ミュージカル「キャッツ」リバイバル版ブロードウェイ公演が2017年12月30日で閉幕!劇団四季では2018年夏よりキャッツ東京公演が開幕。
ブロードウェイ版閉幕情報と、東京の大井町に新設される「キャッツ・シアター」についてご紹介します。
リバイバル版「キャッツ」ブロードウェイ公演の閉幕について
千秋楽は2017年12月30日
昨年夏にブロードウェイで開幕したリバイバル版「キャッツ」。アンドリュー・ロイド・ウェバーの代表作の一つですが、2017年12月30日に閉幕することが発表されました。
初演は1981年ウエストエンド
「キャッツ」の初演は1981年ウエストエンド、1982年にはブロードウェイで上演されトニー賞では作品賞含む7部門で受賞を果たし、興行面でも大ヒットを記録しました。
ブロードウェイ公演の興行収入について
ブロードウェイでリバイバル版が上演されたのが2016年7月31日、人気は高かったものの興行収入は徐々に落ち始めていました。先週の興行収入は75万ドル、安定した興行収入ではありますが、大きな劇場での公演にしては低い数字です。
アンドリュー・ロイド・ウェバー作品は今後も2作品ブロードウェイで上演
また、アンドリュー・ロイド・ウェバー作曲&グレン・クローズ主演の「サンセット・ボルドー」も6月25日に閉幕します。
「キャッツ」「サンセット・ボルドー」と二つのアンドリュー・ロイド・ウェバー作品が千秋楽を今年に迎える予定ですが、しかしブロードウェイでは「オペラ座の怪人」「スクール・オブ・ロック」と二つのロイド・ウェバー作品が上演され続けます。
アメリカ国内ツアーが2019年より開始
トレバー・ナン演出、アンディー・ブランケンベラー振付(初演版はジリアン・リン)のリバイバル版「キャッツ」ですが、今後もアメリカ国内では上演され続けます。2019年1月からロードアイランド州プロビデンス・パフォーミング・アーツ・センターにて国内ツアーが始まり、シカゴ、ダラム、ノース・カロライナ、ロサンゼルスと各地を回ります。
日本版「キャッツ」について
大井町に「キャッツ・シアター」新設
ブロードウェイでは閉幕する「キャッツ」ですが、日本では劇団四季が2018年夏から専用劇場「キャッツ・シアター」を東京の大井町に新設してロングラン公演をおこないます。
よって2018年からはキャッツ・シアター、四季劇場[夏]、電通四季劇場[海]、自由劇場と東京では4つの劇場を拠点に活動する予定です。
また、大阪公演の千秋楽は2018年5月6日(日)までです。
チケットについて
日本初演は1983年
日本では1983年に上演され、毎年各地の劇場で公演が続いてきた人気作品です。本場ブロードウェイの「キャッツ」をまだ観ていないキャッツファンの方はぜひ2017年12月30日までにニューヨークへ訪れましょう。