エンパイア・レコードがブロードウェイを目指してミュージカル化!2020年初演
ブロードウェイミュージカル化
プロデューサーのビル・ウェイナーは、1995年公開のカルト映画「エンパイア・レコード」舞台化の権利を取得したことを明らかにしました。
今後は、2020年の世界初演、そしてブロードウェイでの上演を目指してゆきます。
また、映画の脚本家キャロル・ハイッキーナンがシナリオ、またジョナサン・ラーソン・グランツの受賞者であるゾーイ・サルナクが作曲を手がけます。
「今ではレコードストアというものに非常にノスタルジーを感じます。そこに行くと、同じ音楽を好きな人たちが語り合い。また新しいバンドを見つけ出したりしていたのです。ミュージカル版では、iTunesやSpotifyが登場する前の若い頃の記憶を表現したいと思っています。音楽は若い頃にはとっても重要なものです」
こう語るのはシナリオを手がけるキャロル・ハイッキーナン。
「私が最初に『エンパイア・レコード』を見たのは、姉がVHSを買ってきて、こっそりと姉とその友人が見ている部屋に入って見たのです」
「その後何年に渡ってこの映画を何度も見返しました。なぜなら、彼らは最高にクールなはみ出し者で、私と同じくらい音楽が好きなティーンエイジャーだったからです」
ゾーイ・サルナクはこう語りました。
日程・キャスト
演出家、その他のクリエイティブチームはまだ発表されていません。
また、2020年初演ということで、キャストや劇場、具体的な日程が明らかになるのは来年以降になるでしょう。
あらすじ
深夜12時まで営業している老舗レコード店「エンパイア・レコード」に勤める、個性的な店員たちの日常を描く青春群像コメディ。
売上9000ドルが閉店係のルーカスとともに消えてしまったことでパニックに陥っている雇われ店長。画家志望のAJは、同僚のコリーに告白しようと決心するが、当の彼女は往年のアイドルスター歌手・レックスがキャンペーンで来店することで胸躍らせ、ついには彼にヴァージンを捧げると、親友のジーナに宣言する始末。
そんな中、店が大型チェーン店に買収されるとの噂がたつ…。
映画版にはリヴ・タイラー、レネー・ゼルヴィガーといった今後映画界を代表するスターが出演していました。