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刀ミュ〜阿津賀志山異聞~ あらすじ・セトリ・キャラクターまとめ


今回は、刀ミュファンの方から「阿津賀志山異聞」のあらすじ・セトリ・キャラクターについてお聞きしましたので、ご紹介します!


 

ミュージカル『刀剣乱舞』初心者向けに、<阿津賀志山異聞>(読み方:あつかしやまいぶん)のセットリスト、あらすじ、キャラクターなどをまとめてご紹介します。

この「阿津賀志山異聞」は『ミュージカル刀剣乱舞』シリーズ1作品目ということもあり「刀剣男士」という存在自体にフォーカスされたストーリーなので、刀ミュだけでなく『刀剣乱舞』という作品自体が初心者の方にも是非是非おすすめしたい1作です。

加えて、「トライアル公演」「阿津賀志山異聞2018巴里」と3回の上演を経験した作品なので、公演を経るごとにパワーアップしていくキャストさん方のパフォーマンスや演出、楽曲の数々に刀ミュの歴史を感じることができ、ファンである自身もたびたび見返したくなる作品の一つとなっています!

 

■セットリスト

第1部(ミュージカルナンバー)

  • 『刀剣乱舞』
  • 『勝利の旗』
  • 『戦うモノの鎮魂歌-レクイエム-』
  • 『きらきら』
  • 『うたかたの子守唄』
  • 『名残月』
  • 『返歌 名残月』
  • 『矛盾という名の蕾』
  • 『おぼえている』
  • 『キミの詩』

第2部 (ライブナンバー)

  • 『mistake』
  • 『描いていた未来へ』
  • 『えおえおあ』
  • 『Endless Night』
  • 『解けない魔法』
  • 『まばたき』/『大袈裟』/『Love Story』(回替わり)
  • 『漢道』

 

 

■あらすじ

審神者から刀剣男士たちに新たな出陣の命が下った。

行き先は文治5年(西暦1189年)の奥州平泉・阿津賀志山。加州清光を隊長に、三日月宗近、小狐丸、石切丸、岩融、今剣という編成が組まれる。戦術的に意味を成さない謎の残る編成、かつ「個性的」で「自由」な三条派5振をつれての出陣に不安を覚える加州だったが、審神者には何か思惑があるようだった。

阿津賀志山に到着した男士一行を待ち受けていたのは、すでに藤原泰衡の襲撃に遭い自刃したはずの源義経が生きながらえ、武蔵坊弁慶を従え泰衡と共に阿津賀志山で頼朝軍を迎え撃っているという捻じ曲げられた歴史だった。

前の主である義経に強い思慕を抱いていた今剣は、義経が生きていることを喜び「今なら義経公を助けられるかもしれない」という想いに駆られる。しかし、彼ら刀剣男士の使命は「歴史修正主義者の時間遡行軍による歴史改竄から歴史を守ること」。それは義経が非業の死を遂げ、弁慶がその死に追随するという正しい歴史に戻すということを意味するのであった。

 

 

■舞台となる歴史的事件

メモ

(※本編のストーリーをもとに少し脚色しています。)

奥州藤原氏宗主の藤原秀衡(藤原泰衡の父)の元に身を寄せていた源義経は、治承4年(1180年)兄・源頼朝の平家打倒を掲げた挙兵に呼応します。それから一の谷の戦いや屋島の戦いで次々に武勲を立てた義経は、ついには壇ノ浦の戦いで勝利を納め平家を滅ぼすに至ります。

しかし、これらの武功は頼朝との関係を悪化させる原因となり、2人は対立、義経は「朝敵」として頼朝から執拗な迫害を受けることになりました。

なんとか平泉へ落ち延びた義経は再度藤原秀衡に庇護されることになりますが、間もなく秀衡は病没してしまいます。その後秀衡の死を受けて後を継いだ藤原泰衡のもとには、頼朝から朝廷を通じて義経を捕縛するよう強い圧力がかかり、父の遺言である「義経を大将軍として国務せしめよ」との間で板挟みになります。

結果として再三の頼朝の圧力に屈した泰衡は父の遺言を破り、文治5年(1189年)閏4月、10数騎の義経主従に対して500騎の兵をもって襲撃します。防戦した義経の郎党たちは尽く討死し、もはやこれまでと悟った義経は自害することを決意します。

ここでかの有名な、

武蔵坊弁慶の辞世の句

「六道の道のちまたに待てよ君遅れ先立つ習ひありとも」

(冥土への道の途中で待っていてください。たとえ先立つ順番に、後先があったとしても)

この句に対する義経の返歌

「後の世もまた後の世もめぐりあへ染む紫の雲の上まで」

(後の世も、そのまた後の世も巡り逢おう。あの紫色に染まった浄土の雲の上まで一緒に行こう。)

が詠まれます。

その後、持仏堂に籠もった義経は守り刀であった今剣を用いて自害し果てるのでした。

こうして義経を自害へと追いやった泰衡は鎌倉幕府に和平の意思を示しましたが、全国統治を進める頼朝は「これまで義経を匿ってきた罪は反逆以上のもの」として泰衡追討のために挙兵します。この頼朝軍と、迎え討つ奥州藤原氏の軍が繰り広げたこの合戦こそ、本作のサブタイトルである「阿津賀志山」の戦いです。最終的にこの合戦によって奥州藤原氏は敗北を喫し、泰衡は数代に渡る郎党であった河田次郎に裏切られ殺害され、奥州藤原氏は滅亡することになりました。

 

 

■キャラクター紹介

・三日月宗近(黒羽麻璃央)サイリウムカラー:Blue

三日月宗近

平安時代の刀工、三条宗近作の太刀。 刀身に鎬と反りのある形式の日本刀としては最古の部類に入る。天下五剣の一つで、その中でも最も美しいと評される名物中の名物。

黒羽さんの演じる三日月は、言動だけでなく滲み出る雰囲気がとても神秘的で、彼らは神様(付喪神)だったな、とハッとさせられることもしばしば。役作りにとても苦労なさったそうですが、ゲームやアニメ、舞台とも異なる黒羽さんだけの三日月がそこには存在しています。この作品だけでなく刀ミュシリーズを通して言えることですが、千年もの時を存在し続けてきたことでとても達観しており、自分たち「刀剣男士」の役割の本質を見抜いて、使命と正対している印象が強いです。そんな彼が内番やライブパートなどで見せる茶目っ気溢れる少し抜けた姿のギャップにやられる人は少なくないはず!余談になりますが、こちらの三日月さんは2部で見せる背中の美しさに定評があります…!(笑)

 

・小狐丸(北園涼) サイリウムカラー:Yellow

小狐丸

平安時代の刀工、三条宗近作の太刀。 謡曲「小鍛冶」に登場し、相槌役がおらず困っていた宗近のもとに小狐の姿の稲荷明神が現れ、相槌を勤めたことによって作られたと伝わる。こちらは同名の刀が複数伝わっているため、現在の所在は不明とされている。

北園さん演じる小狐丸は三日月の様に優雅で年相応の悟った部分を持ち合わせていながら、主に構ってもらえるのが好きな故か、あまり裏表というような二面性を感じさせません。平安生まれの彼らにとって審神者は赤子にも見えても仕方ないと思いますが、三日月が時々主である審神者に対して無礼とも取れる様な冗談を放つのに対して、彼は審神者を「ぬしさま」と慕い一目置いています。そんな彼が戦闘において見せる野性的な一面はたくさんの主の心を奪ったのではないでしょうか!

 

・石切丸(崎山つばさ) サイリウムカラー:Green

石切丸

石切劔箭神社に伝わるご神刀で刀剣自体が御神体である為、武具としてより、腫れ物治療・病気平癒などの力を期待される。ゲーム上では大太刀とされているが、神社に現存する石切丸の刃長は76.1cmの太刀である。

崎山さん自身が石切丸を「人を生かす祈りの剣」と形容していらっしゃったように、石切丸はこれまで人の健やかな願いや想いを受け止めてきていたからこそ、他の刀剣男士とは戦いに対する姿勢が明確に異なります。本来は命を奪う道具として使われるはずの刀ではありますが、彼自身は正反対の用途で使われてきていたのですよね。そんな彼が血気盛んな加州清光と衝突してしまうのも無理はありません。そんな2人が互いに思いを馳せ、宿命に向き合うM8『矛盾という名の蕾』はとても切なく心に響きます。

しかし武具を用いらない平和な時代の戦である第2部では、アイドル姿がかなり板についており、様々な表情を見せてくれます!ファンサも手厚く、目が離せません!(笑)

 

・岩融(佐伯大地) サイリウムカラー:Purple

岩融

平安時代の刀工・三条宗近により作られたとされる薙刀で、武蔵坊弁慶が使っていたとされる。刃の部分だけでも1mもあったとされており、巨大さにおいて他を圧する。

岩融は一見相反する「豪快さ」と「品」という二つの要素を持ち合わせているキャラクターですが、佐伯さんの岩融は絶妙なバランスでその二つの要素が兼ね備わっています。佐伯さんがインタビューで答えていらっしゃった様に、薙刀という武具を用いて戦闘している最中は威圧感と呼べるようなものすごい迫力を感じるのですが、仲間や弁慶と会話をしている最中の立ち振る舞いにおいては、相手のことを思いやる繊細さがひしひしと伝わってきます。そして特に今作で濃く描かれていた今剣との関係性においては、前の主である源義経と武蔵坊弁慶の関係を彷彿とさせつつ、義経に会えたことに喜び暴走気味になってしまう今剣を窘めたり、今剣の笑顔を守りたいと願ったりと、兄弟、家族に近い温もりが感じられ、私にとっては新たな解釈の切り口となりました。

 

・今剣(大平峻也) サイリウムカラー:Pink

今剣

平安時代の刀工、三条宗近作の短刀。 源義経の守り刀であり自刃に用いられた刀として有名だが、実物は不明。

今作ではとにかく冷や冷やさせられっぱなしだった今剣です!刀剣男士として使命を果たす上で一見致命的な「前の主を死なせたくない」という今剣の想いも、ただ大切な人に、愛する人に生きて欲しかったというだけの、誰もが抱く純粋な願いなんですよね。なぜその願いを叶えようとしてはいけないのか、と純粋に問う今剣があまりにも切なくて辛かったです。大平さんの無邪気な演技が終始涙腺を刺激してきて、M9『おぼえている』ではあまりの悲痛な場面に涙涙でした。クライマックスを終えてもどこか気持ちが引きずられた状態で突入する第2部では(笑)、ひたすらに可愛すぎる今剣に脳みそはパンクします!加えて時々どきりとさせられる程妖艶な表情を見せてくれるので、そのギャップをもって片っ端から主たちを撃ち抜いていく姿は1作目にして安定感すら感じます!(笑)

 

・加州清光(佐藤流司) サイリウムカラー:Red

加州清光

加州金沢住長兵衛藤原清光(六代目清光)によって打たれ、新撰組 沖田総司が使用していたとされる打刀。六代目清光が生活に窮し非人小屋に入所して鍛刀を行っていた際に生まれたため、刀剣男士の加州清光は、『貧しい環境で生まれたため、綺麗にしていれば主に可愛がってもらえると思っている。』という設定がある。

佐藤さん演じるこの本丸の加州清光は、いい意味で周りよりとても若い!平安時代や鎌倉時代を生きた三条派5振と比べて、幕末を駆け抜けた新撰組とともにあった彼は、「俺たちは殺して壊してそれでなんぼの刀剣だ」という言葉からも分かる様に、生きてきた時間の長さだけでなく見てきた時代が全く異なります。そんな彼が今回隊長として出陣し、様々な想いを抱く仲間と共に戦うことで見せる成長は胸に刺さるものがあります!

 

 

キャスト

三日月宗近- 黒羽麻璃央

小狐丸- 北園涼

石切丸- 崎山つばさ

岩融- 佐伯大地

今剣- 大平峻也

加州清光- 佐藤流司

源義経- 荒木健太朗

武蔵坊弁慶- 田中しげ美

源頼朝- 奥野正明

 

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藤原泰衡- 加古臨王

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■スタッフ・製作

チェックリスト

  • 原案: 「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus)
  • 演出: 茅野イサム(舞台『東京喰種トーキョーグール』、舞台『マジすか学園』など)
  • 脚本: 御笠ノ忠次
  • 振付: 本山新之助
  • 主催: ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会(ネルケプランニング, ニトロプラス, DMM.com, ユークリッド・エージェンシー)

 


 

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