「お熱いのがお好き」ブロードウェイで2020年に上演!
1959年に公開されたビリー・ワイルダー監督、マリリン・モンロー主演のコメディ映画「お熱いのがお好き」がミュージカル化され、ブロードウェイで上演の予定です。
そこで、今回の記事ではミュージカル版「お熱いのがお好き」の情報についてまとめてご紹介します。
「お熱いのがお好き」ブロードウェイ初演は2020年
コメディ映画の傑作「お熱いのがお好き」がミュージカル化へ!さらに、2020年にブロードウェイでの初演を目指しています。
ミュージカル化を手がけるのはブロードウェイの劇場を多数所有するアメリカの老舗シアター・カンパニー"シューベルト・オーガナイゼーション"です。
1959年に公開されたビリー・ワイルダー監督の「お熱いのがお好き」は、1972年に一度ブロードウェイで舞台化されていますが、ミュージカル化は今回が初です。
作曲・演出・振付・脚本(スタッフ)
作詞・作曲には、マーク・シャイマンとスコット・ウィットマンのペア。
今までに、ミュージカルでは「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」。
映画では「アダムス・ファミリー」「天使にラブソングを」「ヘアスプレー」、そして2018年クリスマスに公開される「メリー・ポピンズ・リターンズ」の楽曲を手がけます。
マーク・シャイマンとスコット・ウィットマンは以前にマリリン・モンローの伝記的ミュージカル「Bombshell」も手がけており、二人にとって2作目のマリリン・モンローにスポットライトを当てたミュージカルとなります。
脚本には、マシュー・ロペス。
演出・振付は「ブック・オブ・モルモン」「アラジン」のケイシー・ニコロー。
ケイシー・ニコローはミュージカル「ミーン・ガールズ」で現在トニー賞演出賞と振付賞にノミネートされており、自身2度目となるトニー賞受賞がかかっています。
あらすじ
「お熱いのがお好き」は、アカデミー賞では6部門にノミネートされ、ゴールデン・グローブ賞では作品賞も獲得した名作です。
舞台は1929年、禁酒法時代のシカゴ。
マフィアに追われる売れないサックス奏者のジョーとベース奏者のジェリーは暗黒街でギャングの殺人を目撃してしまう。追われる二人は、シカゴから逃げ出すため、フロリダに向かう全員女性のバンドに女装して紛れ込む。
しかし、その楽団のヴォーカルであるシュガーに恋をしてしまう。
フロリダに逃れたところで、ジョーは石油の御曹司に変装してシュガーに求愛。
一方で女装中のジェリーは、大富豪オズグッド3世から求婚されてしまう。
そんな時、フロリダで二人が滞在するホテルにマフィアの別名団体「イタリアオペラ愛好会」が現れる...