グラミー賞、アカデミー賞を獲得したアメリカを代表する歌手のシェール。彼女の半生を描いたミュージカル「シェール・ショー/The Cher Show」が2018年ブロードウェイで上演されます。
また、ブロードウェイ公演に向け10月2日から29日まで本格的な稽古が開始されます。
今回の記事では、「シェール・ショー/The Cher Show」のあらすじ、キャスト、クリエイティブチームに関する最新情報をご紹介します。
使用音楽
「I Got You Babe」「Gypsies, Tramps and Thieves」「Take Me Home」「Believe」「If I Could Turn Back Time」を中心としたシェールの名曲が使用されます。
クリエイティブチーム
ブロードウェイ公演を目指したミュージカルだけあり、クリエイティブチームにはトニー賞経験者が名を連ねています。
脚本家 リック・エリス
ミュージカルの台本は「ジャージー・ボーイズ」「Peter and the Starcatcher」を手がけたトニー賞脚本家リック・エリス。
演出家 ジェイソン・ムーア
演出にはパペットミュージカル「アベニューQ」や映画「ピッチ・パーフェクト」のジェイソン・ムーア。
振付家 クリストファー・ガッテリ
振付は「ニュージーズ」「南太平洋」のクリストファー・ガッテリ。
フロディ・スアレス、ジェフリー・セラーがプロデュース。
スーパーバイザーにはダリル・ウォーターズが就任します。
あらすじ
クリエイティブチームは、現在ベーブ役のキャスティング中です。
ベーブはシェールの半生の最初を表現する役です。ポップアイコンであるシェールの半生は何人かに具現化されます。ベーブは具現化された何人かの1人ということですね。
ベーブのストーリー
強烈な独立心がありながら、外見に自信を持てないシェールの若かりし頃を表現するベーブ。他人と違う人間になる、そして読書障害から克服しようと努力します。歌い、演じ、そして一人前になろうと望むのです。
有名になろうと決めて以降、ハリウッドや映画の世界に憧れを抱きます。幼い頃に離ればなれになった父の姿、ロマンチックな恋を追い求める10代のシェールがベーブによって描かれます。そして、「ロミオとジュリエット」のような歌手ソニー・ボノとの出会いに繋がります。
キャスト
また、その他の役にレディ、スターがいます。レディ、スターはベーブからシェールの人生を引き継ぎます。
スターを目指し、またソニー・ボノと恋に落ちるベーブ。
歌手としての成功をつかみ、さらに映画などエンターテイメント界に次々とチャレンジするレディ。
そして様々な経験、成功、失敗を積み重ねた私たちが今見ているシェールをスターが表現します。
また、シェールだけでなく、ソニー・ボノや彼女に関わる人物も描かれる時代に分けて出演者が変わります。
2017年6月6日にシェールがツイッターで「今さっきミュージカルの脚本家と演出家と電話していたわ。役者にダンサー、シンガーが出演する作品が2018年ブロードウェイで上演されるの!」と投稿しました。
配役、公演日などの情報も決まり次第、このサイトでご紹介しますね。