2015年3月22日に海外のメディアで一気に報道された、キャロル・キングを描いたミュージカル「Beautiful: The Carole King Musical」映画化に関するニュースは世界中のミュージカルファン&キャロル・キングのファンを興奮させました。
では、今回の記事では映画版「Beautiful: The Carole King Musical/ビューティフル」に関する最新情報をどのサイトや記事よりも詳しくご紹介します。
ミュージカル「ビューティフル」のすごさ!まとめ
①2014年初演から現在でも人気作
あれから2年以上が経ち、現在もブロードウェイそしてウエスト・エンドで上演され続けているミュージカル「Beautiful: The Carole King Musical」。ミュージカル「アメリ」のように、興行成績が悪ければどれだけ期待された作品でも1か月で打ち切りになってしまうブロードウェイの世界で、2014年1月12日に初演を迎えてから現在もロングランを続けている作品です。
②ミュージカル「CHICAGO」を超える人気
2017年5月前半のブロードウェイ興行成績では、劇場の座席数に対して88.6%のチケットが売れています。これは、ほとんど同じ座席数のミュージカル「CHICAGO」(81.6%)を越えており、また劇場の規模や座席数こそ違えど「オペラ座の怪人」(85.4%)や「キャッツ」(71.1%)を越えています。
③現在も活動しているキャロル・キングを描いた作品
安定的に興行収入を得ている作品がミュージカル「Beautiful: The Carole King Musical/ビューティフル」であり、現在も活動し続けている1人の人生がこれほど多くの人を感動させている事実は恐るべきことです。
④トニー賞7部門ノミネート、2部門受賞(主演女優賞、音響デザイン賞)
2014年のトニー賞ではミュージカル作品賞含む7部門にノミネートされ、キャロル・キング役を演じたジェシー・ミューラーが主演女優賞を獲得しました。
⑤日本でも2017年7月に帝国劇場で上演される!
そして、キャロル・キングの人生を描いたミュージカル「Beautiful: The Carole King Musical/ビューティフル」は日本でも7月26日より帝国劇場にて上演されます。
主人公キャロル・キングを演じるのは人気声優の水樹奈々とシンガーソングライターの平原綾香。二人とも日本を代表する素敵な声優であり、シンガーソングライターです。
ここからは、さらに詳しく映画版「Beautiful: The Carole King Musical/ビューティフル」を解説します!
目次
映画版「Beautiful: The Carole King Musical/ビューティフル」あらすじ&ネタバレ
「Beautiful: The Carole King Musical/ビューティフル」のあらすじはまだ発表されていませんが、ミュージカルの映画化であり、「ジャージー・ボーイズ」のような音楽ミュージカルの映画化と同じく、内容は引き継がれるでしょう。
そこで、ここではブロードウェイミュージカル版「Beautiful: The Carole King Musical/ビューティフル」の公式サイトを参考に、映画版「Beautiful: The Carole King Musical/ビューティフル」のあらすじをご紹介します。
beautifulonbroadway.com
あらすじ:成功と挫折を乗り越え本当のスターダムへ立つキャロル・キング!
10代でレコード業界に進出、20代で理想の夫と、華々しいキャリアを手にし、ロック界の人気アーティストたちのヒット曲を数々生み出した。『ビューティフル』では、キングが飛ぶ鳥を落とす勢いでスターの座に上りつめるまでの感動的な実話を描いている。キングは、そのキャリアを通して、『ビューティフル』な楽曲を世に送りだしたにとどまらず、後世に歌い継がれる名曲を作り出した。
彼女は10代にしてレコードビジネスの厳しい世界で戦い、20代で理想的な夫と結婚し、さらに素晴らしいロックソングを次々と発表し成功をつかみ取った。
しかし、私生活に亀裂が入り始めると、彼女は次第に本当の歌声を失くしてゆく。だが、キャロル・キングの心はまだ生きていた。夫と別れ、シングルマザーとなったキャロルは、再びスターダムへと、本当の自分自身を探す旅へと歩み始める。
キャロル・キングを支えた親友やスタッフとの関係も描かれる!
「Beautiful: The Carole King Musical/ビューティフル」は、夫であるジェリー・ゴーフィンや作詞・作曲チーム、親友のシンシア・ウェイルにバリー・マンとの関係を含め、キャロル・キングがスターダムへと登るまでの本当の姿、キャロル・キングがポップミュージックの歴史の中で最も成功したシンガーソングライターになるまでの姿を描いた映画です。
そしてもちろん、彼女の生みだした美しいヒットソングの数々と共にキャロルの世界を味わうことができます。
映画版「Beautiful: The Carole King Musical/ビューティフル」キャスト
映画版のキャストはまだ決定していません。ここでは、ブロードウェイ&ウエストエンド版のキャロル・キング役を演じた女優たちをご紹介します。
ブロードウェイ版&ウエストエンド版のキャロル・キング役紹介
ブロードウェイ版:ジェシー・ミューラー(Jessie Mueller)
Chicago Sun-Times
1983年アメリカ生まれ。ブロードウェイデビューはリバイバル版「晴れた日に永遠が見える」。メリンダ・ウェルズ役でトニー賞やドラマ・デスク・アワードの助演女優賞にノミネート。
2014年のブロードウェイ初演版「Beautiful: The Carole King Musical」で主人公キャロル・キング役を演じ、トニー賞とドラマ・デスク・アワードの主演女優賞を獲得。
2016年初演のミュージカル「Waitress」に出演し、トニー賞からアウター・クリティクス・サークル賞まで主要なアワードの主演女優賞にノミネートしました。
https://youtu.be/UWc46qIJ2hI
ウエストエンド版:ケイティ・ブライベン(Katie Brayben)
ロンドンのルイシャム区で生まれ育ったケイティ・ブライベン。2015年よりウエストエンドにて上演が開始されたミュージカル「Beautiful: The Carole King Musical」のキャロル・キング役に抜擢され、ローレンス・オリヴィエ賞の主演女優賞を獲得しました。
ミュージカル映画版「ビューティフル」サウンドトラック
現在映画版のサウンドトラックに関する情報はありません。しかし、ミュージカル版で使用されている音楽が中心になるでしょう。ここでは、ブロードウェイミュージカル版「Beautiful: The Carole King Musical/ビューティフル」の使用曲をご紹介します。
ブロードウェイミュージカル版「Beautiful: The Carole King Musical/ビューティフル」の使用曲
- 去りゆく恋人/So Far Away
- サム・カインド・オブ・ワンダフル/Some Kind of Wonderful
- 幸せな日々は再び/Happy Days Are Here Again
- サヨナラ・ベイビー/Take Good Care of My Baby
- ウィル・ユー・ スティル・ラブ・ミー・トゥモロウ?/Will You Love Me Tomorrow?
- ふられた気持ち/You've Lost That Lovin' Feeling
- ユー・メイク・ミー・フィール・ライク/You Make Me Feel Like
- ア・ナチュラル・ウーマン/A Natural Woman
- ビューティフル/Beautiful
この他にも、ミュージカル用に書き下ろされた曲があります。
ミュージカル映画版「ビューティフル」動画
ミュージカル映画版「ビューティフル」はまだ製作初期段階であり、動画は公開されていません。しかし、ブロードウェイミュージカル版の紹介動画からどのような作品なのか知ることが可能です。
紹介&予告動画
1994年公開の映画「ブロードウェイと銃弾」でアカデミー脚本賞にノミネートされた経験を持つ監督・脚本家・俳優のダグラス・マクグラスがミュージカル映画「ビューティフル」の脚本を担当することが発表されています。
また、製作はソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントとプレイストーンです。
このサイトでは、今後もミュージカル映画「ビューティフル」の情報がリリースされ次第記事にてご紹介します。