1月4日からシアタークリエで上演中の「TENTH(テンス)」。
もうすでにチケットとった人や、まだ行こうか迷っている人に「テンスこんな感じだったよ~」というのをお伝えしますね!
あと感想。第1週目のセットリストもご紹介します。
最初に、まだチケット取ってない人のために。今からチケットを取る方法をご紹介します!
チケットの取り方
当日キャンセル席の抽選販売
午前11時から開演1時間前までに整理券が渡されます。
その後、抽選。開演45分前に当日券を購入する順番が発表されます。
つまり、早く並ぶ。遅く並ぶ。は関係なく(整理券の番号順に購入できるのではない)。開演1時間前までに配った整理券番号で抽選を再度行うということです。
でも、用意できるチケット数以上の人を当選させるので。当選しても、順番が最後の方の人は買えないかもしれません。
当日券並ばないから分からないのだけど。これって普通なの?誰か教えて。
当日券販売公演
各公演回と書かれているので。すべての公演が対象となります。
チケット持ってなくて、当日クリエまで行く余裕のある人は抽選してみるのはいかがでしょうか。
おけぴ
チケット入手困難だったTENTH各公演。ナビサやプレイガイドでは売り切れましたが。
おけぴでは値下げチケットも出てますね。
やはりチケットキャンプの影響なのでしょうか。
本当に用事ができて譲りたい人はたまったもんじゃないですね。
ぜひおけぴチェックしてみてくださいね。当日券よりも確実かも。
TENTHのしくみ(第1部のミュージカル)と感想
しくみ
1部がミュージカル。
2部がショーです。
ミュージカルはダイジェスト版。ダイジェストって?と思いますよね。
ミュージカルナンバーのシーンを繋ぎ合わせ。1時間30分くらいの作品にする。
これがダイジェスト版です。
ミュージカルナンバーだけで内容分かるの?と疑問をもつでしょう。
曲と曲のあいだ。つなぎのストレートプレイがあるので意外と違和感ありません。
もちろん全編観た方が作品を理解できるのでしょう。でもソングナンバーは全部歌ってくれるので。十二分に作品の良さが伝わってきました。
「ネクスト・トゥ・ノーマル」感想
私が観た「ネクスト・トゥ・ノーマル」。めっちゃ感動しました。ほろっときてしまいました。ミュージカルで泣くことってあんまりないんですけどね。
いきなり感想に入ります。ご存知の方も多いと思いますが。双極性障害って完治するのが難しいのです。難しいというか完治は...という感じ。
で、障害からどう立ち直ってゆくのか。そのきっかけって、治療も大切ですが、本人が家族や周りの人の存在の大きさに気付けるかだったりします。
本人にとっても。家族にとっても。挫折してしまいそうな長い道のりです。
正直、どこに答えがあるのかもわからない。解決の永遠にない道。
しかし、そんな暗闇の中で支えてくれる第三者の存在の偉大さ。。。家族の絆。。。
すべてが他人ごととは思えませんでした。
もう一度観たいなと思っています。
あとね。芸術って、言葉にならないこと・できないことを伝える行為だと思う。普段私たちが話す言葉と芸術は最も遠いところにある。
双極性障害の人がいる家族の姿。そして、何が解決になるのか。解決などあるのか。不安。恐れ。希望。それを言葉にすることなく、歌と演技とストーリーで描けていた。
言い得ないことを、あえて言葉で説明することなく。「ネクスト・トゥ・ノーマル」は描けていた。
まとめると。これブロードウェイで見たかったな。
TENTHのしくみ(第2部のショー)とセットリスト
2部のショーでは。
ミュージカルのワンシーンを次々に再現してゆきます。
「ジャージー・ボーイズ」なら中川晃教、海宝直人、伊礼彼方、Spi。
「ウェディング・シンガー」なら彩吹真央、新納慎也。
「ブラッド・ブラザーズ」なら岡田浩暉、武田真治。
それぞれ歌う前。もしくは歌った後に。キャストから挨拶やクリエ&作品の思い出が語られます。
全員がせいぞろいするのは、最後のカーテンコールだけです。
セットリスト
~ジャージー・ボーイズ~
- 「Sherry」:中川晃教、伊礼彼方、海宝直人、Spi
- 「December'63(Oh What A Night)」:中川晃教、伊礼彼方、海宝直人、Spi、綿引さやか、白石拓也、山野靖博、千葉直生
- 「My Eyes Adored You」:中川晃教、綿引さやか
- 「Can't Take My Eyes Off You」:中川晃教
- 「Who Loves You」:中川晃教、伊礼彼方、海宝直人、Spi、綿引さやか、白石拓也、山野靖博、千葉直生
~ネクスト・トゥ・ノーマル~
- 「Feeling Electric」:新納慎也
~ブラッド・ブラザーズ~
- 「長い長い日曜日」:武田真治、岡田浩暉
- 「言わない気持ち」:岡田浩暉
- 「あいつに」:武田真治、岡田浩暉
~ウェディング・シンガー~
- 「POP!」:彩吹真央、綿引さやか、白石拓也、山野靖博、千葉直生
- 「サタデー・ナイト・イン・ザ・シティ」:彩吹真央、新納慎也、綿引さやか、白石拓也、山野靖博、千葉直生
~きみはいい人、チャーリー・ブラウン~
- 「サパー・タイム」:中川晃教、綿引さやか、白石拓也、山野靖博、千葉直生
「Feeling Electric」はブロードウェイ公演でカットされた曲。でも、新納さんが作曲家のトム・キットに頼んで歌わせてもらった曲とのこと。
この曲めっちゃ良かった。あと第1週目のお客はもれなく彩吹さんと新納さんの美脚が見られます。。。
明治座ぶりの中川晃教。司会でのあっきー節最高。言わなくてもわかるとおもいますが、ほんとこの人歌唱力やばいですよね。
というわけで。ぜひ皆さん足を運んでくださいね。