目次
- この記事では、幼稚園までのお子さまに読んでほしい本を15冊ご紹介します。
- 1位 はらぺこあおむし(1969)
- 2位 キャット・イン・ザ・ハット(1957)
- 3位 おやすみなさいおつきさま(1947)
- 4位 かいじゅうたちのいるところ(1963)
- 5位 おおきな木(1964)
- 6位 あなたがぼくのおかあさん?(1960)
- 7位 くまさん くまさん なにみてるの?(1967)
- 8位 Chicka Chicka Boom Boom(1989)
- 9位 ぼくにげちゃうよ(1942)
- 10位 きょうはみんなでクマがりだ(1989)
- 11位 しあわせのちいさなたまご
- 12位 アイラのおとまり
- 13位 こうしてぼくは海賊になった
- 14位 おかあさんだいすき
- 15位 はろるどとむらさきのくれよん(1955)
この記事では、幼稚園までのお子さまに読んでほしい本を15冊ご紹介します。
海外の大手ランキングWEBサイト「Ranker」の「The Best Books For Toddlers(幼児のための最高の本)」という記事を参考にしました。
744人の読者が厳選して最高の本を選び出しています。
幼稚園児までのお子さま向け
この記事で紹介する本は、数や形、色や文字などを学ぶものから、幼い子供が読む物語が含まれています。
世界中で愛されている本がたっぷり
世界中で刊行されている「はらぺこあおむし」や全世界で2,000部販売された「かいじゅうたちのいるところ」など、世界中の名作児童図書がそろいました。
英語を学ぶ導入に
リズミカルに読む「きょうはみんなでクマがりだ」やアルファベットがキャラクターの「Chicka Chicka Boom Boom」など、0から楽しんで英語に触れるチャンスが生まれるような絵本もご紹介します。
大人も心が豊かに
子ども向けの本ですが、大人も大切なことに気づける本ばかりです。
それでは、幼稚園生までのお子様におすすめする最高の15冊をご紹介します。
1位 はらぺこあおむし(1969)
あらすじ
日曜日の朝にたまごからかえったあおむしはおなかがぺこぺこ。食べるものを探し始めます。
月曜日にはりんごをひとつ、火曜日には梨をふたつ...
食べても食べてもはらぺこのあおむしは土曜日には食べ過ぎておなかを壊してしまいます。
あおむしはすっかりふとっちょになり、さなぎへと変化します。そしてとうとう、きれいなちょうちょに変身したのでした。解説
世界的なベストセラー。シンプルで無駄のない構成、美しい色彩、丸く穴が開いてこどもの興味をそそる本の作り、非常に完成度の高い絵本です。
- 著者:エリック・カール
- 英題:The Very Hungry Caterpillar
- 高評価:53 低評価:3
- 値段:1,296円
2位 キャット・イン・ザ・ハット(1957)
解説
リズミカルな言葉とユーモラスなイラストにぐいぐい惹き込まれてしまう1冊。原作者は、全世界販売部数4億5000万部という、驚異的数字の絵本作家、ドクター・スース。夢と冒険に満ちたミラクルワールドを存分にお楽しみください。
あらすじ
ある雨の降る日に、「僕」と「サリー」はお家でお留守番。何もすることがなくて、退屈な時間がただ流れていくだけ。そんな日に突然あらわれた「キャット イン ザ ハット」!奇想天外な「ねこ」が繰り広げる楽しい遊びとは・・・?
- 著者:ドクター・スース
- 英題:The Cat in the Hat
- 高評価:11 低評価:0
- 値段:2,972円
3位 おやすみなさいおつきさま(1947)
解説
アメリカで1000万部をこえて読みつがれている名作。オバマ大統領が“人生最初の一冊”とし、また雅子妃が“思い出の宝物”とされている絵本。
あらすじ
まだまだ眠りたくない子うさぎは、部屋の中のものすべてに「おやすみなさい」と言い、そして、おしまいにはあちこちで聞こえる音にまで「おやすみなさい」を言っていきます。きっと、子うさぎは、心穏やかに眠りに付くことができるのでは……。
- 作者:マーガレット・ワイズ・ブラウン
- 挿絵:クレメント・ハード
- 英題:Goodnight Moon
- 高評価:51 低評価:8
- 値段:1,296円
4位 かいじゅうたちのいるところ(1963)
解説
かいじゅうの国をたずねよう。コルデコット賞を受賞し、世界中の子どもたちをひきつけてやまないセンダックの代表作。子どもの内面のドラマをみごとに描いて、今世紀最高の絵本といわれています。
あらすじ
主人公のマックスは、オオカミの着ぐるみを着てやったいたずらの罰に、夕食ぬきで寝室へ追いやられる。ところがびっくり、部屋はいつの間にか森になり、マックスはそこで思う存分あばれ、遊びはじめる…。そこはかいじゅうたちのすむところだった。
「かいじゅうの王様」になったマックスだが、家が恋しくなりはじめる。そして、自分の部屋に戻るとそこには暖かいご飯が待っていた。
- 作者:モーリス・センダック
- 英題:Where the Wild Things Are
- 高評価:45 低評価:7
- 値段:1,512円
5位 おおきな木(1964)
解説
さまざまな解釈ができる絵本。愛とは何か、与えるとは何かという深いテーマに基づいています。
あらすじ
大好きな子どものために、りんごを与え続けるりんごの木。実も枝も、幹さえも与えてしまいました。
「きは それで うれしかった・・・ だけど それは ほんとかな。」
愛は与えることなのか?そもそも与えることとは?読むたびに新鮮な感動がある傑作。
- 作者:シェル・シルヴァスタイン
- 英題:The Giving Tree
- 高評価:35 低評価:6
- 値段:1,296円
6位 あなたがぼくのおかあさん?(1960)
あらすじ
お母さんはどこ?
赤ちゃん鳥はトコトコさがしてまわります。
- 作者:P.D. イーストマン
- 英題:Are You My Mother?
- 高評価:29 低評価:5
- 値段:1,944円
7位 くまさん くまさん なにみてるの?(1967)
解説
見開き2ページにわたって描かれる、カラフルで美しい動物達が魅力です。次へ次へとつながっていく展開が楽しく、おかあさんが子供達を、そして子供達は動物達とお母さんを見ている、という終わり方で不思議な安心感をかもしだしています。
- 作者:ビル・マーティン・ジュニア
- 英題:Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?
- 高評価:25 低評価:6
- 値段:1,080円
8位 Chicka Chicka Boom Boom(1989)
解説
ラップの効いた言い回しが印象的で、頭からなかなか離れない。英語で書かれた本で、小さな子どもの英語導入にぴったしの本。
あらすじ
AからZまでの小文字たちが、ヤシの木のてっぺん目指して楽しい挑戦をする。韻をふんだリズミカルな文章にのって「abc」がまず登る。「defg」も上まで競争だ。最後に「xyz」が登り切ろうとしたとき、重さに耐えられないヤシの木から、みんな重なるように崩れ落ちてきた。小文字たちは大文字たちに助けられるが、「d」はひざをすりむき、「p」は目をケガした。でも、あきらめないで再挑戦! 今度は成功できるかな?
- 作者:ジョン・アーチャムボー、ビル・マーティン・ジュニア
- 高評価:22 低評価:7
- 値段:1,859円
9位 ぼくにげちゃうよ(1942)
解説
1942年の刊行以来、母と子に愛され続けてきたマーガレット・ワイズ・ブラウンの傑作絵本。子うさぎと母うさぎとの絆、愛が、情感あふれる豊かなことばと絵で綴られている、とても優しいおはなしです。
あらすじ
ある日、子うさぎは母さんうさぎに言いました。「ぼく、逃げちゃうよ」 すると母さんうさぎが言いました。「おまえが逃げたら、母さんは追いかけますよ」…。
- 作者:ビル・マーティン・ジュニア
- 英題:The Runaway Bunny
- 高評価:21 低評価:7
- 値段:1,080円
10位 きょうはみんなでクマがりだ(1989)
解説
イギリスでは知らない子はいない! というほどポピュラーな絵本『きょうはみんなでクマがりだ』。 はじめて英語に出会うお子さんでもすぐに英語を口ずさみたくなるリズミカルなあそび歌の語りです。
あらすじ
お父さん、3人の子供、そして一匹の犬が、クマをかりに野に出かける。家族は、川を渡り、沼を歩き、真っ暗な森にわけいり、雪嵐に出合う。
- 作者:マイケル・ローゼン
- 英題:We're Going on a Bear Hunt
- 高評価:18 低評価:5
- 値段:2,808円
11位 しあわせのちいさなたまご
解説
アメリカの人気絵本作家が描く、ひとつの小さなたまごから生まれる、いくつものシアワセのおはなし。
- 作者:ルース クラウス
- 英題:The Happy Egg
- 高評価:12 低評価:5
- 値段:465円
12位 アイラのおとまり
解説
初めてのおとまりは、楽しみなのに、ちょっぴり不安。そんな子どもの心の動きを見事に描き出した、アメリカのロングセラー絵本。
あらすじ
仲良しのレジーの家に、今日は初めてのお泊まり。でも、いつも一緒に寝ているくまちゃんのぬいぐるみはどうしよう。連れて行かなくても眠れるかな?
- 作者:バーナード ウェーバー
- 英題: Ira sleeps over.
- 高評価:10 低評価:4
- 値段:799円
13位 こうしてぼくは海賊になった
解説
『だめよ!デイビッド』でおなじみのデイビッド・シャノンとメリンダ・ロングがお送りする、とびきり楽しい海賊のお話。「くそいまいましいぜ!」始まるよ。
あらすじ
海賊アミヒゲとその手下どもから、航海にさそわれた少年、ジェレミー・ジェイコブは、喜んで海賊船に乗りこんだ。お宝の箱や海賊音頭に、がなり声!一体だれが、ついてかないでいられる?すぐにジェレミー・ジェイコブは、海賊のすべてにくわしくなった。
テーブルごしに食べ物をぶん投げたり、思いっきりどなったり、ねる時間でも大笑いの、したいほうだい。「えんやこーら、はりたおせ!」人生最高の時だった。でも、ジェレミー・ジェイコブが、海賊のしないことを見つけた時に…。
- 作者:メリンダ・ロング
- 英題: How I Became a Pirate
- 高評価:12 低評価:6
- 値段:1,620円
14位 おかあさんだいすき
解説
お母さんは、子どもを愛してる。誰よりも、深く。そう、もちろん。
でも、忙しい毎日の中で、そして子どもをしっかり育てるために、叱ることもありますよね。
子どもも、お母さんが大好き。誰よりも。
毎日、叱られるけど・・・。それでももちろん、お母さんが大好き。
この絵本は、子どもの目線で「もし、こうしてくれたら、もっとおかあさんのことだいすきだよ」という気持ちが描かれています。
- 作者:マージョリー・フラック
- 英題: Ask Mr. Bear
- 高評価:9 低評価:6
- 値段:691円
15位 はろるどとむらさきのくれよん(1955)
解説
子どもの想像力のすばらしさを静かに謳ったクロケット・ジョンソンの作品。刊行以来、あらゆる年代の読者たちをとりこにしてきた。ハロルドの静かだけれども不思議な旅は、想像力の生み出す奇跡を思い出させてくれると同時に、どんなことでもできるんだという驚くような自信を与えてくれる。
あらすじ
「あるばん、ハロルドはふっとつきよのさんぽがしたくなった」こんなふうに始まる優しいものがたり。子どもの想像力の奥深さを教えてくれる。大きな紫のくれよんを持って、美しさと冒険に満ちた世界へ入っていくハロルド。迷わないように目印を描いたり、うみにしずんだときはボートを描いたり、おなかがすけば紫のパイを描いたりと、紫のくれよんが大活躍する。
- 作者:クロケット・ジョンソン
- 英題: Harold and the Purple Crayon
- 高評価:0 低評価:0
- 値段:922円
いかがでしたでしょうか。
日本の児童文学だけでなく世界中で認められている児童文学を読めば、子どもの感性もさらに引き伸ばされるかもしれません。
また、もっと読書感のある本、幼稚園高学年以上向けの本を探している方は、
海外の読者が選ぶ、小学生低学年の子供に読ませたいおすすめ本ランキング|絵本、児童文学のプレゼントの参考に。
を参考にしてみてください。