戯曲(演劇)おすすめランキング~まずは「ハムレット」からはじめよう!

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世界のトップで活躍するビジネスマンや研究者は学生時代どんな本を読んでいたのかー

「The Open Syllabus Project」が米国の大学における課題図書のランキングを発表した。

今回の記事では、数多くある本のジャンルの中でも「演劇」に注目してみたい。


 

 

世界で活躍する人間が学生時代に触れていた「戯曲」とは?

 

米国の大学では「経営」と「演劇」を専攻するなど、分野の異なるカテゴリーを同時に専攻できるのが特長だ。

また、日本では演劇を学ぶというとイコール役者を目指すと聞こえがちだが、米国の実情は全く異なる。

米国では演劇の授業とは感情のいろはを学ぶことであり、また会議や商談での「スピーチ」に活かせる科目としてもとらえられている。

よって日本よりも需要が高い。日本よりも確実に台本=戯曲が身近にある。いいかえればよく読んでいる。

 

そもそも、学問の基礎として考えられている「哲学」の始祖とも言えるプラトンの「国家」。読んだことある人はご存知だろうが、あれは対話形式で書かれている。まさに台本である。台本を通して、つまり会話を通して学ぶことを習慣づけるのが海外での教育方針であり、文化なのだ。

なので、日本人も海外で働いたり勉強をする上で基礎的な戯曲の知識を身につけていて絶対に損はないだろう。むしろ高度な文章力を用いた会話を読むことから得られるものは大きい。


 

では、どんな戯曲が最も読まれているのか。

一番読まれている、授業であつかわれている作品はソフォクレス「オイディプス王」だった。「オイディプスコンプレックス」「父殺し」など精神分析学を少しでもかじったことのある人なら聞いたことがあるだろう。フロイトが提唱した基礎的概念である。三番目にオイディプス王の後日談である「アンティゴネ」が入っているのを見るとこの作品がどれだけ重要なのかがわかる。

また「オイディプス王」が全体のランクでも9位だった。日本の大学で扱われている本の中で9位が戯曲である。全く考えられないことである。そもそも、文系の大学に通っていても「戯曲」を読んだことがない人が多数いるのが実情だ。

 

次に、僅差の二番目が「ハムレット」だった。ウィリアム・シェークスピアが1600年頃に書いたとされる悲劇である。今まで何度も実写映画化され、また哲学や精神分析学系の本を読むと頻繁に引用されている重要な作品である。

 

上記の2つは学問としての分野だけでなく、何度も舞台化や映画化がされている。つまりイメージにうったえかける読み物としての面白さが何重にもつまっている作品だといえる。

 

最も読まれている著者はシェークスピア

また、著者では「ハムレット」「テンペスト」を書いたウィリアム・シェークスピアの作品が多くランクインした。それほどシェークスピアに関する知識は世界共通で通用するということだ。なので、ぜひはじめはシェークスピアの「ハムレット」から読みはじめることをおすすめする。

 


 

 

アメリカの大学で最も読まれる戯曲

 

1位 オイディプス王

著者:ソフォクレス(BC496-406)

解説

オイディプスが先王殺害犯人の探索をはげしい呪いの言葉とともに命ずる発端から恐るべき真相発見の破局へとすべてを集中させてゆく緊密な劇的構成。

発端の自信に満ちた誇り高い王オイディプスと運命の運転に打ちひしがれた弱い人間オイディプスとの鮮やかな対比。数多いギリシア悲劇のなかでも、古来傑作の誉れ高い作品である。 オイディプス王 (岩波文庫)

 

 

2位 ハムレット

著者:ウィリアム・シェークスピア(1564-1616)

解説

城に現われた父王の亡霊から、死の原因が叔父の計略によるものであるという事実を告げられたデンマークの王子ハムレットは、ゆるぎなく固い復讐を誓う。道徳的でかつ内向的な彼は、日夜狂気を装い懐疑の憂悶に悩みつつ、ついに復讐を遂げるが自らも毒刃に倒れるのだった―。

恋人の変貌に狂死する美しいオフィーリアとの悲恋を織りこみ、数々の名セリフを残したシェイクスピア悲劇の最高傑作である。 ハムレット (新潮文庫)

 

 

3位 アンティゴネ

著者:ソフォクレス(BC496-406)

解説

「私は憎しみを共にするのではなく、愛を共にするよう生まれついているのです」―

祖国に攻め寄せて倒れた兄の埋葬を、叔父王の命に背き独り行うアンティゴネー。王女は亡国の叛逆者か、気高き愛の具現者なのか。『オイディプース王』『コローノスのオイディプース』と連鎖する悲劇の終幕は、人間の運命と葛藤の彼岸を目指す。 アンティゴネー (岩波文庫)

 

 

4位 テンペスト

著者:ウィリアム・シェークスピア(1564-1616)

解説

弟の姦計により、地位を奪われ、娘ミランダとともに孤島に流されたミラノ大公プロスペロー。歳月を経て秘術を身に付けた彼は、ある日魔法の力で嵐を起こす。彼を陥れた弟とナポリ王、王子を乗せた船は難破し、孤島へ。そこでミランダとナポリ王子は恋に落ち、プロスペローは妖精を操って公国を取り戻す。詩的音楽性と想象力に満ちた作品。 テンペスト―シェイクスピア全集〈8〉 (ちくま文庫)

 

 

5位 ヘンリー5世

著者:ウィリアム・シェークスピア(1564-1616)

解説

イングランド王ヘンリー五世の生涯を描いたもので、とくに百年戦争のアジャンクールの戦い前後に焦点を当てている。 ヘンリー五世 (白水Uブックス (19))

 

 


 

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