空前絶後の就職売り手市場!私が入りたいライブエンタメ企業5選
今回の記事では、もし自分が新卒なら絶対に入りたいライブエンターテイメント企業を5つに厳選しました。大学卒業後からエンタメに関連した業界で働いてきた私が、新卒だったらなにがなんでも入りたい!と思うおすすめの企業をご紹介します。
新卒はチャンス!
日本を代表するミュージカルの企業、東宝、宝塚歌劇団(阪急阪神ホールディングス)。この2社に総合職として入社するには、新卒採用しかありません。なので、東宝のミュージカルを東宝の正社員として手がけたい。宝塚歌劇団のビジネスに総合職として携わりたい大学生は、1度しかないチャンスなので、精一杯力を発揮できるよう挑みましょう。
ホリプロや劇団四季、2.5次元ミュージカルを手がけるネルケプランニング、マーベラスは中途採用を積極的に行っています。
それでは、私が選んだ5つの企業をご紹介します。
東宝
「レ・ミゼラブル」「モーツァルト!」など日本で最も有名なミュージカルの数々を手がけるリーディングカンパニー。どんな演劇やミュージカルを、誰で上演し、どうやって売るのか。エンタメを観るだけでなく、売るところまで強くコミットできる人なら必ず働き甲斐のある会社。
またライブエンタメ業界では給与や女性の働きやすさも圧倒的に評価が高い。
阪急阪神ホールディングス
エンタテインメント・コミュニケーション事業では、宝塚歌劇団から梅田芸術劇場、そして阪神タイガースと様々なライブエンターテイメントを扱っています。もちろん、エンタテインメント・コミュニケーション事業に必ず配置されるわけではありません。
しかし、逆に宝塚だけでなく様々なライブエンターテイメント事業に携われるチャンスでもあります。数々の放送事業も手掛けており、豊富なライブエンターテイメントとビジネスを繋げるスキルや経験を積めます。
梅田芸術劇場
梅田芸術劇場は阪急阪神ホールディングスのグループ会社ですが、独自に新卒採用を行っています。梅田芸術劇場の劇場管理・貸出から、主催としてミュージカルの企画や制作、宣伝業務を行います。東宝や阪急阪神ホールディングスと異なり、主力事業がライブエンターテインメントなのが魅力です。
東急文化村
東急グループの文化施設であるBunkamuraや東急シアターオーブの企画を手がける会社。東急シアターオーブでは主に海外招聘のミュージカルを主催しており、またシアターコクーンでは日本ものの演劇からダンス公演まで幅広く上演しています。新卒採用自体がまだ始まったばかりですが、将来の幹部候補として貴重な経験ができるでしょう。
オリエンタルランド
他の4社とはエンターテイメントといってもジャンルが異なるように思えますが、パレードやショー、そしてアトラクションもライブだと捉えられると思っています。ブラックな噂も多々聞きますが、新卒の総合職は待遇がもちろん異なります。フランチャイズでディズニーリゾートを運営していますが、日本独自のサービス・商品も多く、上のクラスになれば意見も反映されてゆくでしょう。
ただ、日本的な縦割りの企業という評判も多く、さらに米ディズニーの意向を反映させて運営する必要があるので、会社の意思決定には時間がかかり、サービス・商品をある意味盲目的に好きでないと乗り越えられないこともあるでしょう。
転職で入りたいエンタメ企業
今紹介した企業は新卒向けですが、先ほど述べたように、今の売り手市場で有利なのは転職組です。特に、2020年夏の東京オリンピックまでは景気が活性化します。
これはエンタメ企業も例外ではありません。エンタメ系の企業は、海外からの旅行者向けに様々なサービスを展開しています。また、日本のライブエンタメコンテンツを海外へと輸出しようとしている企業も増えています。ミュージカル刀剣乱舞がパリ公演を果たしたのもご存知でしょう。
日本ではマーベラスやネルケプランニングの手がける2.5次元ミュージカルに出演する俳優たちが、2.5という枠組みを超えて日本のミュージカル界のトップに君臨しようとしています。
今後の日本ミュージカルのトップランナーでいたいと思う方には、マーベラスやネルケで経験やスキルを積むのも良いと思います。
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とにかく、転職でエンタメのビジネスに携わりたい方は、2020年までのチャンスを見逃さないようにしましょう!
良い企業の選び方
以上5社をご紹介しました。正直いって、エンタメ業界は残業が多い会社が多く、ライフワークバランスを保つのはなかなか難しいのが事実です。ただし、会社によってライフワークバランスに力を入れているかどうかは異なり、エンタメ系でも本当にホワイトな会社も多いので、企業選びの際にそこを見極める必要があります。
こういった見えない部分の情報は、自分でインターネットで調べると共に、きちんとした判断基準が分かるプロのエージェントに聞くのが一番です。
そこで、新卒向けに私がおすすめするエージェント、就活サービスをご紹介します。
MeetsCompany
Meets Companyは就活のマッチングイベントを企画している会社で、直接企業の人事や決定権を持った社長と話すことができます。こういったサービスは珍しいように思えますが、なんと年間のサービス利用者10万人そして、MeetsCompany経由で就職が決定した人が約6000人。就活生の5人に1人が利用していることになります。実際に決定権を持つ人と会う機会は最終面接ぐらいまでいかないとありませんが、ここでは疑問に思っていることを直接尋ねることができます。
Haloo NAVI
新卒の就活では珍しいキャリアアドバイザーによる個人面談や、就職相談をしている新卒エージェント会社。企業の内情を知っている営業からの情報を仕入れることができるので、リクナビやマイナビなどのネット経由では知ることのできない本当の姿が分かります。ちなみに、このサービスを利用しての内定率は95%。かなり高い数字です。
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