2018年、2年ぶりに東京国際フォーラムでミュージカル「ジキル&ハイド」が再演!主役ジキル&ハイドは昨年に引き続き石丸幹二、そしてルーシー・ハリス役が濱田めぐみから笹本玲奈へ!
この記事では、2018年3月3日(土)から18日(日)まで東京国際フォーラムのCホールで上演されるブロードウェイ初演のミュージカル「ジキル&ハイド」のキャスト、公演日程、チケット、CD、あらすじ情報についてご紹介します。
@東宝公式ホームページ
東宝ミュージカル「ジキル&ハイド」2018年版まとめ
①石丸幹二が2012年より引き続きジキル&ハイド役
2012年、2016年とジキル&ハイド役を演じている石丸幹二が2018年度版でもタイトルロールを演じることになります。ポスターの石丸幹二かっこいいですね!!!初演は2001年、鹿賀丈史は4年ジキル&ハイド役を演じました。
②笹本玲奈がルーシー・ハリス役に
マルシア、香寿たつき、濱田めぐみと日本ミュージカル界の実力派トップ女優が演じてきたルーシー・ハリス役を笹本玲奈が演じます。笹本玲奈は2016年版ではエマ・カルー役を演じていました。
@「ジキル&ハイド」より『Someone Like You』
③新キャストに宮澤エマ&田代万里夫
2018年版より、2016年まで笹本玲奈が演じてきたエマ・カルー役に宮澤エマ、石川禅が演じていたジョン・アターソン役に田代万里夫が起用されました。
④東京公演は2018年3月3日から18日まで東京国際フォーラム・Cホール
東京公演の日程は2018年3月3日から18日です。劇場は東京国際フォーラムのCホール。また、地方での公演はまだ発表されていません。
⑤チケット一般発売開始は2017年11月から
東宝ミュージカル「ジキル&ハイド」2018年国際フォーラム公演のチケットの発売は2017年11月からです。詳しい日程や、先行販売の情報が入り次第、この記事にてご紹介します。
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目次
東宝ミュージカル「ジキル&ハイド」2018年版の公演日程・スケジュール
東宝ミュージカル「ジキル&ハイド」2018年国際フォーラム公演の日程・スケジュールをご紹介します。日程は約2週間です。
公演期間
公演期間:2018年3月3日(土)~18日(日)
プレビュー公演
「レ・ミゼラブル」や「モーツァルト!」などの大きな帝劇公演では公開前の4日間がプレビュー公演期間にあてられていますが、「ジキル&ハイド」2018年国際フォーラム公演でのプレビュー公演はありません。
上演時間
上演時間は、25分の休憩を含む2時間55分です。※前回公演の情報を元に
東宝ミュージカル「ジキル&ハイド」2018年国際フォーラム公演 チケット情報
「ジキル&ハイド」東宝ナビサーブ先行抽選
10月31日〈火〉~11月3日〈火・祝〉
ホリプロオンラインチケット
11月5日〈土〉10:00~
東宝ナビザーブ先行先着
11月11日〈土〉10:00~
一般販売
2017年11月19日〈日〉10:00~
プレイガイド
- 東宝テレザーブ
- ホリプロオンラインチケット
- チケットぴあ
- イープラス
- ローソンチケット
- カンフェティ
東宝ミュージカル「ジキル&ハイド」2018年 地方公演情報
ここでは、東宝ミュージカル「ジキル&ハイド」2018年版の地方公演情報をお伝えします。
梅田芸術劇場メインホール:大阪公演
2018年3月30日(金)~2018年4月1日(日)
チケット
S席 13,000円 A席 9,000円 B席 5,000円
前回2016年「ジキル&ハイド」では大阪公演が梅田芸術劇場メインホールにて2016年3月25日(金)から27日(日)の3日間。そして、名古屋公演が愛知県芸術劇場大ホールにて2016年4月9日(土)から10日(日)の2日間上演されました。今回の東宝ミュージカル「ジキル&ハイド」2018年版では、まだ地方公演は発表されていません。過去に一度、2007年だけ帝国劇場での公演のみだったことがあります。
今までの地方公演歴を見てみると、
2001年初演 出演:鹿賀丈史、マルシア
- 日生劇場
- 中日劇場
- 梅田芸術劇場(シアター・ドラマシティ)
2003年版 出演:鹿賀丈史、マルシア
- 日生劇場
2005年 出演:鹿賀丈史、マルシア
- 日生劇場
2007年 主演:鹿賀丈史、マルシア&香寿たつき(ダブルキャスト)
- 日生劇場
- 梅田芸術劇場
- 中日劇場
2012年 主演:石丸幹二&濱田めぐみ
- 日生劇場
- 梅田芸術劇場
- 愛知県芸術劇場
2016年 主演:石丸幹二&濱田めぐみ
- 日生劇場
- 梅田芸術劇場
- 愛知芸術劇場
このようになっています。2012年より石丸幹二&濱田めぐみに交代し、2年連続で東京、大阪、愛知で上演されてきました。今回ルーシー・ハリス役が濱田めぐみから笹本玲奈にチェンジしました。
読売演劇大賞優秀女優賞、杉村春子賞受賞経験のある笹本玲奈、ミュージカル「ミス・サイゴン」のキム役など歌唱力だけでなく、役者としての演技力にも定評のあるミュージカル女優だけあって、石丸幹二との組み合わせが楽しみですね。
東宝ミュージカル「ジキル&ハイド」2018年公演 プリンシパルキャスト・配役
ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド
- 石丸幹二(3度目)
ルーシー・ハリス
- 笹本玲奈(初)
※2012年、2016年はエマ・カルー役
エマ・カルー
- 宮澤エマ(初)
※前回は笹本玲奈
ジョン・アターソン
- 田代万里夫(初)
※前回は石川禅
サイモン・ストライド
- 畠中洋(3度目)
執事プール
- 花王おさむ
ダンヴァース・カルー卿
- 福井貴一
東宝ミュージカル「ジキル&ハイド」2018年公演 アンサンブルキャスト・配役
役名までは公表されていませんが、アンサンブルキャストもすでに発表されています。
- 宮川浩
- 川口竜也
- 阿部裕
- 松之木天辺
- 塩田朋子
- 麻田キョウヤ
- 川島大典
- 杉山有大
- 安福毅
- 美麗
- 折井理子
- 七瀬りりこ
- 真記子
- 三木麻衣子
- 森実友紀
東宝ミュージカル「ジキル&ハイド」2018年公演 新キャスト紹介
主役のジキル&ハイドは石丸幹二で変わりませんが、ついに笹本玲奈がルーシー・ハリス役としてジキル&ハイドの舞台に立ちます。日本の初演でルーシー・ハリス役を演じたマルシアが第56回文化庁芸術祭賞演劇部門新人賞を獲得した役であり、またミュージカル界のトップスターである濱田めぐみの印象が強い観客も多いはず、笹本玲奈の演技に対するひたむきな姿勢と歌唱力は、きっと新しいルーシー・ハリス像を私たちに見せてくれるでしょう。
また、今回新キャストとして2017年4月に日生劇場で上演されたミュージカル「紳士のための愛と殺人の手引き」でフィービー役を演じた宮澤エマが2016年まで笹本玲奈が演じてきたエマ・カルー役を演じます。テレビの印象もありますが、ミュージカル「シスター・アクト〜天使にラブ・ソングを〜」など帝国劇場の舞台にも立ってきました。
ここでは、新しくキャスト入りした出演者をご紹介します。
エマ・カルー役:宮澤エマ
@「シスター・アクト〜天使にラブ・ソングを〜」より『私が生きてこなかった人生』
プロフィール
1988年東京都出身の28歳。アメリカ人と日本人のハーフ。
母方の祖父は元内閣総理大臣の宮澤喜一であり、最初は総理の孫として世間の注目を浴びていましたが、長年トレーニングしてきた歌唱力で2013年に天王洲銀河劇場ミュージカル「メリリー・ウィー・ロール・アロング 〜それでも僕らは前へ進む〜」に出演。
2014年、2016年には帝国劇場ミュージカル「シスター・アクト〜天使にラブ・ソングを〜」メアリー・ロバート役を演じます。2017年4月には日生劇場で上演されたブロードウェイミュージカル「紳士のための愛と殺人の手引き」フィービー役で出演しました。
高い音でもはずさない歌唱力、容姿も可愛く、個人的におすすめのミュージカル女優です。
今回の東宝ミュージカル「ジキル&ハイド」2018年版では、昨年まで笹本玲奈が演じ、また鈴木蘭々や知念里奈が演じてきたエマ・カルー役に抜擢されました。
ジョン・アターソン役:田代万里夫
@「Road to MarioTashiro 2015」
プロフィール
1984年長崎県生まれの33歳。東京藝術大学音楽学部声楽科テノール専攻出身。
ライブではピアノも演奏するなど、生まれ持った感性の高さを感じる俳優。気が強いのか、グイグイ自分でのってゆくタイプです。迫力、声の美しさ両方とも備えたミュージカルスター。
2009年「マルグリット」でミュージカルデビュー。2010年には東宝ミュージカル「エリザベート」のルドルフ役、2014年にはミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」でラウル・シャニュイ子爵役(※橘慶太とダブルキャスト)。
2015年にはミュージカル「エリザベート」フランツ・ヨーゼフ役に抜擢。最新作は2017年5月より日生劇場で上演中の「グレート・ギャツビー」ニック・キャラウェイ役。
ダンヴァース・カルー卿:福井貴一
@ミュージカル「パッション」制作発表での会見
プロフィール
1957年大阪府生まれ。
劇団四季研究所出身。1987年に東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」アンジョルラス役を演じます。「屋根の上のヴァイオリン弾き」「マイ・フェア・レディ」などのミュージカル作品から、シェイクスピアなどのストレートプレイまで幅広く出演する実力派の俳優です。
2015年には新国立劇場ミュージカル「パッション」で井上芳雄とも共演しています。
CD
2016年公演はハイライト・ライブCDが発売決定しました。2018年版のCDの情報もリリースされ次第、こちらの記事でご紹介します。
2016年版
2016年公演のハイライト・ライブ録音版CDが発売されています。
舞台写真を掲載したブックレットも付いてきますよ。
曲目
- プロローグ
- 闇の中で(ジキル)
- 嘘の仮面(アンサンブル)
- 真実を追えば(ジキル&アターソン)
- 「ありのままの」の前(ジキル&エマ)
- ありのままの(ジキル&エマ)
- 別れ(ダンヴァース&エマ)
- 連れてきて(ルーシー&女達)
- ジキルの研究室の外(ジキル)
- 時が来た(ジキル)
- 生きている(ハイド)
- 仕事をするだけ(ジキル&アターソン&ダンヴァース&エマ)
- あんなひとが(ルーシー)
- 生きている/リプライズ(ハイド)
- 事件、事件~レクイエム(アンサンブル)
- あれは夢(エマ)
- 狂気(ジキル)
- その目に(ルーシー&エマ)
- あたしは誰(ルーシー)
- 罪な遊戯(ルーシー&ハイド)
- 苦悩2(ジキル)
- 新たな生活(ルーシー)
- ルーシーの死(ハイド)
- 対決(ジキル&ハイド)
- 結婚式(エマ)
あらすじ
19世紀のロンドン。医師ジキル博士は、長年研究してきた「人間の善と悪を分離する薬」の完成まであと一歩と迫っていた。彼は自らの理論を実証するために、所属する病院で人体実験の許可を求めるが、最高理事会から否決され研究の中止を余儀なくされてしまう。恋人エマ(宮澤エマ)との婚約パーティーの晩、失意に沈むジキルは「どん底」という名のパブを訪れる。そこで出会った魅惑的な娼婦ルーシー(笹本玲奈)との会話からヒントを得て、「薬を自分の体で試す」という決断を下す。やがて、ロンドンで理事会のメンバーが次々に惨殺される事件が起きる。
恐怖に包まれるロンドンで起こる結末はー
実力派の俳優・女優、そして新しい若手のキャストが加わった2018年の「ジキル&ハイド」。このサイトでは今後も東宝ミュージカル「ジキル&ハイド」の最新情報をお届けします。