星組は稀惺かずとがトップになるには最高の組だと思う理由
2019年5月7日、105期の配属が発表され、稀惺かずとの星組配属が決定しました。
そこで、期待の若手スターである稀惺かずとの今後について語りたいと思います。
タイミングが良く、1番手に極美慎、2番手に稀惺かずとというパターンも
星組若手の路線は、現状だとすでに2度の新人公演主演に抜擢されている極美慎が当てはまるでしょう。
ただし、極美慎と稀惺かずとは5期離れており、仮に極美慎がトップになった場合でも、タイミング的には被らない可能性の方が高いです。
おそらく、星組の生え抜きトップとして育ててゆくつもりなのでしょうか。
3期上には102期の天飛華音、咲城けいといった期待のスターもおり、切磋琢磨できる環境も整っています。
「実力を伸ばす環境」という面でも今後の星組は最高の環境
ただ、いくら注目されているとはいえ、トップスターになるにはスター性と何かしら秀でた"実力"が必要です。
実力という面でも今後の星組は最高の環境だと思っています。
現在次期トップ男役の礼真琴、次期トップ娘役の舞空瞳、つまり首席コンビによる"実力"で、星組は実力面でも、環境面でも、人気面でも伸びてゆくと思います。
二人がトップに就任することで、組内のレベルも上がるだけでなく、"笑い"や"気合い"といったケイパビリティだけではなく、"実力"のプライオリティが高まるでしょう。
特に、まだまだ若い頃に、十年に、いや百年に一人と言っても過言ではないトップスターの下で成長できる。若手スターが実力を伸ばすには最高の環境ですね。
稀惺かずとですが、映像を見る限り、演技面で少し難がありながらも、「オーシャンズ11」のロケットでは若々しいまばゆい笑顔の奥に、芯の強さを感じました。
個人的には、男役トップスターへの道に、"松岡修造の娘"という肩書きは正直ほとんど関係ないと思います。
柚希礼音、礼真琴は入団後10年でトップに就任、となると2029年には稀惺かずとのトップが早くて見られるかもしれません。彼女がトップになった時、持ち前の"芯の強さ"や"眼ざしの強さ"といった先天的な要素だけでなく、"実力派"と言われる可能性が星組配属により高まったのではないでしょうか。
105期の組配属
花組
夏希 真斗(なつき まなと)
美空 真瑠(みそら まる)
星空 美咲(ほしぞら みさき)☆
稀奈 ゆい(まれな ゆい)☆
初音 夢(はつね ゆめ)☆
湖華 詩(こはな うた)☆
伶愛輝 みら(れあき みら)
花翔 ひかり(はなと ひかり)
月組
詩 ちづる(うた ちづる)☆
静音 ほたる(しずね ほたる)☆
七城 雅(ななしろ みやび)
朝香 ゆらら(あさか ゆらら)☆
奏羽 美緒(かなは みお)☆
遥稀 れお(はるき れお)
槙 照斗(まき てると)
水城 あおい(みずしろ あおい)
雪組
音彩 唯(ねいろ ゆい)☆
琴峰 紗あら(ことみね さあら)☆
紀城 ゆりや(きしろ ゆりや)
美影 くらら(みかげ くらら)☆
海咲 圭(みさき けい)
月瀬 陽(つきせ よう)
愛空 みなみ(あいそら みなみ)☆
希翠 那音(きすい なおと)
星組
鳳花 るりな(おうか るりな)☆
星影 なな(ほしかげ なな)☆
稀惺 かずと(きしょう かずと)
瞳 きらり(ひとみ きらり)☆
彩夏 こいき(あやか こいき)☆
大希 颯(たいき はやて)
彩紋 ねお(さいもん ねお)
青風 希央(あおかぜ きお)
宙組
山吹 ひばり(やまぶき ひばり)☆
愛未 サラ(あいみ さら)☆
聖 叶亜(ひじり とあ)
美星 帆那(みせい はんな)☆
大路 りせ(おおじ りせ)
葵 祐稀(あおい ゆうき)
泉堂 成(せんどう なる)
明希翔 せい(あきと せい)
※参考:宝塚歌劇団