海外の観客が一番面白いと思うアクション映画は何かー
この記事ではあらゆるアクション映画から、海外の観客が最も面白いと思う作品をランキングにしてお届けします!
この記事の特徴:相対的に一番面白いアクション映画を紹介
この記事の特徴は、いわゆるエディターの好みで選んだランキングではないところです!
人はそれぞれ好みが異なるので、私が好きな作品が、他の人も好きかどうかはわからない。せっかくこの記事を読んでもらうのだから、より相対的に一番面白いアクション映画を探そう!という思いが反映されています。
そこで、今回のランキングは、アメリカで最もレビューが集まる映画サイト「ロッテン・トマト」を参考にしました。
評価基準
評価の基準は、アメリカ最大の映画レビューサイト「ロッテン・トマト/Rotten Tomatoes」を参考にしました。
ロッテン・トマトでは、映画に対して肯定的な評価をした人の割合が作品の点数となっています。
また、批評家の評価が表示される「TOMATOMETER」と、一般の観客の評価が表示される「AUDIENCE SCORE」があります。
例えば、ディズニーアニメ映画「モアナと海の伝説」の場合、「TOMATOMETER」は95%。「AUDIENCE SCORE」は92%です。
すなわち、95%の批評家は映画「モアナと海の伝説」に肯定的な評価をし、残りの5%は否定的な評価をした。
一方で、観客の92%が肯定的な評価をし、8%は否定的な評価をしたと判断できます。
記事では批評家の評価と、観客の評価を平均したパーセンテージを作品の特典としました。
そして、この記事ではこのように記載します。
Disney
★93.5% モアナと伝説の海(2016)
- レビュー数:40,367人
- 観客の評価:92%
- 海外批評家の評価:95%
- 日本人からの評価:/5
- 監督:ロン・クレメンツ&ジョン・マスカー「アラジン」「ヘラクレス」
- 役者(声優):アウリイ・クラヴァーリョ、ドウェイン・ジョンソン
つまり、100人が見れば、そのうちの93.5人くらいは肯定的な評価をする映画ですよ!ということです。
※ちなみに、日本人の評価は日本で最もレビューの多い映画サイト「Yahoo!映画」を参考にしています。
それでは、ごらんあれ〜
★29% ブラックハット(2015)
- レビュー数:19,837人
- 観客の評価:24%
- 海外批評家の評価:34%
- 日本人からの評価:2.70/5
- 監督:マイケル・マン「コラテラル」「パブリック・エネミーズ」
- 役者:クリス・ヘムズワース、ワン・リーホン、ヴィオラ・デイヴィス
解説
『インサイダー』『ALI アリ』などのマイケル・マン監督が、サイバーテロをテーマに描くクライムアクション。コンピューターやネットワークに対して攻撃するハッカー「ブラックハット」を題材に、ネットワーク不法侵入により世界を脅かす凶悪犯を追跡すべく、獄中から駆り出された元ブラックハットの奔走を活写する。『マイティ・ソー』シリーズなどのクリス・ヘムズワースが主演し、『ラスト、コーション』などのタン・ウェイとワン・リーホンらが共演。
あらすじ
ネットワークに不法侵入されたことで香港の原子炉が破壊されてしまい、さらにアメリカの金融市場も被害を受ける。アメリカと中国の合同捜査チームは事件解決のため、現在獄中生活を送るすご腕ハッカーで天才プログラマーのニコラス(クリス・ヘムズワース)に協力を要請。犯人は以前彼が開発したプログラムを応用しており、正体・目的共に不明の犯人のしっぽをつかむべくニコラスは捜査チームと一緒に世界中を駆け巡るが……。
★50.5% バッドボーイズ2バッド(2003)
- レビュー数:501,136人
- 観客の評価:78%
- 海外批評家の評価:23%
- 日本人からの評価:3.42/5
- 監督:マイケル・ベイ「アルマゲドン」「トランスフォーマー」
- 役者:マーティン・ローレンス、ウィル・スミス、ガブリエル・ユニオン
あらすじ
マイアミ市警では、より巧妙さを増す麻薬密輸入の取締に頭を痛めていた。ハワード警部は東海岸全域を治める巨大麻薬シンジケート撲滅のため、新たに特捜チームTNTを立ち上げ、敏腕刑事コンビ、マーカスとマイクをその任に就けた。さっそく仕事に取り掛かる2人だったが、彼らは互いに打ち明けられない悩みを抱えていた。マーカスは最近危険な現場の仕事から離れたいと思うようになっていた。一方、マイクはマーカスには内緒で彼の妹シドとつきあっていた。そして、そのシドもまた、2人に対しある秘密を抱えていた。
★57% ルーシー(2014)
- レビュー数:133,888人
- 観客の評価:47%
- 海外批評家の評価:67%
- 日本人からの評価:2.87/5
- 監督:リュック・ベッソン「レオン」
- 役者:スカーレット・ヨハンソン、モーガン・フリーマン
解説
『レオン』や『ニキータ』などクールなヒロイン像を打ち出してきたリュック・ベッソン監督と、スカーレット・ヨハンソンが初めて組んだアクションスリラー。体内に埋め込まれた特殊な薬が漏れたことで脳機能が驚異的に覚醒し、人間離れした能力を発揮し始めるヒロインの暴走を描く。通常は10パーセント程度しか機能していない脳が、100パーセントへ向かって覚醒していくヒロインを見守る脳科学者役に、オスカー俳優モーガン・フリーマンがふんする。
あらすじ
マフィアの闇取引に巻き込まれたルーシー(スカーレット・ヨハンソン)は、特殊な薬が入った袋を体に埋め込まれ運び屋にされてしまう。しかし、体内で薬が漏れたことで彼女の脳機能は驚異的に覚醒。脳科学者ノーマン博士(モーガン・フリーマン)が見守る中さまざまな能力が超人的に目覚める一方、少しずつ人間性が喪失し、自らを制御できなくなっていく。
★61.5% 007 慰めの報酬(2008)
- レビュー数:481,082人
- 観客の評価:58%
- 海外批評家の評価:65%
- 日本人からの評価:3.42/5
- 監督:マーク・フォースター「ネバーランド」「ワールド・ウォーZ」
- 役者:ダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ、マチュー・アマルリック、ジュディ・デンチ、ジャンカルロ・ジャンニーニ、ジェフリー・ライト
- アカデミー賞受賞:歌曲賞
解説
イギリスの諜報部に属するスパイ、ジェームズ・ボンドの諜報活動を描く人気スパイ・アクションのシリーズ第22弾。前作のエンディングから続く本作では、任務と個人的な復讐(ふくしゅう)の間で葛藤(かっとう)するボンドの姿を映し出す。監督は『チョコレート』のマーク・フォースター。ボンド役をダニエル・クレイグが続投し、『潜水服は蝶の夢を見る』のマチュー・アマルリックが悪役で登場する。世界でロケを敢行したスケール倍増のアクションに圧倒される。
あらすじ
愛する人を失ったジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、彼女を操っていたミスター・ホワイト(イェスパー・クリステンセン)を追及するうち、新たな悪の組織の陰謀を知る。それは謎の組織の非情な男、ドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)が南米のある政府の転覆と同地の天然資源を手にして、世界を支配しようとするものだった。
★63.5% 007 スペクター(2015)
- レビュー数:104,727人
- 観客の評価:62%
- 海外批評家の評価:65%
- 日本人からの評価:3.79/5
- 監督:サム・メンデス「アメリカン・ビューティー」「007 スカイフォール」
- 役者:ダニエル・クレイグ、クリストフ・ヴァルツ、レア・セドゥ、レイフ・ファインズ、モニカ・ベルッチ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス
- アカデミー賞受賞:歌曲賞
解説
長い間人々をとりこにしてきた大ヒット作『007』シリーズで、ダニエル・クレイグが4度目のジェームズ・ボンドを体当たりで演じたアクション大作。前作同様サム・メンデス監督がメガホンを取り、新たなる敵スペクターとボンドの死闘を描く。ボンドガールを『サイの季節』などのモニカ・ベルッチと、『アデル、ブルーは熱い色』などのレア・セドゥというイタリアとフランスを代表する美女が熱演。苦悩するボンドの葛藤はもとより、明らかになる彼の幼少期の秘密に期待。
あらすじ
ボンド(ダニエル・クレイグ)は、少年時代の思い出が詰まった生家“スカイフォール”で焼け残った写真を受け取る。彼はM(レイフ・ファインズ)が止めるのも無視して、その写真の謎を解き明かすため単身メキシコとローマを訪れる。死んだ犯罪者の妻ルチア(モニカ・ベルッチ)と滞在先で巡り合ったボンドは、悪の組織スペクターの存在を確信する。
★64% トランスポーター(2002)
- レビュー数:311,713人
- 観客の評価:73%
- 海外批評家の評価:54%
- 日本人からの評価:3.83/5
- 監督:ルイ・レテリエ、コリー・ユン
- 役者:ジェイソン・ステイサム、スー・チー
あらすじ
南仏に暮らすフランクはプロの運び屋。“契約厳守”“名前は聞かない”“依頼品は開けない”という3つのルールの下、高額な報酬と引き換えにワケありの依頼品であろうが正確に目的地まで運ぶ。この日も依頼品である3人の強盗犯を愛車に乗せ、追走する警察を見事に振り切って目的地に送り届けた。そんなフランクにある組織から新たな仕事が入る。いつも通り車のトランクに依頼品のバッグを積み、目的地へと向かう。が、道中でバッグに不審を感じたフランクは、自らのルールを破ってつい開けてしまう。すると、そこには手足を縛られた中国人美女が入っていた…。
★66% アドレナリン(2006)
- レビュー数:442,551人
- 観客の評価:71%
- 海外批評家の評価:61%
- 日本人からの評価:3.35/5
- 監督:マーク・ネヴェルダイン&ブライアン・テイラー「ゴーストライダー2」
- 役者:ジェイソン・ステイサム
解説
体内のアドレナリンが減ると即死するという毒を盛られた、腕利きのスナイパーの奮闘を追ったノンストップ・アクション映画。タフガイが生き残るためにロスの街を奔走する姿をコミカルに描く。主演は『トランスポーター』シリーズのジェイソン・ステイサム。彼の恋人役を『バタフライ・エフェクト』のエイミー・スマートが好演。中華街でのあっと驚くシーンや、空中での格闘劇など見どころが満載だ。
あらすじ
フリーの殺し屋シェブ(ジェイソン・ステイサム)は、ある日、宿敵のリッキー(ホセ・パブロ・カンティーロ)に毒を盛られる。頭に来た彼は、復しゅうのため車を走らせリッキーの行方を探すが、急に意識がもうろうとしてくる。なじみの医者(ドワイト・ヨーカム)に相談すると、体内にアドレナリンを出し続ければ助かると言われ……。
★67% ミッション:インポッシブル(1996)
- レビュー数:866,173人
- 観客の評価:71%
- 海外批評家の評価:63%
- 日本人からの評価:4.06/5
- 監督:ブライアン・デ・パルマ「殺しのドレス」「パッション」
- 役者:トム・クルーズ、ジョン・ヴォイト、エマニュエル・ベアール、ジャン・レノ
解説
往年の人気TVシリーズ「スパイ大作戦」の映画化。
あらすじ
東欧で展開されたスパイ組織IMFの作戦は情報漏れのために失敗に終わる。多くの仲間を失ったイーサンは、これがIMF内の裏切者を見つけ出すための作戦だと言うことを知るが、その疑いは自分にかかっていた。真実を暴くために、死んだリーダー、ジム・フェルプスの妻クレアと連絡を取るイーサン。彼は、元CIAのクリーガーと天才ハッカーのルーサーを新たなメンバーに加え、大胆不敵にもCIA本部への潜入を試みる……。
★70% エリート・スクワッド(2007)
- レビュー数:2,383,525人
- 観客の評価:87%
- 海外批評家の評価:53%
- 日本人からの評価:4.10/5
- 監督:ジョゼ・パジーリャ「ロボコップ」
- 役者:ヴァグネル・モーラ
- ベルリン国際映画祭:金熊賞
解説
ブラジル・リオデジャネイロ州の軍警察、特殊警察作戦大隊の活躍を描く。「シティ・オブ・ゴッド」のスタッフが送るミリタリーアクション。第58回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作品。
あらすじ
リオにローマ法王がやってくることになり、軍警察の特殊部隊“BOPE”の隊長ナシメントは、法王訪問予定地トゥラーノの麻薬組織を一掃するよう命令を受ける。妻の妊娠を機に苛酷な部隊を退こうと考えていたナシメントだったが、隠密に行動するよう指示され、そのプレッシャーから次第に精神を病んでいく。一方、新人警官のネトとマチアスは汚職にまみれた警察の姿にショックを受ける。また、ナシメントは後継者を育成していくことの意義を考え始めていた。
★71.5% 96時間(2008)
- レビュー数:737,920人
- 観客の評価:85%
- 海外批評家の評価:58%
- 日本人からの評価:4.15/5
- 監督:ピエール・モレル「パリより愛をこめて」
- 役者:リーアム・ニーソン、マギー・グレイス、ファムケ・ヤンセン
解説
『トランスポーター』シリーズなどのヒットメーカー、リュック・ベッソンが製作を務めた本格アクション・スリラー。96時間というタイムリミットの中、娘を誘拐された父親が警察の助けを借りず、たった一人で異国の敵からの奪還を試みる。名優リーアム・ニーソンが元工作員にして、娘を思う父親でもある主人公を演じる。怒とうのカーチェイスや銃撃戦、そしてマーシャルアーツなど、ノンストップで繰り広げられるアクションに注目だ。
あらすじ
17歳のアメリカ人少女キム(マギー・グレイス)が、初めての海外旅行で訪れたパリで何者かに誘拐される。その事件のさなかにキムと携帯電話で話していた父ブライアン(リーアム・ニーソン)は、自らの手で犯人たちから娘を奪還しようと決意。アルバニア系の人身売買組織だと判明した犯人一味のもとへ単身で乗り込む。
★71.5% トランスフォーマー(2007)
- レビュー数:2,383,525人
- 観客の評価:86%
- 海外批評家の評価:57%
- 日本人からの評価:4.29/5
- 監督:マイケル・ベイ「アルマゲドン」「アイランド」
- 役者:シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス、ジョシュ・デュアメル
- アカデミー賞ノミネート:録音賞、音響編集賞、視覚効果賞
解説
製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグ、監督にはマイケル・ベイという、ハリウッドを代表する大御所監督がタッグを組み、未知なる地球外生命体と人間との攻防を描いたSFアクショ ン超大作。あらゆるテクノロジー機器にトランスフォーム(変身)する能力を持つ“金属生命体”の暴走により、地球に人類存亡の危機が訪れる。世界最大のVFX工房ILMを中心に、『M:I:III』『スパイダーマン』シリー ズを手がけた世界屈指のクリエイターらが集結し、前人未到の映像世界を作り上げた。
あらすじ
2003年、火星にビークル2号探知機を打ち上げるが、火星に到着後NASAとの交信が途絶えてしまう。その後、アメリカ、パリ、東京、さらにはアメリカ大統領の乗るエアフォース・ワンの機内など、世界中の至るところで同時期に奇妙な現象が起きる。人間たちは、それが地球上のあらゆるテクノロジーをスキャンする知能を持つ“金属生命体”のしわざだとは知らず……。
★72% アポカリプト(2006)
- レビュー数:441,622人
- 観客の評価:79%
- 海外批評家の評価:65%
- 日本人からの評価:3.62/5
- 監督:メル・ギブソン「ブレイブハート」「ハクソー・リッジ」
- 役者:ルディ・ヤングブラッド
解説
マヤ文明後期の中央アメリカのジャングルを舞台に、妻子や仲間とともに平和に暮らしていた青年の過酷な運命を描くアドベンチャー・スリラー。監督は『パッション』で世界中に衝撃を与えたメル・ギブソン。映画経験のない若者たちをキャスティングし、全編マヤ語で前人未踏の映像世界を作り上げる。ジャングルの生活をワイルドに描いた前半から一転、敵から逃れようと、ひたすら走り続ける主人公の青年の、手に汗握る奮闘に注目。
あらすじ
誇り高き狩猟民族の血を受け継ぐジャガー・パウ(ルディ・ヤングブラッド)は、妻や仲間とともに平和な暮らしを送っていた。ところが、ある日、マヤ帝国の傭兵による襲撃を受け、仲間とともに都会に連れ去られてしまう。そこで彼らを待ち受けていたのは、干ばつを鎮めるためにいけにえを捧げる儀式だった。
★74.5% 300 〈スリーハンドレッド〉(2007)
- レビュー数:1,433,482人
- 観客の評価:89%
- 海外批評家の評価:60%
- 日本人からの評価:3.44/5
- 監督:ザック・スナイダー「ウォッチメン」
- 役者:ジェラルド・バトラー、レナ・ヘディ、ドミニク・ウェスト
解説
『シン・シティ』でも知られるフランク・ミラーのグラフィック・ノベルを基に、スパルタの兵士300人がペルシアの巨大軍と戦う姿を描いたアクション超大作。監督は『ドーン・オブ・ザ・デッド』のザック・スナイダー。屈強なスパルタの王レオニダスを『オペラ座の怪人』のジェラルド・バトラーが演じる。色彩のバランスを操作し、独特の質感になるよう画像処理を施した斬新な映像美とともに、屈強な男たちの肉体美も見どころとなっている。
あらすじ
紀元前480年、スパルタ王レオニダス(ジェラルド・バトラー)は、ペルシアの大王クセルクセス(ロドリゴ・サントロ)から服従の証を立てるよう迫られる。そこで、レオニダス王が取った選択肢は一つ。ペルシアからの使者を葬り去り、わずか300人の精鋭たちとともにパルシアの大群に立ち向かうことだった。
★76% ザ・ロック(1996)
- レビュー数:304,593人
- 観客の評価:86%
- 海外批評家の評価:66%
- 日本人からの評価:4.29/5
- 監督:マイケル・ベイ「アルマゲドン」「アイランド」
- 役者:ショーン・コネリー、ニコラス・ケイジ
あらすじ
脱出不可能な天然の要塞アルカトラズ島を舞台にしたアクション超大作。VXガス搭載のミサイルを盗み、アルカトラズ島に立て籠もったハメル准将とその部下たちは、観光客81人とサンフランシスコ全土を人質に取り1億ドルの身代金を要求。FBI科学兵器処理班のグッドスピードは、アンダーソン隊長率いる特殊部隊と共に作戦参加を命じられた。彼らを島の内部に案内するのは、かつてアルカトラズ刑務所(通称ロック)から、唯一人脱獄したことのある元英国諜報部員メイソンだった……。
★76% ブラッド・ダイヤモンド(2006)
- レビュー数:567,902人
- 観客の評価:90%
- 海外批評家の評価:62%
- 日本人からの評価:4.28/5
- 監督:エドワード・ズウィック「戦火の勇気」「ラストサムライ」
- 役者:レオナルド・ディカプリオ、ジャイモン・フンスー、ジェニファー・コネリー
- アカデミー賞受賞:助演男優賞
- アカデミー賞ノミネート:主演男優賞・音響編集賞・録音賞・編集賞
解説
1990年代後半のアフリカ、シエラレオネでの激しい内戦を描いた社会派アクション映画。“ブラッド・ダイヤモンド”というダイヤモンドの不正な取引をめぐって起きる不毛な争いをサスペンスフルに描く。元傭兵の密売人にレオナルド・ディカプリオ、やり手の女記者にジェニファー・コネリー、家族を愛する漁師役には実際にアフリカ出身のジャイモン・フンスーがふんし、緊迫感あふれる迫真の演技でみせる。地域紛争が激化する“ブラッド・ダイヤモンド”の現実問題に言及した内容について、米国務省が批判したことでも話題となった問題作。
あらすじ
ダイヤの密売人であるダニー・アーチャー(レオナルド・ディカプリオ)は、巨大なピンク・ダイヤを隠し持つソロモン(ジャイモン・フンスー)という男の存在を知る。一方、ジャーナリストのマディー(ジェニファー・コネリ)は、反政府組織“RUF”の資金源となっている“ブラッド・ダイヤモンド”の真相を探っていた……。
★78.5% オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜(2013)
- レビュー数:40,093人
- 観客の評価:63%
- 海外批評家の評価:94%
- 日本人からの評価:3.38/5
- 監督:ジェフリー・C・チャンダー「マージン・コール」
- 役者:ロバート・レッドフォード
解説
インド洋で遭難してしまいたった一人で孤独や命の危険との闘いを強いられた男を、名優ロバート・レッドフォードが演じるヒューマンドラマ。自家製ヨットでの気ままな航海の旅が事故により一転、大自然の猛威にさらされる中で、それでも生きようとする人間の強さを感動的に描く。メガホンを取るのは長編デビュー作『マージン・コール』で注目を浴び、本作が長編2作目の監督作となる新鋭J・C・チャンダー。全編水上でのロケで唯一の登場人物を演じる、大ベテランのロバートの熱演は必見。
あらすじ
自家製ヨットでインド洋を航海中の男(ロバート・レッドフォード)。突然、海上の浮遊物がヨットに衝突したことから、気まま旅が一転する。浸水や無線のトラブル、さらには天候悪化に見舞われ、自然の脅威、飢えや乾き、孤独との闘いを強いられる。そして、男は自分自身の気持ちと向き合い、大切な人に向けて手紙を書く。
★79% キングスマン(2014)
- レビュー数:122,051人
- 観客の評価:84%
- 海外批評家の評価:74%
- 日本人からの評価:4.18/5
- 監督:マシュー・ヴォーン「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」
- 役者:タロン・エガートン、コリン・ファース、サミュエル・L・ジャクソン、マイケル・ケイン
解説
『英国王のスピーチ』などのオスカー俳優コリン・ファースを主演に迎え、『キック・アス』などのマシュー・ヴォーン監督がメガホンを取って放つ痛快スパイアクション。世界を股に掛けて秘密裏に活躍するスパイ機関所属の主人公が、最強の敵相手に奮闘する姿が描かれる。『サイダーハウス・ルール』などのマイケル・ケインや、『パルプ・フィクション』などのサミュエル・L・ジャクソンらが共演。エレガントな小道具やウイットに富んだ会話はもとより、切れ味のいい怒とうのアクションに見ほれる。
あらすじ
ロンドンにある高級スーツ店「キングスマン」は、実はいかなる国の干渉も受けない屈指のエリートスパイ集団だった。ブリティッシュスーツを小粋に着こなす紳士ハリー(コリン・ファース)もその一人で、日々極秘任務の遂行に務めていた。そんなある日、仲間が何者かに暗殺され、彼は街で不良少年エグジー(タロン・エガートン)をスカウトする。
★79.5% アンストッパブル(2010)
- レビュー数:104,112人
- 観客の評価:72%
- 海外批評家の評価:87%
- 日本人からの評価:4.06/5
- 監督:トニー・スコット「トップガン」
- 役者:デンゼル・ワシントン、クリス・パイン、ロザリオ・ドーソン
解説
実際に起こった列車暴走事故を基に、危険な薬物を大量に積載したまま無人で暴走し始めた貨物列車を、二人の鉄道マンが止めようと奮闘するサスペンス・アクション。『クリムゾン・タイド』『サブウェイ123 激突』など、これまで何度もコンビを組んできたトニー・スコット監督とデンゼル・ワシントンが再びタッグを組む。『スター・トレック』のクリス・パイン、『7つの贈り物』のロザリオ・ドーソンが共演。小さな整備ミスから制御不能となった列車の暴走シーンに息をのむ。
あらすじ
操車場に停車中の最新式貨物列車777号が、整備ミスによって走り出す。大量の化学薬品とディーゼル燃料を搭載した777号を止めるべく、鉄道会社と警察は手を尽くすが、列車はさらに加速していく。事態を察知したベテラン機関士フランク(デンゼル・ワシントン)は、この日初めてコンビを組んだウィル(クリス・パイン)と共に、決死の覚悟で暴走列車に立ち向かう。
★80% ワイルド・スピード MEGA MAX(2011)
- レビュー数:138,520人
- 観客の評価:83%
- 海外批評家の評価:77%
- 日本人からの評価:4.06/5
- 監督:ジャスティン・リン「スター・トレック BEYOND」
- 役者:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ジョーダナ・ブリュースター、ガル・ガドット、ドウェイン・ジョンソン
解説
伝説の名車や高級車が惜しげもなく激しいカーアクションを繰り広げる『ワイルド・スピード』シリーズの第5弾。前作の後日談となる本作では、超高級車の強奪などを命懸けでこなすドミニクとブライアンが、逃亡生活から抜け出して永遠の自由を得るため、裏社会を牛耳る黒幕から1億ドルを奪う無謀な計画を実行する。ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカーらに、新たに参戦したザ・ロックことドウェイン・ジョンソンや、過去の主要キャストも出演するドリーム・チームの大暴走に期待だ。
あらすじ
前科者ドミニク(ヴィン・ディーゼル)と彼を脱獄させた元捜査官ブライアン(ポール・ウォーカー)は、お尋ね者として追われながら、ブラジルの裏社会で超高級車の強奪を繰り返していた。逃亡生活から抜け出して永遠の自由を得たい彼らだったが、彼らを逮捕する特命を受けた連邦捜査官ルーク(ドウェイン・ジョンソン)が立ちはだかる。
★80.5% ワイルド・スピード SKY MISSION(2015)
- レビュー数:193,821人
- 観客の評価:82%
- 海外批評家の評価:79%
- 日本人からの評価:4.30/5
- 監督:ジェームズ・ワン「ソウ」
- 役者:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースター、ドウェイン・ジョンソン
解説
高級車や名車が続々と登場し、迫力満点のカーアクションが繰り広げられるヒットシリーズの第7弾。ヴィン・ディーゼル演じるドミニクら、すご腕ドライバーにしてアウトローの面々が、東京、アブダビ、ロサンゼルスといった世界各地を舞台に壮大な戦いに挑む。メガホンを取るのは、『ソウ』シリーズなどに携ってきたジェームズ・ワン。オリジナルメンバーに加え、ジェイソン・ステイサム、カート・ラッセル、トニー・ジャーがシリーズに参戦する。スリリングな展開はもちろん、故ポール・ウォーカーの勇姿も必見。
あらすじ
巨大な犯罪組織を率いていたオーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)一味を撃破し、彼から恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)を取り戻したドミニク(ヴィン・ディーゼル)。ロサンゼルスへと戻った彼は、相棒のブライアン(ポール・ウォーカー)や妹のミア(ジョーダナ・ブリュースター)らと平穏な毎日を過ごしていた。しかし、オーウェンの兄である特殊部隊出身の暗殺者デッカード(ジェイソン・ステイサム)が復讐(ふくしゅう)を開始し……。
★81% TAXi(1998)
- レビュー数:30,647人
- 観客の評価:81%
- 日本人からの評価:3.57/5
- 監督:ジェラール・ピレス
- 役者:サミー・ナセリ、フレデリック・ディーファンタル、マリオン・コティヤール
解説
リュック・ベッソン製作・脚本による、痛快カー・アクション。スピード狂のタクシー・ドライバーとちょっとマヌケな刑事のコンビが繰り広げる、強盗団退治の顛末をユーモラスに描く。主人公が乗る改造車や、街を疾走する迫力のカー・アクションが見もの。
あらすじ
改造した愛車“プジョー406”で街中を爆走する、スピード狂のタクシー・ドライバー、ダニエル。ある日、運転免許試験に落ちた刑事エミリアンにスピード違反で逮捕された彼は、違反取り消しを交換条件に事件の捜査に協力させられる。
★81.5% Vフォー・ヴェンデッタ(2005)
- レビュー数:901,990人
- 観客の評価:90%
- 海外批評家の評価:73%
- 日本人からの評価:4.36/5
- 監督:ジェームズ・マクティーグ「ニンジャ・アサシン」
- 役者:ヒューゴ・ウィーヴィング、ナタリー・ポートマン
解説
第3次世界大戦後のイギリスを舞台に、孤高のテロリスト“V”が国家に立ち向かう近未来スリラー。『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟が製作と脚本を手掛ける。『マトリックス』のエージェント・スミスことヒューゴ・ウィービングが仮面をつけた謎の男“V”を演じ、“V”に協力するヒロインを『クローサー』のナタリー・ポートマンが演じる。過激で政治色の強いストーリー展開が異色のアクションエンターテインメント。
あらすじ
第3次世界大戦後、ファシズム国家と化したイギリスで、夜の街で秘密警察に捕まったイヴィー(ナタリー・ポートマン)は、仮面の男“V”(ヒューゴ・ウィービング)に救われる。国を憎み、恐怖政治を憂う“V”は、国民を暴君の手から解放する野望をイヴィーに打ち明けるが……。
★81.5% グラディエーター(2000)
- レビュー数:34,126,649人
- 観客の評価:87%
- 海外批評家の評価:76%
- 日本人からの評価:4.36/5
- 監督:リドリー・スコット「ブレードランナー」「オデッセイ」
- 役者:ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、コニー・ニールセン、オリヴァー・リード、ジャイモン・フンスー
- アカデミー賞受賞:作品賞、主演男優賞、衣装デザイン賞、録音賞、視覚効果賞
- アカデミー賞ノミネート:監督賞、助演男優賞、脚本賞、撮影賞、美術賞、作曲賞
解説
リドリー・スコット監督が放つスペクタクル活劇。古代ローマ帝国を舞台に、陰謀に陥れられた英雄騎士の死闘をダイナミックに描く。無敵の剣闘士役を演じた、ラッセル・クロウが秀逸。また、CGで描かれた巨大コロシアムや剣闘シーンの迫力映像も見どころ。
あらすじ
西暦180年、皇帝に絶大な信頼を置かれていた歴戦の勇者マキシマスは、次期皇帝の任を依頼される。しかしその晩、皇帝は息子によって暗殺。罠にはまったマキシマスは、処刑の危機に陥る。
★82.5% ジョン・ウィック(2014)
- レビュー数:76,530人
- 観客の評価:80%
- 海外批評家の評価:85%
- 日本人からの評価:3.56/5
- 監督:チャド・スタエルスキー
- 役者:キアヌ・リーブス、ミカエル・ニクヴィスト、アルフィー・アレン
解説
『マトリックス』シリーズなどのキアヌ・リーヴスがすご腕の元ヒットマンを演じたアクション。ロシアン・マフィアに平穏な日々を壊された元暗殺者が、壮絶な復讐(ふくしゅう)に乗り出していく。メガホンを取るのは、『マトリックス』シリーズなどのスタントを務めてきたチャド・スタエルスキ。『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』などのウィレム・デフォー、『ヘラクレス』などのイアン・マクシェーンら、実力派が共演する。全編を貫くダークでスタイリッシュなビジュアルに加え、カンフーと銃撃戦を融合させた迫力のアクションも必見。
あらすじ
伝説的な暗殺者として裏社会にその名をとどろかせるも、殺しの仕事から手を引いたジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)。暴力から遠く慣れた毎日に安らぎを覚えていた彼だったが、それをロシアン・マフィアによって奪われる。怒りと憎しみに支配された彼は、封印していた殺しのスキルをよみがえらせ、ロシアン・マフィアへのリベンジを果たすことを決意し……。
★82.5% レヴェナント: 蘇えりし者(2015)
- レビュー数:102,267人
- 観客の評価:84%
- 海外批評家の評価:81%
- 日本人からの評価:3.67/5
- 監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ「バベル」「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
- 役者:レオナルド・ディカプリオ、トム・ハーディ、ドーナル・グリーソン、ウィル・ポールター
- アカデミー賞受賞:監督賞、主演男優賞、撮影賞
- アカデミー賞ノミネート:作品賞、衣装デザイン賞、編集賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、美術賞、視覚効果賞、音響編集賞
解説
レオナルド・ディカプリオと、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督がタッグを組んだ話題作。狩猟中に瀕死(ひんし)の重傷を負ったハンターが、自分を荒野に置き去りにした仲間に復讐(ふくしゅう)するため壮絶なサバイバルを繰り広げるさまを描く。主人公の宿敵には、『インセプション』でディカプリオと共演しているトム・ハーディ。オスカー常連のカメラマン、エマニュエル・ルベツキが自然光のみで撮り上げた臨場感あふれる映像にも注目。
あらすじ
アメリカ西部の原野、ハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は狩猟の最中に熊の襲撃を受けて瀕死(ひんし)の重傷を負うが、同行していた仲間のジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に置き去りにされてしまう。かろうじて死のふちから生還したグラスは、自分を見捨てたフィッツジェラルドにリベンジを果たすべく、大自然の猛威に立ち向かいながらおよそ300キロに及ぶ過酷な道のりを突き進んでいく。
★82.5% アバター(2009)
- レビュー数:1,379,842人
- 観客の評価:83%
- 海外批評家の評価:82%
- 日本人からの評価:4.07/5
- 監督:ジェームズ・キャメロン「タイタニック」「ターミネーター」
- 役者:サム・ワーシントン、シガニー・ウィーバー、ゾーイ・サルダナ
- アカデミー賞受賞:撮影賞、美術賞、視覚効果賞
- アカデミー賞ノミネート:作品賞、監督賞、編集賞、作曲賞、音響編集賞、録音賞
解説
『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督が12年ぶりに発表した、最新の映像技術を駆使して作り上げたアドベンチャー大作。ある衛星にやって来た人類と、その星にもともと住む者たちによる激しい戦闘を、迫力の最新3D映像で見せる。出演者は『ターミネーター4』のサム・ワーシントンほか、キャメロン監督とは『エイリアン2』以来久々にタッグを組むことになるシガーニー・ウィーヴァーら実力派が顔をそろえる。構想14年、製作に4年をかけたキャメロン監督による壮大な物語と斬新な映像美に酔いしれる。
あらすじ
下半身不随になり、車いす生活を送るジェイク(サム・ワーシントン)は、衛星パンドラにやって来る。彼は人間とナヴィ族のハイブリッドであるアバターに変化を遂げ、不自由な体で単身惑星の奥深くに分け入って行く。慣れない土地で野犬に似たクリーチャーに襲われていた彼は、ナヴィ族の王女(ゾーイ・サルダナ)に助けられる。
★82.5% キル・ビル(2003)
- レビュー数:32,556,374人
- 観客の評価:80%
- 海外批評家の評価:85%
- 日本人からの評価:3.56/5
- 監督:クエンティン・タランティーノ「パルプ・フィクション」「ジャンゴ 繋がれざる者」
- 役者:ユマ・サーマン、デビッド・キャラダイン、ダリル・ハンナ、ルーシー・リュー、千葉真一、栗山千明
あらすじ
ひとりの女が長い昏睡状態から奇跡的に目覚める。女の名は“ザ・ブライド”。かつて、世界中を震撼させた暗殺集団の中にあって最強と謳われたエージェント。5年前、彼女は自分の結婚式の真っ只中に、かつてのボス“ビル”の襲撃に遭い、愛する夫とお腹の子どもを殺された上、自らも撃たれて死の淵をさまよった。いま、目覚めた彼女の頭の中はビルに対する激しい怒りに満たされていた。復讐の鬼と化したザ・ブライドは、自分の幸せを奪った者すべてを血祭りに上げるため、たったひとりで闘いの旅へと向かうのだった…。
★83% レオン(1994)
- レビュー数:272,316人
- 観客の評価:71%
- 海外批評家の評価:95%
- 日本人からの評価:4.47/5
- 監督:リュック・ベッソン「ニキータ」「フィフス・エレメント」
- 役者:ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン
あらすじ
「ニキータ」のリュック・ベッソンが初めてアメリカで製作したバイオレンス・アクション。ニューヨークを舞台に、凄腕の殺し屋レオンと12歳の少女マチルダの純愛と戦いを描く。
解説
大都会の片隅で出会った孤独なふたりの葛藤と壮絶なアクション・シーンがほどよくブレンドされた佳作だが、その功績は朴訥だが頼もしいJ・レノと繊細でいてたくましいN・ポートマンの二人の魅力に負うところが大きい。
★84.5% リーサル・ウェポン(1987)
- レビュー数:343,647人
- 観客の評価:85%
- 海外批評家の評価:84%
- 日本人からの評価:3.78/5
- 監督:リチャード・ドナー「スーパーマン」「グーニーズ」
- 役者:メル・ギブソン、ダニー・グローヴァー、ゲイリー・ビジー
あらすじ
コンドミニアムのベランダから若い女が飛び降りた。コンビを組んだばかりの、妻が死んでから自殺願望のあるマーティン・リッグス(ギブソン)と良き家庭人のロジャー・マータフ(グローヴァー)が捜査に当たる事に。事件の背後にある麻薬密売組織は次々と証人を消しにかかり、そして二人の刑事にもその銃口が向けられる。反目し合う二人が徐々に互いを認め、やがて熱い友情の絆で結ばれていくバディ・ムービーの最高峰。
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★84.5% スピード(1994)
- レビュー数:667,880人
- 観客の評価:76%
- 海外批評家の評価:93%
- 日本人からの評価:4.21/5
- 監督:ヤン・デ・ボン「トゥームレイダー2」
- 役者:キアヌ・リーブス、デニス・ホッパー、サンドラ・ブロック
あらすじ
路線バスに時速50マイル(約80キロ)以下になると爆発する爆弾が仕掛られた。爆弾魔は巨額の身代金を要求。若きSWAT隊員ジャックは、多くの乗客を乗せたこのバスに乗り込み、次々と襲い掛かるトラブルに立ち向かう…。
解説
爆弾魔とSWAT隊員の攻防をノンストップで描くジェット・コースター・アクション。
★85% マッハ!!!!!!!!(2003)
- レビュー数:69,226人
- 観客の評価:84%
- 海外批評家の評価:86%
- 日本人からの評価:4.07/5
- 監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ「マッハ!無限大」
- 役者:トニー・ジャー
解説
スタントマンの起用、ワイヤー・ワーク、CG、早回しによる編集を一切排除し、迫力満点の本物のファイトで見せる、ムエタイ・アクション・ムービー。タイの興業収入記録を塗りかえ、各国映画祭で絶賛された大ヒット作。国技・ムエタイを武器に戦う男ティンを演じたトニー・ジャーの華麗な技は見逃せない。
あらすじ
タイの敬虔な仏教徒の村から、信仰の象徴である仏像”オンバク”の首が盗まれた。悲嘆にくれる村人達を見て、「オンバクを取り戻してみせる!」と一人のムエタイの奥義を極めた男(トニー・ジャー)が立ち上がる……。
★85% ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011)
- レビュー数:471,924人
- 観客の評価:76%
- 海外批評家の評価:94%
- 日本人からの評価:4.20/5
- 監督:ブラッド・バード「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」
- 役者:トム・クルーズ、ポーラ・パットン、サイモン・ペッグ、ジェレミー・レナー
解説
トム・クルーズがすご腕スパイ、イーサン・ハントを演じる人気アクション・シリーズの第4弾。爆破事件への関与を疑われ、スパイ組織IMFを追われたイーサンたちが、容疑を晴らすべく黒幕との危険な駆け引きを繰り広げる。『Mr.インクレディブル』のブラッド・バードが初の実写映画でメガホンを取り、『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナーや『プレシャス』のポーラ・パットン、『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』のサイモン・ペッグがチームのメンバー役で共演。世界一の高層ビルでトム自身が見せる驚異のスタントのほか過激なアクションに目がくぎ付け。
あらすじ
ロシア・クレムリン爆破事件の犯行容疑がかけられたイーサン・ハント(トム・クルーズ)。アメリカ大統領は政府の関与への疑いを避けるべく、ゴースト・プロトコルを発令。イーサンと仲間は組織から登録を消されるも、新たなミッションを言い渡される。真犯人への接近を図るイーサンは、世界一の高層ビル、ブルジュ・ハリファの高層階へ外部からの侵入にチャレンジするが……。
★86% ザ・レイド(2011)
- レビュー数:51,584人
- 観客の評価:85%
- 海外批評家の評価:87%
- 日本人からの評価:3.90/5
- 監督:ギャレス・エヴァンス「ザ・レイド GOKUDO」
- 役者:イコ・ウワイス
解説
インドネシアの麻薬王が支配する30階建ての高層ビルを舞台に、SWATとギャングたちが銃撃戦や肉弾戦などし烈な死闘を繰り広げる驚がくのノンストップ・アクション。ギャングの巣窟に強制捜査に入った20人のSWAT隊員が、住人たちの激しい反撃に抵抗しながら戦うさまを描く。監督と主演は、『ザ・タイガーキッド ~旅立ちの鉄拳~』のギャレス・エヴァンスと、東南アジアの格闘術「シラット」の使い手で同作にも出演したイコ・ウウェイス。始まりから終わりまで、止まることのない過激なアクション・シーンに度肝を抜かれる。
あらすじ
ジャカルタの麻薬王が支配する30階建ての高層ビル。ギャングに殺し屋、ドラッグの売人たちのアジトとなっているそのビルに、20人の精鋭からなるSWATチームが強制捜査に入る。しかし作戦の情報が漏えいしており、激しい銃撃戦が勃発。そんな中隊員たちは、己の肉体やさまざまな武器を駆使しながら、次から次へと襲撃してくるギャングたちと死闘を繰り広げ、麻薬王を捕獲すべく進んでいく。
★86.5% マトリックス(1999)
- レビュー数:33,321,797人
- 観客の評価:85%
- 海外批評家の評価:87%
- 日本人からの評価:4.16/5
- 監督:ラナ・ウォシャウスキー、リリー・ウォシャウスキー「バウンド」
- 役者:キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー=アン・モス
- アカデミー賞受賞:編集賞、録音賞、音響編集賞、視覚効果賞
解説
「バウンド」で監督デビューを果たしたウォシャウスキー・ブラザースによる新感覚のSFXで彩られた重厚かつスタイリッシュなアクション巨編。
あらすじ
ニューヨークの会社でしがないコンピュータプログラマーとして働くトマス・アンダーソンには、裏世界の凄腕ハッカー“ネオ”というもうひとつの顔があった。ある日、“ネオ”はディスプレイに現れた不思議なメッセージに導かれるまま、謎の美女トリニティと出会う。そして彼女の手引きによってある人物と接見することになった……。
★87% デッドプール(2016)
- レビュー数:181,396人
- 観客の評価:90%
- 海外批評家の評価:84%
- 日本人からの評価:3.81/5
- 監督:ティム・ミラー
- 役者:ライアン・レイノルズ、モリーナ・バッカリン、エド・スクライン、T・J・ミラー、ジーナ・カラーノ
解説
『[リミット]』などのライアン・レイノルズを主演に迎え、マーベルコミックスの破天荒ヒーローを実写映画化したアクション。人体改造により人並み外れた治癒能力と不死身の体を手にした主人公が、ジョークを口にしつつ暴れまくる姿を描く。共演は『トランスポーター イグニション』などのエド・スクライン。現実世界とフィクションの境を越えて、観る者を自分の世界に引き込む風雲児の活躍に胸が高鳴る。
あらすじ
ウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)は、以前は優秀な特殊部隊の傭兵(ようへい)として活躍していたが、今は悪者を気まぐれに痛めつけては金を稼いでいる。すっかり正義のヒーロー気取りの彼は恋人との結婚も決まり幸福の絶頂にあったが、いきなり末期ガンだと診断される。とある組織にガンを根治できると聞いたウェイドは、彼らに同行して人体実験を受ける。
★87.5% 少林サッカー(2001)
- レビュー数:68,982人
- 観客の評価:84%
- 海外批評家の評価:91%
- 日本人からの評価:4.03/5
- 監督:チャウ・シンチー「カンフーハッスル」
- 役者:チャウ・シンチー、ヴィッキー・チャオ
あらすじ
“黄金の右”と呼ばれるサッカー選手ファンは、チームメイトのハンが持ちかけた八百長試合に荷担したことがきっかけで、自慢の脚を折られてしまった。夢半ばで諦めざるを得なかったファン。それから20年、ファンは、いまやサッカー界の首領として君臨するハンの雑用係にまで落ちぶれていた。そんなある日、ファンは街で不思議な青年シンと出会う。少林拳を信奉する彼は、くず拾いをしながら道行く人に少林拳を説いて回っていた。ファンはふとしたことからシンの超人的な脚力を見抜き、自らがなし得なかった夢をシンに託すべく、彼にサッカーを教え込むのだった。
★88% ボーン・アイデンティティー(2002)
- レビュー数:964,305人
- 観客の評価:93%
- 海外批評家の評価:83%
- 日本人からの評価:4.04/5
- 監督:ダグ・リーマン「Mr.&Mrs. スミス」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
- 役者:マット・デイモン、フランカ・ポテンテ、クリス・クーパー、ブライアン・コックス
あらすじ
ある嵐の夜、イタリアの漁船が洋上に漂う意識不明の若い男を発見する。引き上げられたその男の背中には弾痕があり、皮下にはマイクロカプセルが埋め込まれ、それにはスイスの銀行の口座番号が印されていた。男はなんとか息を吹き返すが、記憶を失っており、自分の名前も分からない状態だった。数週間後、彼は身元の唯一の手掛かりであるスイスの銀行に向かう。その貸金庫にはジェイソン・ボーン名義を含め6ヵ国のパスポートや大金、そして拳銃が入っていた。やがて暗殺者たちに狙われ始めた彼は、偶然出会ったマリーの協力を得てパリへと向かうのだったが…。
★88.5% インセプション(2010)
- レビュー数:565,665人
- 観客の評価:91%
- 海外批評家の評価:86%
- 日本人からの評価:4.07/5
- 監督:クリストファー・ノーラン「メメント」「ダークナイト」
- 役者:レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、マリオン・コティヤール、トム・ハーディ、エレン・ペイジ
- アカデミー賞受賞:撮影賞、視覚効果賞、音響編集賞、録音賞
- アカデミー賞ノミネート:作品賞、脚本賞、美術賞、作曲賞
解説
『ダークナイト』の気鋭の映像作家、クリストファー・ノーラン監督がオリジナル脚本で挑む、想像を超えた次世代アクション・エンターテインメント大作。人の夢の世界にまで入り込み、他人のアイデアを盗むという高度な技術を持つ企業スパイが、最後の危険なミッションに臨む姿を描く。主役を務めるのは『シャッター アイランド』のレオナルド・ディカプリオ。物語のキーマンとなる重要な役どころを『ラスト サムライ』の渡辺謙が好演する。斬新なストーリー展開と、ノーラン監督特有のスタイリッシュな映像世界に引き込まれる。
あらすじ
コブ(レオナルド・ディカプリオ)は人が夢を見ている最中に、その潜在意識の奥深くにもぐり込んで相手のアイデアを盗むことのできる優秀な人材だった。彼は、企業スパイの世界でトップの腕前を誇っていたが、やがて国際指名手配犯となってしまう。そんなある日、コブの元に“インセプション”と呼ばれるほぼ不可能に近い仕事が舞い込む。
★88.5% ダークナイト ライジング(2012)
- レビュー数:1,207,458人
- 観客の評価:90%
- 海外批評家の評価:87%
- 日本人からの評価:4.12/5
- 監督:クリストファー・ノーラン「メメント」「インセプション」
- 役者:クリスチャン・ベール、アン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリオン・コティヤール、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン
解説
鬼才クリストファー・ノーラン監督が、『ダークナイト』に続いて放つアクション大作。8年間平和を保ってきたゴッサム・シティを狙うベインが出現し、再びダークナイト(バットマン)と激しい攻防を繰り広げる様子を映し出す。今回も主演のクリスチャン・ベイルをはじめ、マイケル・ケインやゲイリー・オールドマンらが続投。新キャストのアン・ハサウェイやトム・ハーディらと共に見せる、最終章にふさわしい壮絶なストーリー展開に熱狂する。
あらすじ
ジョーカーがゴッサム・シティーを襲撃するものの、ダークナイトが死闘を繰り広げ彼を撃破してから8年後。再びゴッサム・シティの破壊をもくろむベイン(トム・ハーディ)が現われ……。
★89% ボーダーライン(2015)
- レビュー数:64,108人
- 観客の評価:84%
- 海外批評家の評価:94%
- 日本人からの評価:3.69/5
- 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ「灼熱の魂」「ブレードランナー 2049」
- 役者:エミリー・ブラント、ベニチオ・デル・トロ
- アカデミー賞ノミネート:撮影賞、作曲賞、音響編集賞
解説
アメリカとメキシコの国境で巻き起こる麻薬戦争の闇を、『灼熱の魂』『プリズナーズ』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が衝撃的かつリアルに描いたアクション。メキシコ麻薬カルテルを撲滅すべく召集された女性FBI捜査官が、暴力や死と日常が隣り合わせの現実を目の当たりにする姿を映す。主演は、『イントゥ・ザ・ウッズ』などのエミリー・ブラント。ほかにベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリンらが出演。ヴィルヌーヴ監督による臨場感たっぷりの演出と、名優たちの緊迫した演技に注目。
あらすじ
優秀なFBI捜査官のケイト(エミリー・ブラント)は、メキシコ麻薬カルテルの全滅を目的とした部隊に入り、特別捜査官(ジョシュ・ブローリン)のもとで極秘任務に就く。ケイトは早速、謎めいたコロンビア人(ベニチオ・デル・トロ)と共に国境付近の捜査を開始。人が次々と亡くなる現実を突きつけられたケイトは……。
★89% バットマン・ビギンズ(2005)
- レビュー数:1,110,972人
- 観客の評価:94%
- 海外批評家の評価:84%
- 日本人からの評価:3.81/5
- 監督:クリストファー・ノーラン「メメント」「インセプション」
- 役者:クリスチャン・ベール、ライナス・ローチ、ケイティ・ホームズ、リーアム・ニーソン、渡辺謙、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン
解説
クリスチャン・ベールを主演に迎え、バットマン誕生の伝説を描くエンターテインメント超大作。監督は『インソムニア』のクリストファー・ノーラン。リーアム・ニーソン、モーガン・フリーマン、ゲイリー・オールドマンなどの演技派に加え、日本の渡辺謙も出演している。ヒロインを演じるのは、ケイティ・ホームズ。人間ドラマにスポットをあてた構成は既存の『バットマン』シリーズとは一線を画す。
あらすじ
両親を殺害されたブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)は、世の中に幻滅し、不当な闘いを終わらせ、弱者を餌食にする悪党を倒すことを心に誓う。
★89.5% シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)
- レビュー数:170,73人
- 観客の評価:89%
- 海外批評家の評価:90%
- 日本人からの評価:3.69/5
- 監督:ルッソ兄弟「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
- 役者:クリス・エヴァンス、セバスチャン・スタン、ジェレミー・レナー、ポール・ラッド、ロバート・ダウニー・Jr、スカーレット・ヨハンソン
解説
マーベルコミックスの人気キャラクターを実写映画化した『キャプテン・アメリカ』のシリーズ第3弾。アベンジャーズのメンバー同士でもあるキャプテン・アメリカとアイアンマンの対立を、あるテロ事件と絡めて活写していく。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』に引き続き、監督はアンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ。キャストにはロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソンら、一連のシリーズでおなじみの面々が結集する。ハイパワーを繰り出して激突する2大ヒーローの姿に圧倒される。
あらすじ
アベンジャーズのリーダーとなった、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)。しかし、彼らが世界各地で繰り広げた戦いが甚大な被害を及ぼしたことが問題になる。さらに、それを回避するためにアベンジャーズは国際的政府組織の管理下に置かれ、活動を制限されることに。アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)はこの処置に賛成するが、自発的に平和を守るべきだと考えるキャプテン・アメリカはそんな彼に反発。二人のにらみ合いが激化していく中、世界を震撼(しんかん)させるテロ事件が起きてしまう。
★89.5% カンフーハッスル(2005)
- レビュー数:227,370人
- 観客の評価:89%
- 海外批評家の評価:90%
- 日本人からの評価:3.82/5
- 監督:チャウ・シンチー「少林サッカー」
- 役者:チャウ・シンチー、ラム・ジーチョン、チャン・クォックワン、ユン・ワー
- ゴールデン・グローブ賞:外国語映画賞
解説
『少林サッカー』の大ヒットにより香港だけでなく日本でも人気に火がついた、チャウ・シンチーの監督、脚本、主演を務める最新作。60から70年代のカンフー映画にオマージュを捧げ、その時代に大活躍していたユン・ワーやチウ・チーリン、そしてあのブルース・リャンを迎え“ありえない”というほど従来のアクションを超越したカンフー映画を作りあげた。シンチーの幼少時代の記憶を映像化したアパート“豚小屋砦”は要チェック。
あらすじ
冷酷無情なギャング団“斧頭会”のメンバーを目指すシン(チャウ・シンチー)とその相棒(ラム・ジーチョン)は、貧困地区の豚小屋砦で小金を騙し取ろうとするが……。
★89.5% 007 スカイフォール(2012)
- レビュー数:371,888人
- 観客の評価:86%
- 海外批評家の評価:93%
- 日本人からの評価:3.69/5
- 監督:サム・メンデス「アメリカン・ビューティー」「007 スペクター」
- 役者:ダニエル・クレイグ、ジュディ・デンチ、ハビエル・バルデム、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ベン・ウィショー
- アカデミー賞受賞:音響編集賞、歌曲賞
- アカデミー賞ノミネート:撮影賞、作曲賞、録音賞
解説
007のコードネームを持つイギリスの敏腕諜報(ちょうほう)員、ジェームズ・ボンドの活躍を描くスパイ・アクションのシリーズ第23弾。上司Mとの信頼が揺らぐ事態が発生する中、世界的ネットワークを誇る悪の犯罪組織とボンドが壮絶な戦いを繰り広げる。『007/カジノ・ロワイヤル』からボンドを演じるダニエル・クレイグが続投。監督に『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス、共演には『ノーカントリー』のハビエル・バルデム、『シンドラーのリスト』のレイフ・ファインズら、そうそうたるメンバーが結集。イスタンブールをはじめ世界各地でロケが行われた美しい映像も見もの。
あらすじ
MI6のエージェントのジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、NATOの諜報(ちょうほう)部員の情報が記録されているハードドライブを強奪した敵のアジトを特定し、トルコのイスタンブールに降り立つ。その組織をあと少しのところまで追い詰めるも、同僚のロンソンが傷を負ってしまう。上司のM(ジュディ・デンチ)からは、敵の追跡を最優先にとの指令が入り、後から駆け付けたアシスタントエージェントのイヴ(ナオミ・ハリス)と共に、敵を追跡するボンドだったが……。
★90% ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(2015)
- レビュー数:91,412人
- 観客の評価:87%
- 海外批評家の評価:93%
- 日本人からの評価:4.26/5
- 監督:クリストファー・マッカリー「アウトロー」「ユージュアル・サスペクツ」(脚本)
- 役者:トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、サイモン・ペグ、レベッカ・ファーガソン、ヴィング・レイムス
解説
ハリウッドスターのトム・クルーズ主演の世界的大ヒットシリーズ『ミッション:インポッシブル』の第5弾。スパイ組織IMFに所属する腕利きエージェントが、仲間たちと協力して暗躍する無国籍スパイ組織撲滅というハイレベルのミッションに挑戦する姿を活写する。共演は、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ、アレック・ボールドウィンら。高度1,500メートル、時速400キロメートルで飛行中の軍用機侵入を試みる、トムの命知らずのアクションも見どころ。
あらすじ
正体不明の多国籍スパイ集団“シンジケート”をひそかに追っていたIMFエージェントのイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、ロンドンで敵の手中に落ちてしまう。拘束された彼が意識を取り戻すと、目の前に見知らぬ女性と、3年前に亡くなったはずのエージェントがいた。拷問が開始されようとしたとき、その女性は思わぬ行動に出る。
★90.5% オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014)
- レビュー数:145,060人
- 観客の評価:90%
- 海外批評家の評価:91%
- 日本人からの評価:3.97/5
- 監督:ダグ・リーマン「ボーン・アイデンティティー」「Mr.&Mrs. スミス」
- 役者:トム・クルーズ、エミリー・ブラント、ビル・パクストン
解説
作家・桜坂洋のライトノベルを、トム・クルーズ主演で映画化したSFアクション。近未来の地球を舞台に、ある兵士が戦闘と死をループしながら、幾度も戦闘するうちに技術を身に付けていくさまを描く。監督は、『ボーン・アイデンティティー』『Mr.&Mrs. スミス』などのダグ・ライマン。主人公と共闘する特殊部隊の女兵士には、『プラダを着た悪魔』などのエミリー・ブラントがふんする。トムらしいバトルシーンはもちろん、日本の小説がハリウッド大作として派手に活写されていることにも期待。
あらすじ
近未来の地球。侵略者の激しい攻撃に、人類の軍事力ではもはや太刀打ちできなくなっていた。対侵略者の任務に就いたウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、戦闘によって亡くなる。しかし、タイムループの世界にとらわれ、戦闘と死を繰り返す。そんな中、特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)と出会ったケイジは、彼女と一緒に何度も戦闘と死を繰り返しながら戦闘技術を向上させ……。
★91.5% マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015)
- レビュー数:121,839人
- 観客の評価:97%
- 海外批評家の評価:86%
- 日本人からの評価:4.16/5
- 監督:ジョージ・ミラー「マッドマックス」「ベイブ/都会へ行く」
- 役者:トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン
- アカデミー賞受賞:衣装デザイン賞、美術賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、編集賞、音響編集賞、録音賞
- アカデミー賞ノミネート:作品賞、監督賞、視覚効果賞、撮影賞
解説
荒廃した近未来を舞台に妻子を暴走族に殺された男の壮絶な復讐(ふくしゅう)劇を描き、主演のメル・ギブソンの出世作となった『マッドマックス』シリーズ第4弾。同シリーズの生みの親であるジョージ・ミラーが再びメガホンを取り、主役を『ダークナイト ライジング』などのトム・ハーディが受け継ぐ。共演にはオスカー女優シャーリーズ・セロン、『ウォーム・ボディーズ』などのニコラス・ホルト、1作目で暴走族のボスを演じたヒュー・キース・バーンら多彩な顔ぶれが集結。
あらすじ
資源が底を突き荒廃した世界、愛する者も生きる望みも失い荒野をさまようマックス(トム・ハーディ)は、砂漠を牛耳る敵であるイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の一団に捕らわれ、深い傷を負ってしまう。そんな彼の前に、ジョーの配下の女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)、全身白塗りの謎の男、そしてジョーと敵対関係にあるグループが出現。マックスは彼らと手を組み、強大なジョーの勢力に戦いを挑む。
★91.5% ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014)
- レビュー数:247,851人
- 観客の評価:92%
- 海外批評家の評価:91%
- 日本人からの評価:3.26/5
- 監督:ジェームズ・ガン「スリザー」
- 役者:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デビッド・バウティスタ、ヴィン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパー
解説
犯罪歴のあるメンバーによって構成された、マーベルコミックス発の異色のヒーロー集団を映画化したSFアクション。無限の力を持つパワーストーンを盗んだ主人公が、刑務所で出会った凶悪犯らと共に宇宙滅亡を阻止するための戦いに挑む。メガホンを取るのは『スーパー!』などのジェームズ・ガン。主人公を『マネーボール』などのクリス・プラットが演じるほか、ゾーイ・サルダナやベニチオ・デル・トロが共演、ブラッドリー・クーパー、ヴィン・ディーゼルが声の出演を果たす。擬人化されたアライグマや樹木といった、個性的で凶暴なヒーロー軍団の活躍に注目。
あらすじ
自らスター・ロードと名乗るトレジャーハンターのピーター・クイル(クリス・プラット)。ピーターは無限の力を持つパワーストーンのオーブを入手するものの、その後逮捕され刑務所にぶち込まれてしまう。ピーターは天才メカニックのロケットら刑務所で出会った仲間と脱獄するも、オーブの力で宇宙を滅亡させようとする強大な悪と戦うこととなり……。
★91.5% グリーン・デスティニー(2000)
- レビュー数:426,360人
- 観客の評価:86%
- 海外批評家の評価:97%
- 日本人からの評価:3.26/5
- 監督:アン・リー「ブロークバック・マウンテン」「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」
- 役者:チョウ・ユンファ、ミシェール・ヨー、チャン・ツィイー
- アカデミー賞受賞:撮影賞、美術賞、作曲賞、外国語映画賞
- アカデミー賞ノミネート:作品賞、監督賞、脚色賞、編集賞、衣装デザイン賞、歌曲賞
あらすじ
中国全土にその名を知られる剣の名手リー・ムーバイ。彼は女弟子のユー・シューリンに伝説の名剣“グリーン・デスティニー”を北京のティエ氏に届けるよう頼む。ユーは届け先のティエ氏の屋敷で隣に住む貴族の娘イェンと出会う。イェンは剣士になるのが夢だったが、家の都合で嫁ぐことが決まっているという。二人は打ち解け合うが、その夜“グリーン・デスティニー”が何者かに盗まれてしまう。ユーはイェンを疑うのだったが……。
解説
特撮を駆使して達人たちの激闘を描くアクション大作。
★91.5% アベンジャーズ(2012)
- レビュー数:1,129,186人
- 観客の評価:91%
- 海外批評家の評価:92%
- 日本人からの評価:3.91/5
- 監督:ジョス・ウェドン「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」
- 役者:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、ジェレミー・レナー、スカーレット・ヨハンソン
解説
アイアンマン、ソー、ハルク、キャプテン・アメリカなど、世界的に有名なヒット作の主人公が一堂に顔を合わせるアクション大作。特殊な戦闘力を誇る者たちによって編成されたチーム「アベンジャーズ」が、地球滅亡の危機を回避する戦いに身を投じる。最先端VFXを駆使した圧倒的ビジュアルに加え、『シャーロック・ホームズ』シリーズのロバート・ダウニー・Jrや『それでも恋するバルセロナ』のスカーレット・ヨハンソンら、豪華共演を果たしたキャスト陣も見ものだ。
あらすじ
人知を超えた悪によってひそかに進められる地球壊滅の陰謀。それを食い止めるべく、大富豪で天才発明家アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)、神々の国から地球ヘと追放された雷神ソー(クリス・ヘムズワース)、感情の爆発によって容姿を激変させる科学者ハルク(マーク・ラファロ)などを集めた部隊アベンジャーズが結成される。しかし、各々が抱えているつらい過去や苦悩が浮き上がっては衝突し合うようになり、人類史上最大の危機に立ち向かうチームとしての機能が消失しかけていた。
★92% 007 カジノ・ロワイヤル(2006)
- レビュー数:701,447人
- 観客の評価:89%
- 海外批評家の評価:95%
- 日本人からの評価:4.00/5
- 監督:マーティン・キャンベル「007 ゴールデンアイ」「レジェンド・オブ・ゾロ」
- 役者:ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン、ジュディ・デンチ、ジェフリー・ライト、ジャンカルロ・ジャンニーニ
- アカデミー賞受賞:助演男優賞、音響編集賞
- アカデミー賞ノミネート:撮影賞、編集賞、美術賞、メイクアップ賞、録音賞、視覚効果賞
解説
英国諜報部に属する敏腕スパイ、ジェームズ・ボンドの活躍を描く人気スパイ・アクションのシリーズ第21弾。原点に戻った今作ではボンドが殺しのライセンスを持つ“007”になる前の物語から始まり、国際テロ組織の壊滅が初任務となるボンドの奔走を活写する。6代目ボンドに『ミュンヘン』のダニエル・クレイグ、ヒロインのボンドガールに『ルパン』のエヴァ・グリーン。豪勢なカジノを舞台に繰り広げられる駆け引きがスリル満点。
あらすじ
英国諜報部MI6のスパイである‘00’の地位に昇格したジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、最初のミッションとして国際テロ組織のネットワークを絶つ任務を課される。テロ組織の資金源であるル・シッフルと接触を命じられたボンドは、モンテネグロのカジノでル・シッフルと高額の掛け金のポーカー対決を開始する。
★92% ボーン・アルティメイタム(2007)
- レビュー数:1,921,772人
- 観客の評価:91%
- 海外批評家の評価:93%
- 日本人からの評価:4.30/5
- 監督:ポール・グリーングラス「ブラディ・サンデー」「ユナイテッド93」
- 役者:マット・デイモン、ジュリア・スタイルズ、ジョアン・アレン、デヴィッド・ストラザーン
- アカデミー賞受賞:編集賞、録音賞、音響編集賞
解説
記憶を失った元CIAの暗殺者ジェイソン・ボーンが活躍する大ヒット・シリーズの第3作。今作では、ついにボーンが自らの忌まわしい過去と対峙(たいじ)し、彼の“自分探しの旅”に衝撃の結末が訪れる。主人公のボーンを演じるのは、前2作に引き続きマット・デイモン。監督は前作『ボーン・スプレマシー』のポール・グリーングラスが務めている。息をもつかせぬスリリングな展開と、3つの都市を舞台に繰り広げられる迫力のアクション・シーンが堪能できる。
あらすじ
自分を暗殺者に仕立てあげたCIAの極秘プロジェクト、“トレッドストーン計画”などに関する取材を進めていた新聞記者ロス(パディ・コンシダイン)とロンドンで接触しようとしたボーン(マット・デイモン)。しかし、CIAの現地要員に監視されていたロスは、若い暗殺者(エドガー・ラミレス)に狙撃されてしまう。
★92.5% 十三人の刺客(2010)
- レビュー数:23,347人
- 観客の評価:89%
- 海外批評家の評価:96%
- 日本人からの評価:3.64/5
- 監督:三池 崇史「ゼブラーマン」「クローズZERO」
- 役者:役所広司、山田孝之、松方弘樹、稲垣吾郎、市村正親、平幹二朗、松本幸四郎、吹石一恵
解説
時代劇映画の名作との呼び声も高い1963年公開の工藤栄一監督の『十三人の刺客』を、約半世紀の時を経て現代風に再構築した時代劇エンターテインメント巨編。日本を代表するヒットメーカーの三池崇史監督がメガホンを取り、江戸幕府史上最悪の暴君を暗殺するため、13人の刺客たちが命を懸けた一世一代の戦いを挑む。主演の役所広司を筆頭に、稲垣吾郎、松方弘樹、市村正親、松本幸四郎ら豪華キャストの共演も見逃せない。
あらすじ
幕府の権力をわが物にするため、罪なき民衆に不条理な殺りくを繰り返す暴君・松平斉韶(稲垣吾郎)を暗殺するため、島田新左衛門(役所広司)の下に13人の刺客が集結する。斉韶のもとには新左衛門のかつての同門・鬼頭半兵衛(市村正親)ら総勢300人超の武士が鉄壁の布陣を敷いていたが、新左衛門には秘策があった。
★92.5% ディパーテッド(2006)
- レビュー数:734,919人
- 観客の評価:94%
- 海外批評家の評価:91%
- 日本人からの評価:3.45/5
- 監督:マーティン・スコセッシ「タクシードライバー」「ギャング・オブ・ニューヨーク」
- 役者:レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーティン・シーン、マーク・ウォルバーグ
- アカデミー賞受賞:作品賞、監督賞、脚色賞、編集賞
- アカデミー賞ノミネート:助演男優賞
解説
巨匠マーティン・スコセッシが、香港映画『インファナル・アフェア』をリメイクしたアクションサスペンス。マフィアに潜入した警察官と、警察に潜入したマフィアの死闘がスリリングに描かれる。レオナルド・ディカプリオとマット・デイモンが主人公の警察官とマフィアをそれぞれ熱演。名優ジャック・ニコルソンがマフィアのボス役で脇を固める。ボストンを舞台に描かれた本作は、スコセッシ監督らしいバイオレンスシーンと、敵対組織に潜入した男ふたりの心理描写に注目。
あらすじ
犯罪者の一族に生まれたビリー(レオナルド・ディカプリオ)は、自らの生い立ちと決別するため警察官を志し、優秀な成績で警察学校を卒業。しかし、警察に入るなり、彼はマフィアへの潜入捜査を命じられる。一方、マフィアのボス、コステロ(ジャック・ニコルソン)にかわいがられて育ったコリン(マット・デイモン)は、内通者となるためコステロの指示で警察官になる。
★93% ダイ・ハード(1988)
- レビュー数:571,584人
- 観客の評価:94%
- 海外批評家の評価:92%
- 日本人からの評価:4.51/5
- 監督:ジョン・マクティアナン「プレデター」
- 役者:ブルース・ウィリス、アラン・リックマン
あらすじ
クリスマス。武装テロリストに占拠された日本企業のハイテク高層ビルを舞台に、たった一人の刑事の戦いを描いた超娯楽作。
解説
伏線が隅々まで生きる脚本、絵空事ではない描写に最大限の効果を発揮したSFX、それらを手際良くまとめた演出で素晴らしいアクション映画の傑作となっている。スーパー・ヒーロー然としていない人間臭い主人公に扮したB・ウィリスは好演。
★93.5% 燃えよドラゴン(1972)
- レビュー数:104,686人
- 観客の評価:92%
- 海外批評家の評価:95%
- 日本人からの評価:4.27/5
- 監督:ロバート・クローズ、ブルース・リー
- 役者:ブルース・リー、ジョン・サクソン
解説
麻薬製造の大ボスと噂される人物の正体を暴くため彼の要塞島で開かれる武闘大会に参加するリー。カンフー・アクションにスパイ・サスペンスを融合させ、復讐、裏切り、陰謀といった要素を間断なく展開させた故B・リーの最高傑作アクション。
★93.5% ターミネーター2(191)
- レビュー数:746,186人
- 観客の評価:94%
- 海外批評家の評価:93%
- 日本人からの評価:4.66/5
- 監督:ジェームズ・キャメロン「タイタニック」「アバター」
- 役者:アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、エドワード・ファーロング
- アカデミー賞受賞:メイクアップ賞、視覚効果賞、録音賞、音響編集賞
あらすじ
前作で結ばれた、サラ・コナーと未来から来たカイル・リースとの間に出来た息子ジョンこそ、未来での機械との戦争で人類を導く指導者だった。そして、機械たちはジョンの暗殺を目論み、再び1994年ロサンゼルスにターミネーターを送り込んでくる。一方、来るべき未来の戦争を知る唯一の人間サラは、狂人扱いされ精神病院へ入れられていた。そんな中、未来から送られてきた2体のターミネーターがジョンに接触する。
★94% ダークナイト(2008)
- レビュー数:1,825,347人
- 観客の評価:94%
- 海外批評家の評価:94%
- 日本人からの評価:4.42/5
- 監督:クリストファー・ノーラン「メメント」「インセプション」
- 役者:クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー、アーロン・エッカート、マギー・ギレンホール、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン
- アカデミー賞受賞:助演男優賞、音響編集賞
- アカデミー賞ノミネート:撮影賞、編集賞、美術賞、メイクアップ賞、録音賞、視覚効果賞
解説
映画『バットマン ビギンズ』の続編で、バットマンの最凶最悪の宿敵であるジョーカーの登場で混乱に陥ったゴッサムシティを守るべく、再びバットマンが死闘を繰り広げるアクション大作。監督は前作から続投のクリストファー・ノーラン。またクリスチャン・ベイルも主人公、バットマンを再び演じる。そして敵役のジョーカーを演じるのは2008年1月に亡くなったヒース・レジャー。シリーズで初めてタイトルからバットマンを外し、新たな世界観を広げたダークな展開に目が離せない。
あらすじ
悪のはびこるゴッサム・シティーを舞台に、ジム警部補(ゲイリー・オールドマン)やハービー・デント地方検事(アーロン・エッカート)の協力のもと、バットマン(クリスチャン・ベイル)は街で起こる犯罪撲滅の成果を上げつつあった。だが、ジョーカーと名乗る謎の犯罪者の台頭により、街は再び混乱と狂気に包まれていく。最強の敵を前に、バットマンはあらゆるハイテク技術を駆使しながら、信じるものすべてと戦わざるを得なくなっていく。
★94.5% ターミネーター(1984)
- レビュー数:773,460人
- 観客の評価:89%
- 海外批評家の評価:100%
- 日本人からの評価:4.55/5
- 監督:ジェームズ・キャメロン「タイタニック」「アバター」
- 役者:アーノルド・シュワルツェネッガー、マイケル・ビーン
あらすじ
未来で繰り広げられている人類VS機械の果てしない闘い。機械軍は人類のリーダーであるジョン・コナーを歴史から消すべく1984年のロスへ冷徹無比の殺人機ターミネーターを送り込んだ。目的は、いずれジョンを産むことになるサラ・コナーの抹殺。平凡な女子学生であるサラの前に姿を見せる黒づくめの殺人機。だがその時、彼女を守るために一人の男が現れた。男の名はカイル・リース。ジョン・コナーの命を受け、未来からやって来た戦士であった。
★96% タクシー・ドライバー(1976)
- レビュー数:257,197人
- 観客の評価:93%
- 海外批評家の評価:99%
- 日本人からの評価:4.42/5
- 監督:マーティン・スコセッシ「ディパーテッド」「ヒューゴの不思議な発明」
- 役者:ロバート・デ・ニーロ、シビル・シェパード、ジョディ・フォスター
- アカデミー賞ノミネート:作品賞、主演男優賞、助演女優賞、作曲賞
あらすじ
ニューヨークの夜を走るひとりのタクシードライバーを主人公に、現代都市に潜む狂気と混乱を描き出した傑作。ベトナム帰りの青年トラヴィス・ビックルは夜の街をタクシーで流しながら、世界の不浄さに苛立ちを感じていた。大統領候補の選挙事務所に勤めるベッツィと親しくなるトラヴィスだったが、彼女をポルノ映画館に誘ったことで絶交されてしまう。やがて、闇ルートから銃を手に入れたトラヴィスは自己鍛錬を始めるが、そんな彼の胸中にひとつの計画が沸き上がる……。
いかがでしたでしょうか?
最後にせかっくなので、私が選ぶ超オススメアクション映画TOP5を発表しましょう!
TOP5
1位 タクシー・ドライバー
ロバート・デ・ニーロの演技がかっこよすぎる!ヒッチコック作品にずっと携わってきたバーナード・ハーマンの音楽も素敵だし、あらゆるジャンル含めて一番好きな映画かもしれません。
2位 ダークナイト
ヒーローってそもそも必要なの?という今までのヒーローありきのヒーロー作品とは違うところがみそ。
バットマンが最後に「Sometimes the truth isn't good enough. Sometimes people deserve more. Sometimes people deserve to have their faith rewarded.」と独白するのですが、ここのセリフが心をグッと掴みます。
3位 マッドマックス 怒りのデス・ロード
何より、映像が綺麗です!いわゆるディストピアの世界でどう生きて行くかというサバイバル映画なのですが、ディストピアなのに世界がとても美しい。
4位 ディパーテッド
本当に最後の最後の最後まで、展開がわからない。誰が味方で、誰が敵なのか?こういうハラハラ感を味わいたい人には絶好の映画。
5位 007 カジノ・ロワイヤル
ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドはロシアの殺し屋みたいでかっこいい。基本007はクレイグを見る映画だと思っています。