ミュージカル好き夫婦による、ミュージカルをテーマにしたミュージカル愛満載の結婚式!
その準備と当日レポを〈妻〉がお送りいたします。
今回は第9弾、余興編です!
我々は、誰かに余興を頼んだりはしなかったので、その代わりに自分たちで何か、ゲストに楽しんでもらえることをしようと思っていました。
そこで選んだのが、社交ダンスです。
- ミュージカル好き夫婦の結婚式レポ①《式場を探す前に編》
- ミュージカル好き夫婦の結婚式レポ②《式場探し前編》
- ミュージカル好き夫婦の結婚式レポ③《式場探し後編》
- ミュージカル好き夫婦の結婚式レポ④《式場決定編》
- ミュージカル好き夫婦の結婚式レポ⑤《ウエディングドレス探し前編》
- ミュージカル好き夫婦の結婚式レポ⑥《ウエディングドレス探し後編》
- ミュージカル好き夫婦の結婚式レポ⑦《カラードレス探し編》
- ミュージカル好き夫婦の結婚式レポ⑧《カラードレス決定編》
- ミュージカル好き夫婦の結婚式レポ⑨《余興ダンス編》
- ミュージカル好き夫婦の結婚式レポ10《音楽決め編》
ダンス教室に通う日々
昔から、社交ダンスを習ってみたいと思っていた私。
幸い、旦那さんもダンスが好きだったので、一緒に習い始めたばかりの頃だったんです。
せっかくだから、結婚式でも踊りたいね、という話になり…
結婚式の日程が決まってからは、ウェディングワルツを振り付けてもらい、週一回近所のダンス教室で練習に励みました!
徒歩圏内にダンス教室があって本当に良かったです。
ワルツで使用したのは、宝塚歌劇花組公演から、レビュー『Beautifull Garden』のデュエットダンスの曲「The Last Rose of Summer」。
明日海りおと仙名彩世の美しい歌声に包まれて踊りたかったんです♪
最初はこの一曲だけの予定だったのですが、けっこう短い曲だったのと、
旦那がずっと「Shall weダンス?」(役所広司の映画のやつ)で踊りたがっていたので、
式の3ヶ月まえになって急遽クイックステップも追加しました😅
当日は誓いのキスやウェルカムスピーチより、ダンスのことが不安で心配でたまりませんでしたー💦
ダンス用ドレス問題
進行の都合上、余興はお色直しの退場前と決まりました。
ですが、披露宴の開始から余興までの間、ダンス用のドレスに着替える暇はありません!
You Tubeなどでウェディングドレスのまま踊る花嫁さんの動画をお見かけしたことはありますが、
我々の振り付けは、男女がしっかり組み合ってステップを踏む、いわゆる「社交ダンス」だったので、丈の長いスカートではとても踊れませんでした💦
披露宴では踊りやすい、丈の短いドレスをあらかじめ着ておく必要があったんです。
でも、披露宴入場から社交ダンサーのようなドレスを着ていたら、余興のサプライズ感はぶち壊しだし、結婚式感も薄れてしまう…
できれば、披露宴入場時は普通のウェディングドレス(できればマーメイドライン)を着ていたいと思っていました。
さらに困ったのは、挙式は『サウンド・オブ・ミュージック』のマリアドレスを着る気満々だったので、
披露宴前に着替えをすると、ゲストをお待たせしてしまう上に、ドレスチェンジ代金で5万円加算されてしまうこと…
私の希望は、
挙式時:マリアドレス
↓(着替えのタイミングあり)
披露宴:マーメイドラインのウェディングドレス
↓(着替えのタイミングなし)
余興時:ダンス用ドレス
↓(中座)
お色直し:カラードレス
だったのですが、
これだと3回のドレスチェンジが必要に…
そこで考えたのが、
ダンス用のドレスを本体として最初から着用し、
挙式ではその上からボレロとオーバースカートを着用、
披露宴開始時はボレロを脱いでマーメイドラインのオーバースカートを着用、
余興時はオーバースカートも脱いでダンスドレスだけになる!という方法でした。
これなら、さっとボレロやスカートを脱ぐだけなので、時間もかかりませんし、
メイヤー・ライニンガーチャペルは、ボレロやオーバースカートの着脱では追加料金がかからない(自分で脱ぐならOK)とのことだったので、お金もかかりません!
ということで、私は
ダンス用ドレス、マリアドレスのボレロとオーバースカート、披露宴用のオーバースカート
の4点を作成することになってしまったのです!!
えらいこっちゃー!
ダンススペース問題
もう一点問題だったのはダンスを踊るスペース。
我々は110人収容の会場で65人招待予定だったので、スペースには余裕がありました。
そこで、会場の真ん中を丸々空けておき、そこで踊ることにしました。
ダンススペースを囲むようにゲストテーブルを配置したので、
どこのテーブルに座っていても余興のダンスが見やすくなりますし、
ゲストの目線が重ならないので、我々のいる高砂からでも、末席の両親の姿をよく見ることができました。
プランナーさんが言うには、外国の方だとこういうテーブル配置にしてダンスパーティーのような披露宴をすることもあるのだとか。
前例もありましたので、式場は快くこのテーブル配置に賛同してくれました。
ぽっかりあいたスペースをごまかすため、当日はイーゼルにA2で印刷した席次表ボードを置いておきました。
みんな「あの空いたスペースで何かするんだな」とは思っていたそうですが、
「まさか踊るとは思わなかった」と驚いてくれました😍
次回は、ミュージカルウェディングの重要な要素である音楽決めについてご紹介します!