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【"月組は人気がない"は本当か?】『夢現無双』『クルンテープ』の感想「トップ娘役への拍手の少なさが気になった」から考える月組の現状と今後について

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『夢現無双』『クルンテープ』の感想は「トップ娘役への拍手の少なさが気になった」【月組の人気の現状と今後について】

昨日は、月組公演 『夢現無双 -吉川英治原作「宮本武蔵」より-』『クルンテープ 天使の都』を東京宝塚劇場まで観劇してきました。

作品を観た時の「トップ娘役への拍手が少ない」という感想や、チケットの売上から、「月組の人気の現状と今後」について書きましたので、ぜひご覧ください。

 

『夢現無双』『クルンテープ』の感想は「拍手」が少ない

特に気になった点ですが、「出演者に対する拍手」が少ない気がしました。

GW中の公演、また土日ということもあり、一般のお客様が多いという点も大きな理由だと思いますが、それにしても少なかったと思います。

特に、トップ娘役"美園さくら"への拍手が異様に少なかったです。

私も、これが美園さくらにとって「大劇場お披露目公演」であることは、家に帰る途中でやっと思い出すぐらいでした。

 

『夢現無双』のチケットは5組の中でも最も手に入れやすかった

話は逸れますが、東京公演のチケットは完売ですが、

おけぴの掲示板を見てみると譲り手の見つからない今回の公演のチケットが並んでいます。

私もこの掲示板で譲渡することがありますが、今人気のある雪や花はもちろんのこと、その他の組でも譲り手はすぐに見つかります。

むしろチケットが完売すること自体がすごいことですが、他組と比較すると明らかに月の人気が低いと感じました。

美弥さんの退団公演であり、彼女の姿を目に焼き付けたかったため5公演ほど一般発売の前にチケットを予約しましたが、これほど簡単に取れるのを逆に不思議に感じていました。

 

月組に潜む"ちぐはぐ"感と、なぜ"美園さくら"感

宝塚ブームの中、月組公演があくまでも「相対的に人気がない」ことについて考えた結果、一番の理由としては、ちゃぴがいないという明確な原因(ちゃぴだからこそできた作品ばかりだった)はさておき、作品の出来の根底を成すスター二人の相性が"ちぐはぐ"だからだと思いました。

大劇場トップお披露目公演なのに(ちなみに「雨に唄えば」も「オン・ザ・タウン」も見てます)、正直な気持ちとしては、珠城りょうの相手役として「美園さくらのトップ就任にこだわった理由とその結果」があまり見えてこないのです。

ファンには申し訳ないですが、美園さくらは力量で推すには、正直物足りなさを感じます。

特に、愛希れいかの後釜ですから、当然元々宝塚を見てきたファンは「スキル面での違いはしょうがない」と、その"物足りなさ"を感じないようにしても、空白感を埋められずにいると思います。

また、珠城りょうは"主演"が似合うスターですが、歌やダンスで娘役を支えられるスターではないという宝塚ファンからの意見が多いです。

となると、演技面や精神面で支える役割がトップ娘役には求められると思うのですが、

美園さくらはクセのある演技かつ精神的にも良い意味で弱さが見えないので、演技面でも精神的にも支えられる余地を感じません。

トップである珠城りょうを立たせるための娘役だとすれば、精神的に支えを必要とするような儚い娘役、"海乃美月"が合っていたと思います。

妻は「スキル的な相性は抜きにしても、美園さくらは隣に並んだ時に海乃美月よりもたまきちをカッコよく見せることができる」とっていますので、ヴィジュアル面ではお似合いということでトップに起用したのでしょうか。

ですが、個人的には月城かなとと海乃美月の相性が良いと思っており、珠城りょう退団後のことも考えると、トップ娘役は海乃美月で良かったのでは?とあらためて今回の『夢現無双 -吉川英治原作「宮本武蔵」より-』を見て思いました。

 

月組人気の回復には正統派"月城かなと"のトップを

ただ、暁千星と美園さくらは、どちらもダイナミックなダンスに持ち味があるスターなので、二人の相性は比較的良いと思っています。

月城かなとファンとしては、美園さくらが残り、暁千星と組むというのは避けたいパターンなのでないかと思いますが、礼真琴と舞空瞳の首席コンビで星組が組内の改革を進めようとするのに倣い、月組も一期違いの首席コンビが生まれることもありえなくはないなと思っています。

特に月組はThe 男役の魅力をたたえるスターよりも、後輩タイプの男役スターがトップに就任してきた系譜があるので、本当によく分からないです。

一方で、月の人気を回復させるためには、美しさと隙のない実力を兼ね備え、コアなファンもライトファンも幅広く獲得出来る月城かなとのトップ就任が必要不可欠ではないかと思うのですが、、、変則人事の月組で順当にトップまで辿り着けるのか。

ただし、妻はよく、「月城かなとって天海祐希に似てるよね」と言うのですが、変則人事でやって来た月組も、月城かなとの正統派男役の魅力で立て直したほうが良いと思います。

その時はもちろん、娘役も突飛な抜擢は不要だと思うのです。みんなはちゃぴが好きだったのであって、元男役の娘役が必ずしも成功するわけではないですからね。『夢現無双』『クルンテープ』では男役から転向した天紫珠李が推されてましたが、無理な爆上げは本人のためにもならないと思います。

 

美弥さんのいない月にはなにかしらトップクラスの変革が欲しいところ、、、

美弥さんも今回で退団し、正直なところ、月組大丈夫・・・?という印象が拭いきれないです。

月には風間柚乃まで含めると5番手までがっしりとスターが揃っていますし、花組から鳳月杏が戻ってきますが、

なんにせよ、組はスターを頂点としますので、トップがなにかしら変わらない限り、組のスタイルや作品の質、評判は変わらないと思います。

http://artconsultant.work/2018/04/02/musicaltenshokuwokwebsite/

http://artconsultant.work/

 

【今日のミュージカル公演】

5月
24

星組『鎌足−夢のまほろば、大和し美(うるわ)し−』 @ 日本青年館ホール

5月 24 @ 11:00 AM – 2:00 PM

レ・ミゼラブル @ 帝国劇場

5月 24 @ 1:00 PM – 4:00 PM

宙組「オーシャンズ11」 @ 宝塚大劇場

5月 24 @ 1:00 PM – 4:00 PM

劇団四季「アラジン」 @ 電通四季劇場[海]

5月 24 @ 1:30 PM – 4:15 PM

劇団四季「パリのアメリカ人」 @ KAAT 神奈川芸術劇場<ホール>

5月 24 @ 1:30 PM – 4:30 PM

劇団四季「リトルマーメイド」 @ 大阪四季劇場

5月 24 @ 1:30 PM – 4:30 PM

月組「夢現無双」「クルンテープ 天使の都」 @ 東京宝塚劇場

5月 24 @ 1:30 PM – 4:30 PM

花組『Dream On!』 @ 宝塚バウホール

5月 24 @ 2:30 PM – 5:15 PM

星組『鎌足−夢のまほろば、大和し美(うるわ)し−』 @ 日本青年館ホール

5月 24 @ 3:30 PM – 6:30 PM

レ・ミゼラブル @ 帝国劇場

5月 24 @ 6:15 PM – 9:15 PM

 

 

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