ミュージカルって実はデートにぴったり!
今回は男性にデートで連れて行ってもらいたいおすすめミュージカルを、女性目線でご紹介します。
「初デートはライオンキングで!」
かつて、そんな劇団四季のCMが流れたこともありましたが、きっと世の男性のほとんどは「本当かよ!?」と思ったのでは…?
だって、ミュージカル好きの私でさえ、「それはない…」と思ったんですから。
ですが、デートにミュージカルを選ぶこと自体はとってもおすすめです。
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劇場という非日常空間に少しお洒落して出掛けたら、いつもとは違うワンランク上のデートが楽しめますよ。
何より、2019年はカップルで楽しめるミュージカル作品がたくさんありますから!
本記事では、2019年に上演が予定されているカップルで楽しめるおすすめミュージカルを、アラサー女子の<彼女>がジャンル別にピックアップします。
とにかく楽しい!笑顔になれるハッピー・ミュージカル
劇団四季『アラジン』
真っ先におすすめしたいのは劇団四季の『アラジン』です。
原作がディズニー・アニメなので、ストーリーも雰囲気も掴みやすくミュージカル初心者にはぴったり!
「ホール・ニュー・ワールド」など誰もが知っている楽曲も素敵ですし、ミュージカル・オリジナルの楽曲も楽しいものばかりです。
夜空を飛ぶ魔法の絨毯のシーンや、金ピカ衣装のダンサー達による迫力のタップシーンなど、「これぞエンターテイメント!」というミュージカルの醍醐味も味わえます。
アラジンとジャスミンのロマンチックな恋、ランプの魔人ジーニーのコミカルな演技、どこか憎めない悪役…と、楽しめる要素しかありません。
何より、原作アニメはほとんどの女の子が見たことあるはず。得体の知れない作品より、ストーリーを知っている作品の方が彼女も誘いを受けやすいですよ。
観終わったあと、彼女が必ず笑顔になっているはず!
東宝『キューティー・ブロンド』
神田沙也加主演のハッピー・ミュージカル。
美容ファッションのカリスマ女子大生だった金髪娘のエルが、彼氏に振られたことで一念発起。元カレを追いかけてロースクールに入学します。最初は元カレを取り戻すことに必死だったエルですが、次第に法律で人を助ける弁護士の仕事にやりがいを見出していく、というストーリー。
パワフルな楽曲はとにかく元気になりますし、頑張る主人公はとにかく応援したくなります。
セットや衣装も可愛らしく、至る所がピンク!ピンク!ピンク!
可愛い飼い犬のチワワ(本物)も登場する、女子ウケ抜群のミュージカルです。
ホストのようなイケメンプレイボーイより、側で支えてくれる優しい男性の方が良いな、と思わせる内容ですので、自分はそっちタイプだな…という男性はぜひ彼女を誘ってみては如何でしょう?
とにかく泣ける!二人の絆も深まる感動ミュージカル
東宝『レ・ミゼラブル』
言わずと知れた良作なので、安心して彼女を誘ってみてください。舞台がつまらなくて終演後気まずい…なんてことには決してなりませんよ。
ヒュー・ジャックマン主演の実写映画もありますし、二人で予習しておくのもおすすめです。
原作はフランスの国民的小説。罪人ジャン・バルジャンの人生が軸になっていますが、登場人物も多く様々な視点から楽しめると思います。
ただ内容は重めですから、女の子は感動して泣いてしまうかも。そんな時はそっとハンカチを貸してあげてください。
くれぐれも、泣いている彼女や他の観客を冷やかして雰囲気をぶち壊さないように!
そういう男は、ディズニーランドで「着ぐるみが…」とか言ってる輩と同じくらいウザいですからね。
女性は感動を素直に共有できる男性の方が絶対嬉しいと思います。感動している彼女に漢気を見せるチャンスかもしれません!
東宝『ビッグ・フィッシュ』
家族愛を描いたミュージカル。
ティム・バートン監督の映画版もありますが、私は断然ミュージカルをおすすめします!
主演は川平慈英。楽天カードマンや博多華丸によるモノマネでも有名なあの方です。
「社交性が歩いているような人」と言われる陽気な父親役を持ち前の明るさで生き生きと演じていて、エンターテイナーとしてのポテンシャルの高さを見せてくれますよ。
楽曲もキャッチーですし、舞台美術もとても美しかったです。2019年の再演では劇場が大規模から中規模に変わりますが、濃密な空間になってよりドラマ性も深まるのでは…。
父と息子の和解や夫婦の絆など、感涙ポイントも盛りだくさんです。楽しいのに泣ける、感動するという作品ですから、終演後も雰囲気が重くなりません。
普段ミュージカルで泣かない私も、たくさん笑って最後に大号泣しました!ハンカチ必須!!
とにかく豪華!非日常を味わうエンタメ・ミュージカル
宝塚歌劇
非日常を味わうなら宝塚は外せません!
本来ならばレビュー付きの公演が断然おすすめですが、2019年の注目作(雪組『ファントム』、花組『CASANOVA』、宙組『オーシャンズ11』など)はレビュー無しの一本物ばかりです…。
一本物でも最後に必ず、ラインダンス、男役の群舞、トップコンビのデュエットダンス、大階段降りといった華やかなショーが付くので、宝塚の豪華な雰囲気は充分体感できますよ。
五つの組が順番に公演しているので、入れ替え期間以外はほぼ毎日上演しているのも宝塚の魅力です。
ただ、作品ごとに面白さの差が激しいのが宝塚の難しいところ。
素晴らしい作品から、「これやっつけで作ったの?」と思ってしまう作品までバリエーション豊かです。行きたい時に何が上演されているかは運なので、思い切ってこだわらずに観劇してしまうのも手かもしれません。
宝塚は格好良い男役のイメージが強いですが、アイドル並みに可愛い娘役もたくさんいるので、男性でも楽しめますよ。カップルでハマれば二人の絆もより深まるはず!
各組で特徴も異なるので、何度か通って自分たちはどこの組が合うのか見つけてみては?
劇団四季『ライオンキング』
これぞ王道ミュージカル。いつでもやっているので、思い立った時に観に行けるのも高ポイントです。
記事冒頭で「初デートに『ライオンキング』はない」と言いましたが、初デートでなければ有りだと思います。
というのも、『ライオンキング』って関東圏で育った人は子どもの時に観ている可能性が高い。
彼女との初デート、ドヤ顔でミュージカルに誘っておいて『ライオンキング』だった場合、「いや、それ観たことあるから。」なんて思われているかも。
(ミュージカル好きの彼女に「観たい!」と言って連れて行ってもらうのは、むしろ喜ばれると思います!)
だから、何度もデートを重ねて特に行きたい所もなくなった頃に、「『ライオンキング』とか観に行ってみない?」と提案するのが良いと思います。
昔観た人は「懐かしいし、大人になって改めて観てみるのも良いかも」と思えますし、初めて観る彼女は「CMでやっているし、一度観てみるのも良いかな」なんて気持ちでOKしてくれるのでは。
彼女がミュージカル好きの場合は何度も観ているでしょうが、王道故に何度観ても飽きないのが『ライオンキング』の凄いところ。
ストーリーは幼いライオンの王子シンバの成長物語ですから、お子さんを持つご夫婦にもぴったり。日々育児を頑張る奥さんを誘ってみるのもおすすめです。
舞台はサバンナ、登場人物もライオンやハイエナといった動物だけ。非日常を味わうにはもってこいの作品です。
まとめ
如何だったでしょうか?
ミュージカルデートでは、誘った彼氏が頑張って知ったかぶりする必要はありません。ミュージカルをよく知らなくても、素直な気持ちで彼女と楽しむのが一番です。
2019年はご紹介した他に、三浦春馬がドラグクイーンを演じるインパクト抜群の『キンキーブーツ』や、ベッタベタの恋愛ものの『ロミオ&ジュリエット』など、カップルにおすすめのミュージカルが目白押しです。
ぜひ、自分たちに合うミュージカルを探してみてください。
「どんな作品なら楽しんでくれるかな?」なんて、自分のために考えてくれることが、結局彼女は一番嬉しいんですよ!