《PLAYBILL「Mary Beth Peil Returns for Broadway’s Anastasia」》
2017年4月24日にブロードウェイで初演を迎えるミュージカル「アナスタシア」。
続々とキャストが発表される中、PLAYBILLよりマリー皇太后役にベテラン女優メアリー・ベス・ペイルが起用されるとの記事が公開されました。1985年にミュージカル「王様と私」で主人公アンナ役を演じてから、映画にテレビドラマと幅広いジャンルで活躍してきました。
ペイルはすでに決定しているオリジナルキャストに新しく加わることとなります。
キャスト一覧
主役アナスタシア役にクリスティ・アルトメア。
ディミトリ役にデレク・クレナ。
ウラジミール役にジョン・ボルトン。
リリー役にキャロライン・オコナー。
また、アニメ版にはなかった新しいキャラクターグレブ役に人気ミュージカルスターのラミン・カリムルーが起用されます。
製作・スタッフ
作詞家のリン・アレンスと作曲家のシュテファン・フラハティはどちらもトニー賞受賞経験者。また、脚本のテレンス・マクナリー、演出のダレコ・トレスニャクもトニー賞受賞しており、各部門のトップが集結することとなりました。振付家は「紳士のための愛と殺人の手引き」のペギー・ヒッキーです。
あらすじ
舞台はロマノフ王朝が繁栄していたロシアから、1920年代のパリまで。
新しく上演されるミュージカル「アナスタシア」は過去の記憶を失った若い勇気のある一人の女性が主人公。失った過去の記憶を取り戻そうとするロマンチックでアドヴェンチャーに満ちたストーリーです。音楽やあらすじは20世紀フォックスが生みだしたアニメを基にしています。
作品解説
原作は1946年に公開した映画「追憶」、さらに1997年に「追憶」をリメイクしたアニメ映画「アナスタシア」。今回のミュージカル化にあたり、1997年に公開されたアニメ映画「アナスタシア」よりもロシアの皇女アナスタシアの史実や人間性に迫った作品になる予定です。
アニメ版ではラスプーチンを悪役として描いていましたが、ミュージカル版では新しいキャラクター「グレブ」をアナスタシアの敵対者に設定ししました。グレブは、ロマノフ王朝が滅んだ後の共産政権を体現するキャラクターとして描かれます。
初演・劇場・チケット
ミュージカル「アナスタシア」は来年3月23日のプレヴュー公演後、4月24日にブロードウェイのブロードハースト劇場で初演を迎えます。
日本からは、Telecharge.comよりインターネットにてチケットが購入できます。