ゴールデングローブ賞で最多7部門のノミネートを果たし、今年度のアカデミー賞で最も期待されている作品がミュージカル映画「La La Land」。
主演は「きにみ読む物語」のライアン・ゴズリングと、「バードマン」のエマ・ストーン。
監督は「セッション」のデミアン・チャゼル。
あらすじを簡単にまとめると、売れないジャズピアニストと女優志望の女性が恋をして、お互いの夢を応援し合う…というストーリーです。
吹き替えなしの本格ミュージカル映画で、映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」でも9割以上の人が肯定的評価を与えています。
「2010年代で一番面白いミュージカル映画」と断言してかまわないほどの評価を現段階で獲得している超優良ミュージカル映画です。
日本公開は2017年2月24日(金)
日本公開まであと2ヶ月。
そこでこの記事では、日本公開まで待てないミュージカルファン、映画ファン。そして「ララランド」の名を耳にして少し気になっている人に、公開されてない今でも「La La Land」を楽しむ方法をお届けします。
楽しみ方1:サウンドトラックはすでに販売&視聴可能
サウンドトラックはすでにiTunesやAmazonで購入&視聴可能。私も発売日の9日に即ダウンロードしたましたが、これが最高に良い。まずエマ・ストーンとライアン・ゴズリングは果たして歌えるのだろうか?といった疑問が浮かんでいたましたが、即座に解消しました。
作曲は「セッション」のジャスティン・ハーウィッツ。すでにゴールデングローブ賞、LA映画批評家協会賞で音楽賞にノミネートされており、音楽のレベルは今までのミュージカル映画のなかでも最高水準に価するものでした。
それでは、いくつかの楽曲をYoutubeから紹介しましょう。
「City of Stars」
「Mia&Sebastian's Theme」
「You Love Jazz Now」
「La La Land」はハリウッド黄金期のミュージカル映画を意識して作った作品だと言われています。しかし、ミュージカル好きな私の個人的な見解では、黄金期のミュージカル映画にはない現代的な「かわいさ」が付け足されています。そういう意味では、どちらかといえばフランスミュージカルのテイストに近い作品かもしれません。
サントラの一曲目「Another Day of Sun」もエマ・ストーンの弾むようなスキャットがとても可愛い。カフェにいるような気分になります。
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楽しみ方2:予告動画を見まくる
すでに多くの予告動画が公開されています。予告動画はどんな映画でも面白くように編集されているので、これだけで映画の良さを決めることはできません。
ただひとつ重要なのが、出演者が明らかに楽しそう。観ているこちら側だけではなくて「出演者も楽しそう」というのが良い舞台のセオリーです。楽しそうと愉快はまた違って、演技することに真正面から向き合ってるという楽しみを見出しているというのでしょうか。
それでは今公開されている予告動画をすべて載せました。ぜひチェックしてみてくださいね。
いかがでしたでしょうか。
はっきり言いますと、この作品が面白いかどうかなんて決まりきっているのです。
なぜかって、あの「セッション」を監督したデミアン・チャゼルと音楽を担当したジャスティン・ハーウィッツがタッグを組んでいるのですから。
2010年代を代表するミュージカル映画「La La Land」、ぜひ劇場で観ることをおすすめします!