2018年12月公開『メリー・ポピンズ・リターンズ』のあらすじやキャストをお伝えします。
ファンは何年この時を待ったのでしょうか...ついに「メリー・ポピンズ」の続編が公開決定しました。
ジュリー・アンドリュースとディック・ヴァン・ダイクが演じたあの「メリー・ポピンズ」の世界がもう一度スクリーンに戻ってきます。
「メリー・ポピンズ」が公開されてから54年後の2018年12月25日、ついにアメリカで公開されます。
この記事では、続編「メリー・ポピンズ・リターンズ」の情報をすべてお伝えします。
あらすじ:メリー・ポピンズはマイケルのベビーシッターとして登場
『メリー・ポピンズ・リターンズ』に出演が決まっているリン・マミュエル・ミランダが語ったあらすじはこのようなものでした。
「続編についての本当のあらすじを紹介しましょう。
バンクス家のマイケルとジェーンは成長し、2人とも自分の居場所を見つけ暮らしています。そこにメリー・ポピンズはマイケルの子供のベビーシッターとしてまたロンドンの町へもどってきます。
私はバートの弟子見習いとして育ち、今は点灯夫をしているので、メリー・ポピンズが魔法を使えることを知っています。
なので、私の映画での立場は、『きっとみなさんはメリー・ポピンズのこと知らないと思いますが、でもあんなことやこんなことができてしまうんですよ!!』と教える役割を担っています」
時代設定は不況時代のロンドンに
成長したマイケルは3人の子供に恵まれるもロンドンは不況で生活もなかなか苦しい。そこにメリー・ポピンズが現れ、数多くの魔法によって家族に笑顔を運びこみます。
という大まかなあらすじになりそうです。
物語はパメラ・トラバースの物語から飛躍する
脚本はP.L. Traversが執筆した数ある「メリーポピンズ」シリーズを元にして書かれると思います。
おそらく、1935年に執筆された「帰ってきたメリー・ポピンズ(Mary Poppins Comes Back)」を参考にして作品が進むでしょう。
「帰ってきたメアリー・ポピンズ」あらすじ
メアリー・ポピンズが西風にのってバンクス家を去ってしまってから、子どもたちは彼女の帰ってくる日を心待ちにしていた。ある日、公園でタコあげをしていると、糸の先になつかしい彼女の姿が現れた。ふだんはきびしいナースのミス・ポピンズだが、彼女が語る物語は、子どもたちを不思議な冒険へとみちびいてゆく。 amazon
つぎはタコにのって帰ってきそうですね。
物語はタコで終わり、そしてタコではじまります。
でも、パメラの書いた「メリー・ポピンズ」シリーズではバンクス家の子供たちが成長した姿は描かれていないません。ちなみに、バンクス一家の子どもはジェーン、マイケル含め実は5人います。
ですので、パメラの作品を参考にしながらも、物語は全く新しい展開を見せるでしょう。
これはなかなか「メリー・ポピンズ」ファンから賛否両論を呼びそうです。
公開は2018年12月25日
公開日は2年後のクリスマス。もしやこれは映画の内容もクリスマスに関係するのでは?と思わざるを得ない設定です。
不況時代のロンドン。
夜を迎えた町は点灯夫によって明かりがつけられいく。
点灯夫ジョンはマイケル一家をのぞくとクリスマス前なのにマイケル・バンクス一家はみな顔色が暗い。
今年も楽しいクリスマスを過ごせそうにないからだ。
すると点灯夫のジョンはメリー・ポピンズの話をマイケル一家にする。子どもたちは興味津々だが、マイケルは「久しく会ってないメリー・ポピンズなんてもう来やしない」となげやりだ。
朝を迎え、バートおじさんにもらったタコで3人の子どもたちが遊んでいる。
すると、なんとタコの先に傘をひらいた女性がのっている。
どんどん近づいてくる!子どもたちはおどろきを隠せない。傘をさした女のひとが空からやってきた!!
「こんにちはバンクス家の子どもたち」
そう!それは、点灯夫が昨夜話していたあのメリー・ポピンズだったのだ!
いかがでしたか。
キャスト
2年後の公開に先駆けて、すでにメインキャストが公開されています。
メリーポピンズ/エミリー・ブラント
出演歴:「イントゥ・ザ・ウッズ」「ヴィクトリア女王 世紀の愛」
正直、「メリー・ポピンズ」ファンとしてみれば、メリー・ポピンズは歌えないとできないと考えている方が多いと思います。
私も思います。あの声があるから「メリー・ポピンズ」が伝説的な作品となっているのです。
物語は知らないけれども「スーパーカリフラジリスティック...」や「お砂糖ひとさじで」は知っている。すべてジュリー・アンドリュースの声が生みだした功績です。
エミリー・ブラントを否定しているのではなく、そもそもジュリー・アンドリュースのような4オクターブもの声が出る映画女優なんてジュリーの他にいるのでしょうか。
「この役だけはブロードウェイから連れてきてほしかったなぁ」という声も多く聞こえてきそうですね。
ベン・ウィショー/マイケル・バンクス
出演歴:「007」シリーズのQ
また、メリル・ストリープがポピンズのいとこトップシーを演じます。
『CHICAGO』のロブ・マーシャルが監督
今回のスタッフは本気で来てますよ!!!ディズニー映画「Into the Woods」の演出家、プロデューサーたちが再度製作陣として集まります。
まず監督がロブ・マーシャル。ブロードウェイ、映画両方のフィールドで実績のあるあのロブが監督です。『SAYURI』や『NINE』は微妙でしたが、6部門でアカデミー獲得した『CHICAGO』の監督です。
振り付けも演出も相当力を入れてくるでしょう。
振り付けの心配はあまりしてないのですが、問題はやはり歌ですね。
スタッフ一覧
監督
監督には映画『CHICAGO』でオスカーノミネート、またエミー賞&全米監督協会賞受賞のロブ・マーシャル。
プロデューサー
プロデューサーにはマーシャルと、さらにエミー賞を受賞経験のあるジョン・デルーカ、ゴールデングローブ賞経験のあるマーク・プラット。
脚本
脚本は映画『ネバーランド』でアカデミー脚色賞にノミネートしたデイビット・マギーが担当。P.L. Traversの原作を元にして新しい脚本を書きます。
作曲
さらにミュージカル『ヘアスプレー』でトニー賞を受賞したマーク・シャイマンが作曲を担当。
歌詞
歌詞は、シャイマンとミュージカル『ヘアスプレー』でトニー賞を受賞したスコット・ウィットマンが担当。
シェイマンとウィットマンは『ヘアスプレー』や『キャッチミー・イフ・ユー・キャン』の舞台化でもタッグを組んだゴールデンコンビです。
ジュリー・アンドリュースは出演するのか?!
2016年現在で81歳になるジュリー・アンドリュース。
ディズニーは気づいているのでしょうか、実はファンが一番気にしているところってジュリーがもう一度「メリー・ポピンズ」のスクリーンに登場するのかどうかだと思います。
下衆な話になりますが、ジュリーがでるかどうかで宣伝力も変わってくるので、少し興行収入にも影響がでそうです。ファンとしては、どうしても見たいですからね。
声帯の手術であの声は失ってしまいましたが、ジュリーが登場するだけでファンとしては涙モノです。
今のところ、出演する情報はありませんが、今後の情報を楽しみにしましょう。
ちなみに、ジュリーは2017年に教育系番組「Julie’s Greenroom」への出演が決まっています。
もちろん現在90歳のディック・ヴァン・ダイクの出演も楽しみです!
ディックは2014年に「ナイト・ミュージアム」、2015年にはショートムービー「メリー・クリスマス」に出演しています。
以上で今の段階でわかっている情報の全てです。
しかし、「メリー・ポピンズ」ファンとして、最新の情報を毎日チェックし、この記事でお伝えします。
最後にミュージカルのチケット発売情報をカレンダー形式で表示してくれる、ミュージカルファン向けの最強アプリをご紹介します。
その名も「チケットカレンダー」です。
チケット争奪戦で一番難敵なのが「どうすればチケットの発売日を知ることができるか」だと考えています。
発売場所はわかっていても、チケット発売日は急に発表されます。
そのため、「今日実は発売日だったのか、知らなかった、、、」
ということがよくあります。
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例えば、東宝主催で上演された『マドモアゼル・モーツァルト』であれば先行抽選の情報がこのように掲載されています。
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