宝塚トップの退団延期・延長はあり得るのか?可能性と方法を探る
コロナウイルスの影響により中止となった『NOW! ZOOM ME!!』東京公演。
妻が井上芳雄と望海風斗とのデュエット「So Close」を大阪で生で聞いて大絶賛しており、どうにか今回初日のチケットを手に入れていたので、非常に楽しみにしていたのですが、とても残念な結果に。。
でも、『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』も東京公演がほとんど中止になり、おそらく望海風斗自身が世界中で一番楽しみにしていただろう『NOW! ZOOM ME!!』も中止。
正直、私は見れなくてもいいので、どうにか上演して欲しかった。。。
そして、このままいくと5月〜6月、はたまた夏の退団公演にまで響いてくるのでは?と思っています。
「退団公演ができない」そんな想像もしたくないことさえ起きそうで、正直かなり不安です。
と同時に「トップ退団公演を延期することはできないのかな?」という考えも浮かんできました。
そこで、今回は「宝塚トップの退団延期・延長はあり得るのか?」
可能性と方法を探ってみたいと思います。
目次
退団後のスターの活動を見ていると、「おそらく退団前に出演作や事務所は内定している」ケースが多い
ミュージカルスターのスケジュールは3年先まで埋まっているとされますが、これは本当で、前に関係者からお聞きしたところ、特に主演クラスは2年〜3年先には出演作が決まっているようです。
愛希れいか出演の東宝「エリザベート」も、朝夏まなと出演の「マイ・フェア・レディ」も退団後約10ヶ月〜1年後に上演され、おそらく稽古が始まったのがそれよりも半年前。
となると、おそらく退団するまでに次の出演作や事務所との契約のオファーがくるのかなと思います。
退団公演延期は、宝塚歌劇外の関係者との調整も必要になってくる?
宝塚トップスターの場合、宝塚歌劇団に籍をおくため、正式に契約はできないとしても出演や事務所の所属に内諾していたりと、何かしら予定はすでに決まっているものと思われます。もちろん、本人が望むかどうかではありますが、特に、望海風斗、真彩希帆といった人気スターの場合、すでにオファーや話はきているでしょう。
となれば、退団延期は、宝塚歌劇団のスケジュール調整の他に、外部関係者との調整も必要になってくるのではないでしょうか。
コロナショックの影響により、宝塚以外が主催する公演が上演時期をずらす、その結果トップの退団後に影響がないとわかった時点で宝塚歌劇団もスケジュールをずらすといった流れになるでしょうか?
宝塚歌劇団だけの問題であるならまだしも、関係者が多く重なっているため、なかなか公演を延期することは難しいのかと考えています。
また、すでに宝塚歌劇団の場合、外部公演も多く、全国ツアーの日程などはすでに1年前から会場を抑えていると思われます。宝塚歌劇団が運営している劇場であればまだしも、抑えている日程をすべてずらしたり、解除したりできるかどうか。主催は宝塚歌劇でないケースも多く、現地のプロモーターとの調整も必要になってきます。
雪組の場合、別箱公演を本公演終了後に控えており、ずらせたとしてもそこに影響のない範囲でということになるでしょうか。
子会社立ち上げの話が予想外に早かったのは、こういう自体に備えるため?
ただし、最近では退団者が活躍する場を設ける夢組構想も現実的に始まりました。
実際に、3月31日に宝塚OGの活動を支援する子会社立ち上げを発表しています。
参考:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57458470R30C20A3LKA000/
現役生と退団した望海風斗・真彩希帆で公演を組むという企画はあり得るのかなと考えています。