プリンセス・オブ・ウェールズ、ダイアナ妃をミュージカル化!ブロードウェイへ向け現在製作進行中。この記事では、ミュージカル「ダイアナ」のあらすじやクリエイティブチーム、現在の製作最新状況についてご紹介します!
Today Show
ミュージカル「ダイアナ」製作中
ミュージカル「メンフィス」の脚本・演出・作曲チームが再結成!
2010年トニー賞で作品賞・作曲賞・脚本賞・編曲賞を獲得したミュージカル「メンフィス」。日本でも山本耕史主演で上演され、人気の作品です。
そして、つい先日PLAYBILLより「メンフィス」のクリエイティブチームがダイアナ妃の半生を描くミュージカル「ダイアナ/Diana」の上演を計画していることが発表されました。
トニー賞で2010年の作品賞を獲得したチームが再びあたらしいミュージカルのために集まります!
PLAYBILL
脚本家のジョー・ディピエトロ、作詞・作曲デイヴィッド・ブライアンそして演出のクリストファー・アシュリーが初めてコラボレーションしたのがおよそ10年前。そして、彼らが今年の夏に新作ミュージカル「ダイアナ」を、パワーハウス劇場で開催されるリーディング・フェスティバルで披露します。
ニューヨークから少し離れ北部にある劇場でテスト上演を行い、今後のブロードウェイ公演に生かす目的です。
あらすじ
物語は「エリザベート」のように少女時代からはじまる
物語はダイアナが1981年に19歳でチャールズ皇太子と結婚し、プリンセス・オブ・ウェールズになる前の少女時代から始まります。
ストーリーの中心はダイアナ20代の時
「ダイアナが結婚したのは19歳です。あなたが19歳の時に世界で最も有名な人だったらと想像してみてください」脚本家のディピエトロはこうPLAYBILLのインタビューで語りました。
「ダイアナは19歳にしてプリンセスの物語を現実にしました。しかし、決してあなたが望むような形で実現できたわけではないのです。」
ストーリーはダイアナの20代が中心に描かれています。
キャストについて
出世作になるような大役
また、ディピエトロと作詞・作曲デイヴィッド・ブライアンは若くエネルギッシュな女優を起用すると強調しています。
「ダイアナは非常に大きな役です」ディピエトロは語ります、「そして数多くの才能に溢れる若い女優がいるなかで、私たちは必ず見つけだします」。
音楽について
作詞・作曲デイヴィッド・ブライアンはボン・ジョヴィのキーボードであり、ブロードウェイ「メンフィス」ではデビュー作にして作曲賞を受賞しています。デイヴィッド・ブライアンが作曲ということはミュージカル「ダイアナ」にはエレクトリックミュージックが使用されるということです。
音楽はポップ・ロックから弦楽四重奏まで幅広いジャンル!
「23もの歌があります」とデイヴィッド・ブライアンはミュージカル「ダイアナ」の音楽について語ります。「ダイアナを描くときはポップなロック、王室を描くときは弦楽四重奏、パパラッチはパンク・ギターと、様々な音楽で場面・キャラクターを描きます。そして様々な音楽が互いにマッチするよう作曲しています」。
テーマは愛・目的
キャラクターのスタイルがどれだけあったとしても、二つのことは明らかです。まずダイアナが主人公であること。「この物語は、ダイアナ自身が人生を切り開らくエネルギッシュな人物であること、しかしどうして驚くような結婚をしたのかについてをテーマにしています。」ディピエトロはこう語っています。
そして、3人のトップクリエイターが参加する作品ですが、彼らはダイアナ描かれる意味を互いに共通理解して製作しています。
「私は、人間がコアの部分で同じであると学んだのです。」ディピエトロによれば、「私たちは性別、セクシュアリティ、人種、宗教、あらゆることが誰一人として同じには生まれていません。しかし、望むことは皆同じなのです。我々は皆愛されることを望み、目的を欲しがります。もし人間の内面に入り、我々と共通するものを見つけることができるのであれば、だれでも主人公にして描くことができるのです。」
「メンフィス」のクリエイティブチームが再結成され、ロックからクラシックまで幅広い音楽でプリンセス・オブ・ウェールズについて描くミュージカル「ダイアナ」。
日本での上演も含め、今後もこのサイトではミュージカル「ダイアナ」の最新情報をお届けします。