アカデミー賞2018 サンダンス映画祭 映画 映画祭・アワード

映画『クラウン・ハイツ/CROWN HEIGHTS』公開日&あらすじ~サンダンス映画祭観客賞

投稿日:


この記事では、2017年サンダンス映画祭で観客賞を獲得した映画『クラウン・ハイツ/CROWN HEIGHTS』の公開日やあらすじ&ネタバレをご紹介します。

監督はドキュメンタリー映画にプロデューサー&監督として携わり続けてきたマット・ラスキン。主役は映画「ショート・タイム」に出演し助演男優賞にノミネートされた経歴を持つ25歳の若手俳優キース・スタンフィールドです。

photo by Ben Kutchins



映画『クラウン・ハイツ/CROWN HEIGHTS』の監督とあらすじに迫る!

監督:マット・ラスキンについて

マット・ラスキンは脚本家、監督、プロデューサー、編集として数多くの映画に携わってきました。

ドキュメンタリーのスペシャリスト

ドキュメンタリーや記録映画を中心に撮影しており、ヒップホップアーティストのクリス・”カズィ”・ロールがはじめたニューヨークの高校生を対象にした『ヒップホップ・プロジェクト』を6年間追ったドキュメンタリー映画「The Hip Hop Project」や、73分の短い記録映画「Booster」などが監督としての代表作です。

また、映画「Booster」は毎年3月にアメリカで開催されるサウス・バイ・サウスウエストでSpecial Jury Awardを獲得しています。

 

『クラウン・ハイツ/CROWN HEIGHTS』のあらすじ&ネタバレ

1980年4月10日、ニューヨーク州ブルックリンにあるクラウン・ハイツで一発の銃声が鳴り響きます。この一発の銃声により、何十年も正義を求め戦うことになります。痛ましくも、現実にあった話を映画化したのです。

実話を元に、被疑者を囲む社会の闇を見せる!

キース・スタンフィールドの心を打つ芝居によって演じられるコリン・ワーナーは、自分が犯した罪ではないのに逮捕され、被疑者の声を無視する社会の姿勢やシステムの被害者となります。事件を早く解決したい裁判所は、間違った判決をコリンに下します。しかし、彼が無実であると訴える希望を失くしたときに、彼の親友であるカール・キングはコリンの自由を取り戻すために自分の人生を捧げ、何年にも渡り彼の無実を訴え続けるのでした。そして、20年の時をへて、コリン・ワーナーは釈放されます。




 

映画『クラウン・ハイツ/CROWN HEIGHTS』の評価はいかに!

「クラウン・ハイツ/CROWN HEIGHTS」はサンダンス映画祭で観客賞を受賞しました。今までサンダンス映画祭で観客賞を受賞してきた作品は、カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞したり、アカデミー賞で作品賞にノミネートするなど、2017-2018年シーズンの映画祭で好成績を収める傾向にあります。

ここでは、「クラウン・ハイツ/CROWN HEIGHTS」の評価や、今までのサンダンス国際映画祭観客賞についてご紹介します。

『クラウン・ハイツ/CROWN HEIGHTS』の評価

脚本・監督のマット・ラスキンは、コリン・ワーナー本人の信用を得るために努力してきました。また、才能あふれるドキュメンタリー風タッチと、本当のできごとののような感覚的錯覚で、痛ましい一人の男の人生、被疑者を取り囲む恐ろしい体系的なシステムに光を当てています。

キース・スタンフィールドという卓越した俳優により、私たちが普段見ない社会を描いた「クラウン・ハイツ/CROWN HEIGHTS」は強いインパクトを残す作品に仕上がっています。

 

今までのサンダンス映画祭観客賞の功績:「セックスと嘘とビデオテープ」「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」「セッション」

スティーブン・ソダーバーグ監督が1989年に「セックスと嘘とビデオテープ」で観客賞を受賞し、その後のカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞。26歳という最年少でのパルム・ドール受賞者となりました。

IMP Awards

また、2001年にはジョン・キャメロン・ミッチェル監督のミュージカル映画「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」が受賞。サンフランシスコ国際映画祭でも最優秀観客賞を受賞しています。

2014年には「ラ・ラ・ランド」でアカデミー監督賞を受賞したデミアン・チャゼル監督が一流のジャズドラマーを目指す青年を描いた映画「セッション」で観客賞とグランプリを受賞。映画「セッション」はアカデミー賞で作品賞含む5部門にノミネート。助演男優賞、編集賞、録音賞を受賞しました。




 

映画『クラウン・ハイツ/CROWN HEIGHTS』の主役と公開日情報

主人公コリン・ワーナーを演じるのはまだ25歳の期待の黒人俳優です。彼の演技は今までの出演作でも高く評価されており、日本でも公開される日が来るのでしょうか!?

日本公開の可能性などをお伝えします。

主役キース・スタンフィールドについて

キース・スタンフィールドは1991年アメリカ出身、現在25歳。インディペンデント・スピリット賞で3部門ノミネートした映画「ショート・タイム」に出演し助演男優賞にノミネート。アカデミー賞で作品賞と主題歌賞の2部門にノミネートされた「グローリー/明日への行進」にも出演するなど注目を集める若手俳優です。

Photograph by Joy Wong

 

公開日について

映画「クラウン・ハイツ/CROWN HEIGHTS」は2015年9月より撮影が開始され、2017年1月のサンダンス国際映画祭で初公開されました。サンダンス映画祭では観客賞を受賞。現在アマゾン・スタジオが映画の配給権を取得しています。

本国アメリカや日本での公開日は決定していませんが、2012年から5年連続で観客賞を受賞した映画は日本でも公開されており、「クラウン・ハイツ/CROWN HEIGHTS」も日本での公開の可能性が高そうです。

 


 

今年アカデミー作品賞を受賞したのはバリー・ジェンキンス監督の「ムーンライト」。黒人男性の同性愛者というマイノリティを描いた作品です。「クラウン・ハイツ/CROWN HEIGHTS」の主人公であるコリン・ワーナーも罪のない被疑者というマイノリティであり、社会の問題をえぐる映画なのです。

日本では「それでもボクはやってない」という冤罪を扱った周防正行監督の作品が話題になりました。しかし、「クラウン・ハイツ/CROWN HEIGHTS」は実話を元にしており、さらに社会の真相を明らかにする映画になっています。

-アカデミー賞2018, サンダンス映画祭, 映画, 映画祭・アワード

Copyright© アートコンサルタント/ディズニーやミュージカル、ビジネス情報サイト , 2017 AllRights Reserved.