『ラ・ラ・ランド』のデミアン・チャゼル監督がミュージカルテレビドラマ『エディ/The Eddy』の監督に!
『ラ・ラ・ランド』で成功を収めたデミアン・チャゼル監督が次に手がけるミュージカルは映画ではなくテレビドラマであることがわかりました。ミュージカルの舞台は『ラ・ラ・ランド』でもフィナーレに登場したパリ!『ラ・ラ・ランド』でも見せたデミアン・チャゼル監督のパリへの思いが作品になって蘇ります。
この記事ではデミアン・チャゼル監督のミュージカルテレビドラマ『エディ/The Eddy』のあらすじ、キャスト、スタッフそして公開日などの最新情報をお届けします。
0
『エディ/The Eddy』のあらすじ&監督について
2017年に開催されたアカデミー賞で監督賞を受賞したデミアン・チャゼル監督がミュージカルドラマ『エディ/The Eddy』の監督を務めることがわかりました。
ここでは海外ミュージカルドラマ『エディ/The Eddy』のあらすじ、そして監督であるデミアン・チャゼルについてご紹介します。
海外ミュージカルドラマ『エディ/The Eddy』あらすじ
ドラマの舞台はデミアン・チャゼル監督が影響を受けたミュージカル「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」と同じくフランスが舞台となっています。物語の時代設定は現在のパリ。クラブ、そのオーナー、ハウスバンド、移り気な街パリに暮らす人々を描いたストーリーになります。
ストーリーは「ロシュフォールの恋人たち」に似ている?
イメージはジャック・ドゥミのミュージカル映画「ロシュフォールの恋人たち」に近いですね。
「ロシュフォールの恋人たち」ではバレエを教える双子の姉妹に、海兵、旅芸人に楽器屋さん、作曲家にカフェのマダムなど様々なジャンルの人が集まってミュージカルを繰り広げます。
0
デミアン・チャゼル監督について
エマ・ストーン、ライアン・ゴズリング主演のモダンなミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』を撮影し、32歳という最年少でアカデミー監督賞を獲得したデミアン・チャゼル監督。
マイルズ・テラー主演、デミアン・チャゼル脚本・監督の2014公開の映画『セッション』でもサンダンス映画祭では最優秀作品賞を受賞し、アカデミー賞では3部門で受賞を果たしました。
『ラ・ラ・ランド』の興行収入は約500億円
『ラ・ラ・ランド』の製作会社であるライオンズゲートはアメリカ国内で1.5億ドル、海外では2.8億ドルの興行収入を得ました。
デミアン・チャゼル監督の今後の作品について
また、デミアン・チャゼル監督が撮影を予定している作品はテレビドラマだけではありません。ユニバーサル・ピクチャーズ製作、ライアン・ゴズリング主演、宇宙飛行士ニール・アームストロングの伝記映画『First Man』も公開予定です。
また、2010年の未発表シナリオリスト「ブラック・リスト」に掲載されたデミアン・チャゼルの脚本映画「The Claim」が2018年に公開されます。
ミュージカルドラマ『エディ/The Eddy』のキャスト&脚本家
デミアン・チャゼル監督が手がけた映画『セッション』『ラ・ラ・ランド』は両作品ともアカデミーの脚色賞、脚本賞に輝いています。
また『セッション』では録音賞を受賞、『ラ・ラ・ランド』では作曲賞と歌曲賞を受賞しました。チャゼル監督作品に欠かせない脚本と音楽を担当するクリエイターは?
ここでは『エディ/The Eddy』のキャスト、クリエイターについてお伝えします。
キャストについて
キャストについてはまだ発表されていませんが、デミアン・チャゼル監督作品とのことで大物スターの出演が予想されます。
映画とテレビのフィールドは近づいている!
最近の業界の傾向として、テレビドラマと映画作品の監督、役者の垣根が低くなっていることが挙げられます。
オスカー獲得者が映画ではなく、テレビ作品を手がける例は決して珍しくありません。実際に『ムーンライト』でアカデミー作品賞を獲得したバリー・ジェンキンス監督は、受賞してすぐにコルソン・ホワイトヘッドの小説「Underground Railroad」のドラマ化に監督として参加することを発表しています。
また、アカデミー賞にノミネートするような一流の役者がテレビドラマに出演することもあるのです。
例えば『世界でひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』の監督であるデヴィッド・O・ラッセルはロバート・デ・ニーロ、ジュリアン・ムーア出演のマフィアドラマを製作中であり、『ドライヴ』『ネオン・デーモン』の監督ニコラス・ウィンディング・レフンが手がけたマイルズ・テラー主演のクライムドラマ「Too Old to Die Young」が2018年より放送開始されます。
脚本&プロデューサー
脚本は『ハリー・ポッターと呪いの子』のジャック・ソーン
脚本はロンドンで公演中『ハリー・ポッターと呪いの子』の脚本を手がけたジャック・ソーンです。
BAFTA(英国映画テレビ芸術アカデミー)の脚本賞受賞者でもあるイギリス人脚本家ジャック・ソーンは、DCコミックの映画化作品「The Sandman」の脚本も手がけています。
マイケル・ジャクソン「マン・イン・ザ・ミラー」など世代を越えて残るような名曲を手がけてきたグラミー賞受賞経験のあるソングライターのグレン・バラードと、ドラマ「シックス・フィート・アンダー」をプロデュースした敏腕プロデューサーであるアラン・プールが本作『エディ/The Eddy』のエグゼクティブプロデューサーに就任します。
また、ウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテイメントが、ドラマ用脚本を配信する権利を買い取りました。ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』で批評的にも、商業的にも成功したデミアン・チャゼル監督の手にかかれば、高い利益をもたらすことは確実です。
ネットフィリックスやAmazonのようなストリーミング配信サービスが増えたことにより、従来は映画館でしか上映されなかった長編のドラマが手軽に見られるようになり、また全国に配信されるテレビでは放送できないようなシーンを含むドラマが数多く製作されるようになっています。
『エディ/The Eddy』がシリーズドラマなのか等、未公開の情報も多いですが、このサイトではこれからもミュージカルドラマ『エディ/The Eddy』の最新情報をお届けします。