アーロン・ソーキンの監督デビュー作となる映画「モリーズ・ゲーム / Molly's Game」はアメリカで製作されたクライム・ドラマです。主演はジェシカ・チャステイン。
この記事では、「モリーズ・ゲーム / Molly's Game」のキャスト、あらすじ、公開日に関する最新情報をご紹介します。
原作は「Molly's Game: From Hollywood's Elite to Wall Street's Billionaire Boys Club, My High-Stakes Adventure in the World of Underground Poker」。
キャストにはブルーム役のジェシカ・チャステイン、イドリス・エルバ、ケヴィン・コスナー、マイケル・セラ、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、クリス・オダウド、ビル・キャンプ、グラハム・グリーン、クレア・ランキン、ジョー・ケアリー、ジェレミー・ストロング。
映画の撮影は2016年11月にカナダのトロントで開始されました。「モリーズ・ゲーム」は2017年9月8日にトロント国際映画祭で初公開され、アメリカでは2017年12月25日に限定上映される予定です。劇場公開は2018年1月5日からです。
キャスト
- ジェシカ・チャステイン:モリー・ブルーム
- サマンサ・アイラー:10代の頃のモリー・ブルーム
- イドリス・エルバ:チャーリー・ジャフィ(モリーの弁護士)
- ケヴィン・コスナー:ラリー・ブルーム(モリーの父、 臨床心理士)
- ブライアン・ダーシー・ジェームズ:バッド・ブラッド(ヘッジファンドマネージャー)
- クリス・オダウド:モリーとロシア人を引き合わせた人物
- マイケル・セラ:プレイヤーX(ポーカーを楽しむセレブリティ)
- J・C・マッケンジー:ハリソン・ウェルストーン
- ビル・キャンプ
- グレアム・グリーン:ジャッジ・フォックスマン
- ジェレミー・ストロング:ディーン・キース(不動産のエージェント、モリーを最初に地下ポーカーの世界に連れてきた人物)
- マシュー・D・マッテオ:ボビー
- ジョー・ケアリー:コール
- ナタリー・クリル:ウィンストン
- クレア・ランキン
- マディソン・マッキンリー:シェルビー
- カリッド・クライン:ニール
- ヴィクター・サーファティー:ディエゴ
- ジョン・バス:セルビー
キャスティングの経緯
2016年2月18日、ソーキンはジェシカ・チャステインに映画の主演オファーを出します。また2016年5月6日にはイドリス・エルバの出演が決定。二人のスターの共演についてソーキンはこう語りました「多くの映画製作者の夢であるジェシカとイドリスの共演が叶いました。二人はそれぞれの年代で最高の俳優であり、二人がそろうのは初となります。二人の化学反応が光り輝く作品になるでしょう」。
2016年9月7日にマイケル・セラがリッチなポーカーのプレイヤーX役として参加、2016年10月17日にはケヴィン・コスナーがモリー・ブルームの父役での参加が決定しました。
2016年10月21日にはブライアン・ダーシー・ジェームズがバッド・ブラッド(ヘッジファンドマネージャー)として出演することが決まり、2016年11月9日にクリス・オダウドやジェレミー・ストロング、ビル・キャンプらのキャスティングが発表されました。
あらすじ
ハリウッドのセレブリティやスポーツ選手、ビジネス界の大物やロシア人たちが参加する地下ポーカーを経営し、FBIの捜査の対象となった26歳のモリーを主人公にした物語です。
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公開日
映画の初公開は2017年9月8日、トロント国際映画祭。アメリカでは12月25日より限定上映され、2018年1月5日から全米で公開されます。
日本公開日
日本の公開日はまだ発表されていません。アメリカの公開日が来年1月ですので、それ以降になるでしょう。
公開までの経緯
2014年11月12日にマーク・ゴードンが設立したマーク・ゴードン・カンパニーがモリー・ブルームの体験記「モリーズ・ゲーム」を映画化する権利を買い取りました。
アーロン・ソーキンが体験談の脚色を担当することになります。2016年1月7日、アーロン・ソーキンが本作で監督デビューを果たすと発表されます。同時にエイミー・パスカルがプロデューサーになることが決定。
2016年2月18日、当初参加予定だったソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントがプロジェクトから離脱。2016年5月13日STXエンターテインメントが900万ドルでアメリカと中国での配給権を獲得しました。
撮影は2016年11月9日にカナダのトロントで開始。2017年2月9日に終了しました。
評価
海外映画レビューサイトRotten Tomatoesの評価では、29レビューあり93%の人が肯定的な評価をしています、平均点は7.2/10。Metacriticでは100点中74点。
感想・評判
ヴァリエティのピーター・デブリュージュはソーキンの脚本を讃え「モリーズ・ゲームは主演チャステインの磨かれた才能を上手く発揮させ、濃厚かつダイナミックで心が自然とワクワクさせられる素晴らしい女性主人公の作品だ」と語っています。
Uproxxのマイク・ライアンは10点中9点の評価を与え、「モリーズ点ゲームはソーキンの完璧な台本によって生まれた映画だ」と語りました。
2018年のアカデミー作品賞候補としても挙げられる映画です。