批評家に巧く取り入り、マーゴまでも踏み台にしてスター女優へのし上がっていく…。
アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞など6部門を受賞。ミュージカルファンなら聞いたことある「アプローズ」はこの作品をミュージカル化したものです。
また、端役でマリリン・モンローが出演しています。
★95点 黄金 (1948)
- 「ロッテントマト」 批評家:100% 観客:93%
- 「IMDb」 8.3/10
- 監督:ジョン・ヒューストン「マルタの鷹」
- 役者:ハンフリー・ボガート「カサブランカ」/ウォルター・ヒューストン
あらすじ
1920年代のメキシコ。職も無くうらぶれたアメリカ人ドッブス(ハンフリー・ボガード)と相棒のカーティンは、ある日、老人ハワードからシエラ・マドレの山で金が出るという情報を聞きつけた。そして、2人は偶然当てた宝くじの僅かな賞金を元手に道具をそろえ、ハワードを連れて現場へ向かうことに。そして見事に砂金を掘り当てる。しかし、それ以来、3人は互いに猜疑心を強めていく…。
「ロッテントマト」のウエスタン映画部門で堂々の1位を獲得した作品が「黄金」。
ジョン・ヒューストンはこの作品でアカデミー助演男優賞を獲得しました。
★94点 フープ・ドリームス (1994)
- 「ロッテントマト」 批評家:98% 観客:93%
- 「IMDb」 8.3/10
- 監督:スティーヴ・ジェームズ
あらすじ
貧困から脱出するためにも、アーサー・エージーとウィリアム・ゲーツの二人は、人生をバスケットに賭けざるをえなかった。困難に幾度となくぶつかりながらもバスケットを続けた四年間を記録したドキュメンタリー映画。
★94点 ローラ殺人事件 (1944)
- 「ロッテントマト」 批評家:100% 観客:91%
- 「IMDb」 8.1/10
- 監督:オットー・プレミンジャー「悲しみよこんにちは」
- 役者:ジーン・ティアニー/ダナ・アンドリュース
あらすじ
有名でかつ美貌の女性デザイナー、ローラ・ハントが、何者かに顔面を撃たれて殺されるという事件が起こった。事件を担当した刑事マクファーソンは、三人の容疑者に的を絞って捜査を開始するが、悩みつかれたマクファーソンは……。殺人事件を追う探偵の活躍を描いたミステリー。
アカデミー撮影賞も受賞した批評家から評価の高いミステリー作品。
★92点 運命を分けたザイル (2003)
- 「ロッテントマト」 批評家:93% 観客:92%
- 「IMDb」 8.1/10
- 監督:ケヴィン・マクドナルド
解説
世界中で大ベストセラーを記録したノンフィクション文学「死のクレバス アンデス氷壁の遭難」をケヴィン・マクドナルド監督が映画化。遭難を経験したジョー・シンプソンとサイモン・イェーツが実際に出演している。壮大なサバイバルとアドベンチャーの実話が、アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞の受賞歴のある監督により、見事に映像化されている。
あらすじ
登山家のジョー・シンプソンとパートナーのサイモン・イェーツはペルーのシウラ・グランテの登頂に成功する。しかし、下山途中、猛吹雪に見舞われ足場が崩れたジョーは片足を骨折してしまうのだった。
https://youtu.be/7Mcdw79l5fQ
★91点 マーダーボール (2005)
- 「ロッテントマト」 批評家:98% 観客:89%
- 「IMDb」 7.8/10
- 監督:ヘンリー=アレックス・ルビン/ダナ・アダム・シャピーロ
解説
その激しさから別名“マーダーボール”と呼ばれる、車椅子ラグビーで世界の頂点を目指す男達の姿をとらえたドキュメンタリー映画。事故や病気で体の自由を奪われた男達が、ラグビーとの出会いによって希望を見い出し成長する姿を描く。かつてアメリカ代表選手として活躍し、現在はカナダ代表チームの監督となった、ジョー・ソアーズとの因縁の戦いも見逃せない。戦車のような車椅子で激しくぶつかり合うプレーは圧巻そのもの。
あらすじ
交通事故に遭い、四肢マヒ障害を負ったズパンは“車椅子ラグビー”のアメリカ代表選手。同じくアメリカ代表チームの仲間、ホグセットはケンカ、ルハノは幼いころの病気が原因で車椅子の生活を送っている。彼らは2002年にスウェーデンで開催された、車椅子ラグビー世界選手権大会で世界ランキング5位のカナダと対戦する。
★91点 反撥 (1965)
- 「ロッテントマト」 批評家:100% 観客:87%
- 「IMDb」 7.8/10
- 監督:ロマン・ポランスキー「戦場のピアニスト」
- 役者:カトリーヌ・ドヌーヴ「シェルブールの雨傘」
あらすじ
ロンドンで働くポーランド人の姉妹キャロルとヘレン。姉のヘレンが活動的な性格なのに対し、妹のキャロルは内気な女性だった。姉とその恋人との情事の音を毎晩のように聞かされていたキャロルは、次第に男性恐怖症に陥っていく。そしてその一方で、男との官能を妄想するようになる。やがてその幻想は、彼女に殺人を犯させるまでになっていく……。男性恐怖症の女性が、狂気に蝕まれていく様を描いたサイコ・スリラー。
ベルリン国際映画祭で銀熊賞を獲得した作品。内気な妹キャロル役を「シェルブールの雨傘」や「8人の女たち」で知られるカトリーヌ・ドヌーヴが演じる。
★90点 めぐり逢わせのお弁当 (2013)
- 「ロッテントマト」 批評家:96% 観客:86%
- 「IMDb」7.8/10
- 監督:リテーシュ・バトラ
- 役者:イルファーン・カーン「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」
あらすじ
本作で長編デビューを飾るインドの新鋭リテーシュ・バトラが監督と脚本をつとめ、インドの弁当配達システムを題材に描くドラマ。間違えて届けられた弁当が取り持つ孤独な男女の出会いと心に染みる交流を映し出す。『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』や『ジュラシック・ワールド』などに出演しているイルファン・カーンが主人公を好演。弁当箱に入った手紙を通してお互いを知る二人の繊細な物語に心奪われる。
解説
インドの大都会ムンバイでは、ダッバーワーラーと呼ばれる弁当配達人たちがランチタイムに弁当をオフィスに届けて回る。ある日、主婦のイラ(ニムラト・カウル)が心を込めて作った弁当が誤ってサージャン(イルファン・カーン)のもとに届く。イラは料理を通じて夫の愛を取り戻したいと願い、妻に先立たれたサージャンは久々の手料理の味に心動かされるのだった。
カンヌ国際映画祭の観客賞を含め、世界中の映画祭で賞を受賞している名作。
★89点 ブルックリン (2015)
- 「ロッテントマト」 批評家:97% 観客:88%
- 「IMDb」 7.5/10
- 監督:ジョン・クローリー
- 役者:シアーシャ・ローナン「つぐない」
解説
『つぐない』などのシアーシャ・ローナンが主演。アイルランドからニューヨークに移住した女性の青春の日々を映すドラマ。アイルランドの片田舎から大都会のニューヨークにやって来たヒロインが、戸惑いながらも自らの宿命と愛に身を任せる姿に迫る。『ハリー・ポッターシリーズ』のジュリー・ウォルターズや『アイリス』のジム・ブロードベントらベテラン俳優が共演。二つの国と二人の男性の間で引き裂かれていくヒロインの成長物語が胸に響く。
あらすじ
アイルランドの町で暮らしているエイリシュ(シアーシャ・ローナン)は、綺麗で仕事もバリバリこなす姉のローズ(フィオナ・グラスコット)とは正反対だった。内気な妹の未来を心配するローズの考えもあり、エイリシュはニューヨークに渡ることを決意する。しかし、田舎町での静かな生活とは全然違う暮らしが彼女を待ち受けていた。
トレイラー見ましたが、20世紀前半のアイルランド、そしてニューヨークを描いた作品で、街並みや登場人物のファッションがおしゃれですね。男も女も可愛さがある。主人公の葛藤を通して希望の道筋を見出せる気持ちい映画です。
また、批評家の評価が97%と高いので、役者の演技力にも絶対に注目すべき映画です。主人公の演技力が素敵で、なおかつそれを支えるベテラン俳優たちが確実な演技力で映画を盛り立ててゆきます。
★88点 セイ・エニシング (1989)
- 「ロッテントマト」 批評家:98% 観客:85%
- 「IMDb」 7.4/10
- 監督:キャメロン・クロウ「あの頃ペニー・レインと」
- 役者:ジョン・キューザック「マルコヴィッチの穴」
あらすじ
ジョン・キューザック主演、憧れの女の子にアタックを試みた青年が展開する恋模様を描いた青春ラブ・ストーリー。卒業を間近に控えたある日、キック・ボクシングに熱中する青年ロイドは、美人で優等生の娘ダイアンへのアタックを女友達の前で宣言した。無謀に思われた卒業パーティーへの誘いを彼女は意外にもOKの返事。次第に打ち解け合っていく二人の心はやがて互いを一つに結びつける……。
★88点 ザ・タウン (2010)
- 「ロッテントマト」 批評家:94% 観客:85%
- 「IMDb」 7.6/10
- 監督:ベン・アフレック「アルゴ」
- 役者:ベン・アフレック「アルマゲドン」
解説
「アルマゲドン」など俳優として活躍する一方、前監督作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』が高い評価を受けたベン・アフレックの監督第2作。強盗団のリーダーと人質女性の愛を軸に、犯罪都市に生きる者たちの生きざまが描かれる。監督であるベン・アフレックが主演を務めるほか、『それでも恋するバルセロナ』のレベッカ・ホールや「MAD MEN マッドメン」のジョン・ハム、「ゴシップ・ガール」のブレイク・ライヴリーら、豪華実力派キャストが出演。スリリングで骨太な運命のドラマが味わえる映画。
あらすじ
綿密な計画を立て、ある銀行を襲撃したプロの銀行強盗一味のリーダー、ダグ(ベン・アフレック)は、思わぬ事態から支店長のクレア(レベッカ・ホール)を人質にする。その後クレアは無事解放される、しかし強盗たちの影におびえる日々を過ごす。そんな中、彼女は魅力的な男性に出会うが、その男性こそが自分を人質にしたダグなのだった。
「アルゴ」でアカデミー監督賞や作品賞を受賞したベン・アフレックの監督兼出演作品。
アカデミー賞ではジェレミー・レナーが助演男優賞にノミネート。
★86点 さよならゲーム (1988)
- 「ロッテントマト」 批評家:97% 観客:83%
- 「IMDb」 7.1/10
- 監督:ロン・シェルトン
- 役者:ケビン・コスナー「ダンス・ウィズ・ウルブズ」
あらすじ
ケビン・コスナー演じる決して若くはないマイナー・リーグのキャッチャーと、彼を追いかける女の恋のやりとりを中心に、“二流”の人生をおくる男たちの哀感を見事に描いた傑作。人生を野球にたとえ、その中でアメリカ人の哲学を掘り下げていくという手法が素晴らしい。同時期に製作された「メジャーリーグ」とよく比較されるが、こちらの方が一枚上手である。
ニューヨーク批評家協会、そしてロサンゼルス批評家協会から脚本賞を受賞した作品。