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現代日本のおすすめ小説家&作品ランキング~海外の読者が選ぶ!


現代日本の読むべき小説家と、その作品は何か?

「haruki murakami」の画像検索結果

海外で注目されている現代日本作家を10人にしぼるとすれば誰が挙げられるだろうかー

 

 

人とカルチャーのつながりを目指す海外のWEBサイト「Flavorwire」が「10 Contemporary Japanese Writers You Should Know(知っておくべき現代日本作家10人)」という記事をアップした。

 

 

今生きている日本人作家の中で、海外のメディアが「読むべき」と考えている10人とはだれだろうかー

 


 

 

今回の記事では、その10人と、10人の小説の中から海外で最も読まれている作品を紹介する。

 


 

 

 

大江健三郎

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大江健三郎は四国(愛媛)の森の中で生まれ育った。四国は日本の南に位置する静かな島である。大江健三郎が小説に向かい始めたのは1957年のこと。そして約40年後にはノーベル文学賞を受賞することになる。

「取り替え子(The Changling)」が翻訳本のなかで最も新しい作品で、自殺の後に気付く二人の友情がテーマである。

 

芽むしり仔撃ち (26レビュー)

 

 

 

 

吉本ばなな

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吉本ばなながペンネームを選んだのは大学生の時。かわいくて、しかも両性具有のバナナの花が好きだったことが理由である。彼女は優れた批評家であり、新左翼運動のカリスマ的存在、吉本隆明の娘である。彼女が1988年に書いた「キッチン」は世界中で最も有名な小説であり、1993年には英語で翻訳されている。また、彼女の最新作である「みずうみ」は、母を失った若い女性が、愛によって変化してゆくお話である。

吉本ばななは、ジェネレーションXの申し子として知られている。しかし、「みずうみ」を読むと吉本が独自の道を歩み始めていることに気付かされる。

 

キッチン (154レビュー)

 

 

 

 

村上春樹

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村上春樹の1000ページにもわたる翻訳最新作「1Q84」は10月から読むことができる。ヴェネディクト・ペイジはガーディアン紙にこうつづっている「1Q84はカルト宗教、家族の絆、文学、愛の探求がテーマである。互いを求め合う男女の関係が描かれている」。村上は今回紹介する作家の中でも最も知られた人物だろう。成功のきっかけとなった作品は1987年に出版された「ノルウェーの森」で、2000年に英語翻訳された。

 

1Q84 (1,406レビュー)

 

 

 

 

村上龍

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村上龍は日本の文壇において物議を醸す作品を発表してきた作家である。彼の処女小説は大学生の時に書いた「限りなく透明に近いブルー」、続けて「コインロッカー・ベイビーズ」を執筆する。どちらの作品も現代では常に若者のテーマとなっているセックス、ドラッグ、そしてロックンロールに言及した作品である。

1990年後半に、日本の映画監督三池崇史が村上の作品「オーディション」を映画化している。また、最新作「歌うクジラ」の電子版では、坂本龍一の音楽が盛り込まれている。

 

イン ザ・ミソスープ (60レビュー)

 

 

 

 

桐野夏生

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桐野夏生は恋愛小説からそのキャリアを始めたのだが、1997年に出版された推理小説「OUT」で今までの桐野のイメージを刷新した。弁当屋で働く4人の女性がグルになって殺人を犯し、最後はそのツケを払うという内容だ。ちなみにこれが桐野の初翻訳作品となった。その後、「グロテスク」や「リアル・ワールド」が翻訳されることになる。

インタビューで桐野はこう語っている。「何よりも読者が驚いたことは、「OUT」を書いた作者が、家族も子どももいる既婚女性だったことです」。

 

OUT (209レビュー)

 

 

 

 

石原慎太郎

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(手前は三島由紀夫)

石原慎太郎は日本で数多くの論議の的になってきた人物である。石原は元東京都知事であり、極めて保守的な人物である。常に日本にいる外国人と反発しあい、特に台湾人、韓国人、中国人には「三国人」という名で見下すような発言をしてきた。南京事件に対しては中国の嘘であると発言し、東日本大震災における津波に対しては「神の裁きだ」と述べた。政治のことを除けば、石原は青年時代にいくつかの素晴らしい小説を書いている。1956年に発表した最初の小説「太陽の季節」では、戦後の反抗的な若者たちを描いた。小説の影響によって「太陽族」と呼ばれる若者たちが増えることになる。

 

太陽の季節

 

 

 

 

 角田光代

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角田光代は1967年に東京に近い港町横浜で生まれた。角田は数多くの作品を今までに書いてきたが、英訳されたのは2007年の「対岸の彼女」が初めてである。高校時代にトラウマになるような体験を抱えた二人の30代女性の関係を描いている。また、日本では拉致された子どもを描いた角田の小説「八日目の蝉」が映画化されている。

 

対岸の彼女 (3レビュー)

 

 

 

 

宮本輝

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宮本輝は今までに多くの小説を発表してきた。初めて英訳されたのは1982年発表の「錦繍」である。小説「幻の光」は1995年に映画化され、ヴェネツィア国際映画祭やトロント映画祭で多くの称賛を浴びた。

 

錦繍 (10レビュー)

 

 

 

 

山田詠美

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山田詠美は1950年代に東京で生まれた。今までに書いた小説では、性や異人種との交わり、対人恐怖症などきわどい題材を扱い、物議を醸すような作品を発表してきた。1985年に発表した「ベッドタイムアイズ」は、他の小説家がほとんど扱わない《ジェネレーションX》を体現した小説だと言われている。

 

ベッドタイムアイズ

 

 

 

 

北方謙三

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北方謙三は多くのファンを抱える日本のミステリー作家である。彼のハードボイルド小説に描かれる逃走中のギャングたちはジェームズ・M・ケインの作品と比較される。また、1982年に発表された「逃がれの街」は英語に翻訳されている。

 

檻 (7レビュー)

 

 

 


 

以上の10名が海外のメディアが注目する《現代日本の読むべき作家とオススメ作品》である。

 

 

ノーベル賞候補と言われる村上春樹が最も読まれる日本作家

調べた結果、ノーベル文学賞候補と言われ続けている村上春樹の作品が最も海外で読まれていると判明した。

しかし、桐野夏生「OUT」、吉本ばなな「キッチン」、村上龍「インザ・ミソスープ」などレビューが100を超える作品もいくつかあり、特に吉本ばなな作品のレビューでは「吉本ばななの作品はいくつか読んでいる」と海外にもファンがいることが分かった。

 

 

10人に選ばれなかった小川洋子だが...

この10人には選ばれなかったものの、小川洋子の「博士の愛した数式」も200を超えるレビューがあり、「ダークで陰影のある人間の性格を描くのが上手」など日本作家の一人としてその特徴が広く知られている。

 

 

日系人というフィルターで見れば1位はカズオイシグロの「Never Let Me Go」

また、日系人というフィルターをかければ、最も読まれている作品は日本で生まれイギリス国籍を持つカズオイシグロの「Never Let Me Go(わたしを離さないで)」だった。

 

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