2018年3月に東急シアターオーブで上演されるディズニーミュージカル「メリー・ポピンズ」
ジュリアン・フェロウズ脚本、作詞・作曲はシャーマン兄弟、主演メリー・ポピンズ役は濱田めぐみ&平原綾香。
製作会社はなんと!ホリプロ&東宝。
ついに、ホリプロ&東宝がディズニー・シアトリカル・プロダクションズの代表的な作品を大々的に上演します。
ついにディズニー・シアトリカルの代表作をホリプロ&東宝が手がける!
これは日本のミュージカル界にとって記念すべき公演です。
今までは劇団四季がディズニー・シアトリカルの作品を上演してきましたが、ついにホリプロ&東宝も参戦しました。
今後、ディズニー作品、例えば「アナと雪の女王」なども劇団四季ではなく東宝やホリプロが手がけるなんて話も出てきそうです。
もちろん、劇団四季は常設の劇場でロングラン公演を目的にしているので、大々的な作品は劇団四季での上演がディズニーにとっても利益になりますが、主にアニメ作品を原作としないミュージカル(「ニュージーズ」など)に関しては、ホリプロ&東宝も手がけてゆくでしょう。
前日に大博打うちますといっていたホリプロの堀さん、絶対に当たりますから大丈夫です。むしろディライトフル・ウェイ!
「大博打うつ?ディズニーじゃないな」と思っていたやさきのメリー・ポピンズ。ただでさえディズニー作品なのに、濱田めぐみに平原綾香というミュージカル界歌唱力の頂点に立つ二人を一気に持ってきたという大胆なキャスティング。
少なくともミュージカルファンであればダブルキャスト×2の4回は見に行くでしょう。満席も満席です。
この記事では、ディズニーミュージカル「メリー・ポピンズ」のあらすじ、キャスト、チケット、公演スケジュールをまとめてご紹介します。
本日も"ディズニーのことならアートコンサルタント"をお読みいただきありがとうございます。
いやーーーーーーーー!!!!!!あらためて
メリー・ポピンズかーい、
「楽しい水曜日〜♪」ですね。わかる方はメリー・ポピンズ好き。
いや、「シュレック」か「マチルダ」かなと思っていたら、ディズニー。
マシュー・ボーン振付ですよ!まずはそこね。コンテンポラリー・ダンス界では最も知られる振付家が手がけたミュージカル。ちゃんとローレンスのコレオグラフィー賞獲得しています。
マシュー・ボーンつながりなのかバートに大貫さん選ばれてますね。えっ歌えるのか・・・バート結構歌うぞ、ブロードウェイ版のバートは主演男優賞でトニー賞ノミネートしてるぞ、「ステップ・イン・タイム」が熱くなりそうです!
個人的には花代さーん!!!
元劇団四季の木村花代がまさかのお母さんウィニフレッド・バンクス。「古い鎖を断ち切って」はミュージカル版にはありませんが、しかし楽しみすぎる!
ちゃっかり島田歌穂
島田歌穂のメリー・ポピンズで全然いいでしょう。タイトルロール全く問題ないですよ。
バードウーマン/ミス・アンドリューを演じます。
2018年3月 東急シアターオーブ&梅田芸術劇場
2018年3月に東急シアターオーブ、4月に梅田芸術劇場で平原綾香&濱田めぐみ主演「メリー・ポピンズ」がついに上演されるのですが。
東急シアターオーブで今後上演される東宝ミュージカルのスケジュールは以下の通り、
- 9月「ファインディング・ネバーランド」
- 10月「ソング&ダンス・オブ・ブロードウェイ」
- 10月「ヘドウィク・アンド・アングリーインチ」
- 10・11月「天使にラブ・ソングを」
- 2018年2月「マイケル・ボール&アルフィー・ボー」
さらに、平原綾香主演では現在8月帝国劇場にてミュージカル「ビューティフル」、濱田めぐみでは「デス・ノート」が9月に上演されます。
作詞・作曲はシャーマン兄弟
シャーマン兄弟といえば「メリー・ポピンズ」、「メリー・ポピンズ」といえばシャーマン兄弟。
「お砂糖ひとさじで」「楽しい休日」「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」「2ペンスを鳩に」「踊ろう、調子よく」「凧をあげよう」
などの名曲を残し、今でもディズニーランドではよく耳にします。
「メリー・ポピンズ」について
1964年に公開された映画「メリー・ポピンズ」はパメラ・トラバースの同名児童小説を映像化した作品。
ディズニー作品の中でも非常に重要な作品であり、映画の成り立ちについても「ウォルト・ディズニーの約束」として映画化されています。
メリー・ポピンズ役にはジュリー・アンドリューズ、相手役となるバートにはディック・ヴァン・ダイクが起用されました。
アカデミー賞ではディズニー映画至上最多の13部門ノミネートを果たし、主演女優賞含む5部門で受賞。
初演は2004年ウエストエンド
2004年ウエストエンドのプリンス・エドワード・シアターにて初演。初演の主人公は「レ・ミゼラブル」エポニーヌや「マンマ・ミーア」ソフィー役を演じたローラ・ミシェル・ケリー。
プロデューサーはキャメロン・マッキントッシュは「キャッツ」を皮切りに「レ・ミゼラブル」「オペラ座の怪人」を生み出したウエストエンドの黄金時代を築いたクリエーターです。
ブロードウェイ公演は2006年
ブロードウェイ公演のメリー・ポピンズ役はアシュリー・ブラウン。「美女と野獣」ベルや「サウンド・オブ・ミュージック」マリア役をブロードウェイで演じました。
お気付きのかたもいると思いますが、日本版でメリー・ポピンズを演じる濱田めぐみは劇団四季時代に「美女と野獣」ベル役。さらに、平原綾香は「サウンド・オブ・ミュージック」マリア役の吹き替えをしています。
何かしら彼女たちの経歴がキャスティングに影響したことと思われます。
また、バート役をウエスト・エンド、ブロードウェイで演じたのはどちらもギャビン・リー。トニー賞では主演男優賞にノミネートし、その後は「レ・ミゼラブル」テナルディエなどを演じています。
そういえば、日本版「レ・ミゼラブル」テナルディエ役の駒田さんもバンクス役で出演します。
キャスト
メイン・キャスト
- メリー・ポピンズ:濱田めぐみ/平原綾香
- バート:大貫勇輔/柿澤勇人
- ジョージ・バンクス:駒田一/山路和弘
- ウィニフレッド・バンクス:木村花代/三森千愛
- バード・ウーマン/ミス・アンドリュー:島田歌穂/鈴木ほのか
- ブーム提督/頭取:コング桑田/パパイア鈴木
- ミセス・ブリル:浦島りんご/久保田磨希
- ロバートソン・アイ:小野田龍之介/もう中学生
注目のキャスト:平原綾香
平原綾香&濱田めぐみ
徐々にミュージカルへの経験を増やしている平原綾香。ミュージカル「ビューティフル」でのパフォーマンスは正直、歌唱力だけでいえば帝劇の主演女優で過去最も高かったのではと思います。曲がポップスであるという理由もありますが、相当良かったです。
その平原綾香と、こちらもミュージカル界の歌唱力においては右に出る者がいない濱田めぐみが共演するのです。「ラヴ・ネヴァー・ダイズ」でもダブルキャストでクリスティーヌ・ダーエ役を演じた二人の比較も面白いですね。
平原綾香コメント
まさか、傘で空を飛べる日がくるなんて、思ってもみませんでした。
映画でメリー・ポピンズを演じたジュリー・アンドリュースさんとは、いろいろとご縁があり、以前は「サウンド・オブ・ミュージック」の歌とセリフの吹き替えを担当させていただいたことがあります。家庭教師役ともご縁があるみたいです。
映画版の、聡明なメリーのイメージが強かったのですが、ミュージカル版は、聡明さに“笑い”の要素も加わるので、すごく面白いミュージカルになりそうです!
ちなみに、メリー・ポピンズは宇宙人なんですって!知りませんでした・・・。そういうことなら、私も“Jupiter”なので、ある意味、ハマり役かもしれません。
濱田めぐみコメント
オーディション開始から合格までの道のりが、今まで受けてきた作品の中で1番時間を要し、大変な作品でした。
映画として全世界から愛され、各国で、舞台でも演じられているメリー・ポピンズ。
この作品が 御覧になる皆様にとって、そして関わる皆様にとって 大切な大切な出逢いになりますよう、誠心誠意 全力で努めさせていただきます。よろしくお願いします。
公式サイトより
東京公演チケット
料金
プレビュー公演:S席 12,000 / A席 8,500 / B席 3,500
本公演:S席 13,500 / A席 9,500 / B席 4,000
抽選先行発売
10月23日(月)~10月29日(日)
ホリプロオンラインチケット / 赤坂ACT倶楽部 / 梅田芸術劇場ネット会員
11月7日(火)~11月10日(金)
東宝ナビサーブ
先着先行
11月5日(日)10:00
ホリプロオンラインチケット / 赤坂ACT倶楽部 / 梅田芸術劇場ネット会員 / TBSオンラインチケット
11月18日(土)10:00
東宝ナビサーブ
一般発売
12月16日(土)
プレイガイド
大阪公演チケット
料金
本公演:S席 13,500 / A席 9,500 / B席 4,000
抽選先行発売
11月17日(金)~11月22日(水)
ホリプロオンラインチケット / 赤坂ACT倶楽部 / 梅田芸術劇場ネット会員
11月21日(火)~11月24日(金)
東宝ナビサーブ
先着先行
11月28日(火)10:00
ホリプロオンラインチケット / 赤坂ACT倶楽部 / 梅田芸術劇場ネット会員 / TBSオンラインチケット
12月2日(土)10:00
東宝ナビサーブ
一般発売
1月27日(土)
プレイガイド
公演スケジュール
東京公演:東急シアターオーブ
プレビュー公演:2018年3月18日(日)〜3月24日(土)
2018年3月25日(日)〜5月7日(月)
大阪公演:梅田芸術劇場メインホール
2018年5月19日(土)〜6月5日(火)
あらすじ
ウェストエンド、ブロードウェイを始め、世界各国で上演を重ね、愛され続ける不朽の名作が、2018年3月、ついに日本初上陸!
たくさんの問題を抱えた一家、バンクス家。
バンクス夫妻の子供たち、聞き分けのないジェーンとマイケルには、新しい家庭教師が必要で、両親、とりわけ父親のジョージ・バンクスは、しつけに厳しい人物を探していました。
そこに現れた謎めいた女性、メリー・ポピンズ!
次々と巻き起こる事件を通して、バンクス一家は、彼女こそが完璧な家庭教師だと気付いていきます。
子供たちはメリー・ポピンズに導かれ摩訶不思議で、忘れられない冒険の数々を体験しますが、彼女の不思議な力に巻き込まれるのは、ジェーンとマイケルだけでななかってのです。
評価
2004年ウエストエンド 初演
- ローレンス・オリヴィエ賞 受賞:主演女優賞、振付賞
- トニー賞ノミネート:作品賞、主演男優賞、助演男優賞、演出賞、舞台デザイン賞、衣装デザイン賞、照明デザイン賞
2006年ブロードウェイ
- トニー賞受賞:舞台デザイン賞
- トニー賞ノミネート:作品賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、振付賞、照明デザイン賞、衣装デザイン賞
満席のほとんどないホリプロ×東宝公演ですが、これはチケット確実に売り切れ必至のミュージカルです。
今後もこのサイトではミュージカル「メリー・ポピンズ」日本版についてご紹介します。
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