この記事ではディズニーが1993年に公開したティム・バートンのアニメーション映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のミュージカル版＆舞台版の可能性について探ってゆきます。
果たして、劇場がハロウィンタウンになる日は来るのでしょうか！日本にも多くのファンがいる『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』。その世界を劇場で味わいたいと思う人は多いはず、ディズニーファンはぜひ最後までご覧くださいね。
Disney Movies
ファンが演じた『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』が圧倒的な支持を得る
2016年9月『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の原案＆製作ティム・バートンのファンページに1993年公開ディズニーアニメーション映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』を舞台化した動画が投稿されました。
1,500万人がfacebookを通して視聴
投稿後、口コミが広がり、数日で1,500万人の人がフェイスブックを通して視聴しました。日本のファンですでに見た人も多いでしょう。
多くのコメントが『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』舞台版のアイディアに興奮し、ディズニーからの製作発表を心待ちにするものでした。しかし、今のところディズニーから『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の舞台化に関する情報はリリースされていません。
動画が製作された経緯
この動画が撮影されたのは2008年。ビバリー・ヒルズ・プレイハウス演劇学校の生徒たちが900ドルかけてつくりました。
ジャック役は現在ブロードウェイ俳優
動画のジャック・スケリントンを演じ、またディズニー非公認のストーリーを執筆したのはロサンゼルスを中心に活動する37歳の役者、作曲家のマシュー・パトリック・デイビス。
デイビスによれば、動画をYouTubeに投稿したのは2012年とのことです。
「授業のワークショップでこの曲を使って、クラスメイトがとても気に入ってくれたので、実際に劇場で演じて撮影してみようと思ったんだ。もちろんディズニーから権利は取ってないよ、ただ映画を愛する気持ちひとつでチャレンジしてみたんだ。」
「ディズニーにはぜひ、こんなに皆が望んでいる『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の舞台化を進めてほしいね」とデイビスは語ります。
YouTubeにアップロードされた動画は現在も再生回数を伸ばし続けています。
「もしジャックが演じられたら、私の長年の夢が叶うよ！」デイビスは語ります。デイビスは2014年にリバイバル版「Side Show」でブロードウェイの舞台に立ちました。
ミュージカル版『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の可能性は高い！
海外メディアがディズニーに確認したところ、この動画に関するコメントは返ってこなかったそうです。
今のところ、ミュージカル版『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』はまだ夢の段階です。しかし、これほどディズニーファンの心を動かした非公認の舞台化映像は今までにありませんでした。
現在も『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のコンサートが開催されている
2016年10月、ジャックの声を担当し、作曲も手がけたダニー・エルフマンが1993年公開版の声を担当したケン・ページやポール・リューベンス、キャサリーン・オハラたちと『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のコンサートを開催しましています。
ミュージカル版『アナと雪の女王』の次は『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の可能性もある
現在、ディズニー・シアトリカル・プロダクションズは次々とディズニー作品の舞台化を計画しています。2018年には『アナと雪の女王』がブロードウェイで初演を迎えます。
『ライオンキング』『美女と野獣』『リトル・マーメイド』『アラジン』とディズニールネサンス期の人気の高い作品を今までに舞台化してきました。1993年に公開された『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』もルネサンス期のディズニーアニメの１つです。
次にミュージカルとしてブロードウェイで上演される作品に最も近いのは、ファンからの人気が高い『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』かもしれませんね。ハロウィンタウンの住人達が舞台上に現れるのもそう遠い話ではなさそうです。
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