目次
花組にたった色々なすごいフラグについて
明日海りお退団フラグ→凪七瑠海花組トップ→2年後柚香光トップパターンはあるのか?
今日すごいフラグ立ちましたね。2018年11月から12月にかけて花組で3つの公演が上演決定。これは完全に花組トップの座を次に受け渡す準備が動いていますね。
ちなみに、3つの公演は以下の通りです。
■スペシャルステージ「Delight Holiday」
公演期間…2018年11月30日(金)~12月9日(日)
主演…明日海りお、仙名彩世
劇場…舞浜アンフィシアター
街中が煌めく、クリスマスを間近に控えたホリデーシーズンをテーマとした場面を中心に構成する、心躍る華やかなスペシャルステージです。明日海りおを中心とした花組メンバーが、客席と一体になって創り上げる夢の一時をお楽しみください。
エンターテイメントの一大拠点・舞浜にある大型シアター・舞浜アンフィシアターにて、宝塚歌劇が初めてお届けする作品となります。
■全国ツアー『メランコリック・ジゴロ』-あぶない相続人-/『EXCITER!!2018』
公演期間…2018年11月22日(木)~12月16日(日)
主演…柚香光
『メランコリック・ジゴロ』
1993年に安寿ミラ主演の花組で初演、2008年と2010年には真飛聖主演の花組で、2015年には朝夏まなと主演の宙組で再演された名作コメディ。1920年代のヨーロッパを舞台に、陽気なジゴロたちが一攫千金を企む夢物語を、笑いとペーソスの中に描いたミュージカルです。
『EXCITER!!2018』
2009年と2010年の花組公演が大好評を博し、2017年に花組全国ツアーでも上演された人気作の再演。
刺激、熱狂、興奮をもたらす者“EXCITER”。ありふれた人生も、ちょっとした刺激、スパイスでバラ色に輝く。“音の革命”“美の革命”“男の革命”…。愛と夢を現代社会に送り届ける宝塚こそ“EXCITER”であるという軸の上に、究極に格好良い場面で構成された現代的でエネルギッシュなショー作品。全国ツアーメンバーが作り出す2018年版『EXCITER!!』にどうぞご期待ください。
■『蘭陵王—美しすぎる武将—』
公演期間…2018年11月20日(火)~12月10日(月)
主演…凪七瑠海(専科)
劇場…シアター・ドラマシティ、KAAT神奈川芸術劇場
蘭陵王は、6世紀の中国に実在した北斉の皇族・高長恭に与えられた王号。武将であり、その類い稀なる美しさゆえ今日まで名を残しています。
あまりの美貌ゆえ、兵士たちの士気が下がることを恐れ、戦場では仮面を付けて戦ったという伝説は、雅楽「陵王」や京劇の演目ともなっています。生い立ちが謎に包まれている蘭陵王を主人公に、美しさだけでなく高潔さと勇猛さを併せ持った武将が辿る波瀾の生涯を、彼の命を狙う刺客として送り込まれる女性とのロマンスを交えドラマティックに描き上げる物語。
【関連記事】花組「Delight Holiday」明日海りお、仙名彩世主演のクリスマスレビュー☆初の舞浜アンフィシアター
凪七瑠海は北翔海莉のトップ就任パターンと同じ道を歩んでいる
問題は、次のトップが誰になるかという点です。
柚香光が95期男役勢初の全国ツアー公演決定。「ポーの一族」アラン・トワイライトでさらにファンを増やしましたね。順当にゆけば、柚香光が次期トップなのは間違いありませんでした...
しかし、ここにきて凪七瑠海が花組公演で11月に主演。これは柚希礼音が8月に退団を発表後、11月に「REON in BUDOKAN〜LEGEND〜」、同時期に2番手紅ゆずるが全国ツアー初主演、翌年1月に北翔海莉が専科にして花組〈シアタードラマシティ・日本青年館〉公演で主演を果たしたのと同じパターンです。
凪七瑠海花組トップ就任からの、2年後に柚香光がトップになる可能性がここにきて浮上しました。
凪七瑠海が花組トップで問題があるのか?
ご存知の通り、凪七瑠海はものすごく上品で華やかなオーラの強い男役。花組のトップになっても全く違和感なく、むしろもっと凪七瑠海の魅力が引き出されるでしょう。
2番手柚香光とトップ凪七瑠海が並んだ姿は、言ってみれば「無言の美しさ」です。演じる必要も、歌う必要もない。ただただ二人が並ぶだけで観客を圧倒する美しさとなります。
ちなみに、二人とも東京出身です。洗練された雰囲気が似ているかもしれませんね。
凪七瑠海が花組トップになるメリット
私は柚香光が順当に花組トップで良いと思っています。一方で、私の彼女は、柚香光はもう少し経験を積んでからのトップでもいいのでは?と考えています。
ここはファンの間でも考えが分かれるところでしょう。
今まで安定した人気を得ていた柚香光ですが、「ポーの一族」でさらにその人気を伸ばすことになりました。「ポーの一族」では前回の大劇場公演「邪馬台国の風」に比べて格段に歌のスキルが上がっていることがわかりました。それでもトップの座に就任するには、演技力・歌ともにまだまだ伸ばすところがあるとも感じさせました。
凪七瑠海がトップに就任する1〜2年間で、柚香光はトップの座にふさわしい演技力・歌唱力・ダンスのスキルを伸ばすことができ、名実ともにトップと言える状態で就任することができます。
凪七瑠海組替から花以外のトップの可能性も
北翔海莉は、専科ながら花組公演で主演を果たした後に星組でトップに就任しました。凪七瑠海も花組以外でのトップ就任の可能性もあります。
花以外で可能性があるとすれば、星と月。宙と雪はトップが就任したばかりであり、可能性はとても低いと思います。
紅ゆずるの後任として星組にくるのか。月にトップとして戻るのか。月に戻る可能性は低いと考えたら、あり得るのは星です。
「ベルリン、わが愛」「うたかたの恋」と連続して星組公演に出演したのは、星組との相性を探るためだとも考えられます。正直なところ、レビュー「Bouquet de TAKARAZUKA」の主演は紅ゆずるではなく、凪七瑠海のようにも思えました。上品さと強いオーラで星組を引っ張る姿が容易に想像できます。私は礼真琴ファンで、いち早く礼真琴にトップになって欲しいと心の底から思っていますが、凪七瑠海であれば星組トップとして就任して欲しいとも思います。凪七瑠海のトート、礼真琴のシシィが見たい...ルキーニは瀬央ゆりあでしょうか。
凪七瑠海退団公演の可能性も考えられる
ただし、凪七瑠海が退団するというパターンも考えられます。最後に花を持たせるということもあり得ます。星条海斗の退団は東京公演千秋楽4ヶ月前に発表されました。
次期トップ娘役候補は城妃美伶、華優希
では、花組の次期トップ娘役には誰が就任するでしょうか。
次期トップ娘役候補を考える上で重要なのは、凪七瑠海と柚香光の公演で誰がヒロインになるかです。今までの経歴と実力から考えて、花組から次期トップ娘役が出るとすれば城妃美伶、華優希。
97期の城妃美伶は「ポーの一族」で5度目の新人公演主演を果たしています。
100期の華優希は「はいからさんが通る」花村紅緒、「ポーの一族」メリーベルと柚香光と組む役に抜擢されてきました。
順当に考えれば凪七瑠海がトップになる場合、城妃美伶。
柚香光がトップになる場合は華優希でしょう。
明日海りお退団発表のXデーについて
今までのトップ退団発表は、退団公演東京千秋楽の8ヶ月半前(基本的には退団公演の一つ前の大劇場公演千秋楽翌日)に発表されてきました。
柚希礼音の場合、2015年5月10日「黒豹の如く/Dear DIAMOND!!」で退団。2014年8月19日に退団を発表しました。
■退団発表2014年8月19日→退団2015年5月10日
このパターンを明日海りおが退団する場合ケースに当てはめると、
■退団発表2018年8月7日〜20日→退団2019年4月28日
となります。
【関連記事】宝塚歌劇団2019年公演スケジュール・ラインナップ「ベルばらとトップ退団就任の可能性を探る」
北翔海莉パターンになる気がすごくしますね。そして、この人事の影響は他の組にも波及しそう。95期で全ツ初主演、柚香光のトップ就任が遅れる場合、他の95期のトップ就任も遅れそうな気がします。美弥るりかの星組戻りからのトップ就任など、色々想像してしまいます。
2019年は宝塚激動の年になるかもしれません。