アナスタシア ミュージカル

ミュージカル版「アナスタシア」のあらすじと解説|【全2幕】プロローグ&1幕&2幕

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プロローグ

舞台:サンペテルブルグ

時代:1907年-1917年


 

舞台は1907年、サンペテルブルグの舞踏会。

ニコライ2世の母であり、アナスタシアの祖母であるマリー皇太后はパリへ移住しようとしていた。祖母のマリーにとてもなついていた小さなアナスタシアは、マリーがパリへ行ってしまうことを悲しみ、マリーに一緒にパリへ連れて行ってくれいなかとお願いするのだった。

マリーはアナスタシアが成長したらパリへ連れて行き、そして毎晩バレエを観てアナスタシアの亡き祖父の名前がついたアレクサンドル3世橋を渡りましょうと約束する。

そして、マリーは去り際に美しいミュージックボックスをアナスタシアに渡す。「12月のあの日」の前奏が流れるのだ。

アナスタシアはマリーを追いかけるが父であるニコライ2世に止められる。

 


 

舞台は10年後の1917年。

とても美しく成長したアナスタシアは求婚者から3人の姉妹オルガ、マリア、タチアナとともに舞踏会に誘われる。アナスタシアは家族で写真を記念に撮るのだが、すると突然宮殿がボルシェビキの攻撃にあう。

ニコライ2世をはじめとするロマノフ一家は逃げようとこころみるが、アナスタシアは家族をおいて部屋に置き去りになったマリーからもらったミュージックボックスを取りにもどる。

するとボルシェビキによる爆弾が爆発し、ロマノフ一家はあえなく死ぬのだった。一家の死が確認され、マリーは悲しみに沈む。

 

 

1幕

舞台:レニングラード(サンペテルブルグ)

時代:1927年


 

ロシア全土を手中に収めたボリシェビキの将官であるグレブ・ワガノワは、革命の影響でふさぎ込んだロシア人たちに、悲惨な状態になったサンペテルブルグの町の名前をレニングラードと改名し、さらに輝かしく平和な未来を実現すると約束する。

サンペテルブルグのロシア人たちはボリシェビキの政策に抵抗する一方で、アナスタシアがボリシェビキの攻撃から逃れて生きているという噂が流れはじめるのだった。

その噂を聞いた二人の詐欺師が「歴史を利用した詐欺」を企てはじめる。一人はハンサムな若い男ディミトリ、二人目はかつて宮殿に仕えていたヴラド・ポポフ。

彼らはうぶな少女を訓練してアナスタシアに見せかけようと計画する。理由はマリーにアナスタシアを見つけたと連れて行き、お金をたんまりともらおうと考えたからである。

ディミトリとヴラドは捨てられた宮殿でオーディションを行うが思い通りの女の子は現れない。

しかし、計画をあきらめようとした時。若い女の子が宮殿の前の通りをうろついているのを見つける。名前はアーニャという。アーニャはパリ行きの切符が欲しいために、ディミトリにパスポートの偽造を頼もうとしていたのだった。

 

ディミトリたちはアーニャを相手にせず帰らせようとするが、アーニャはおぼろげにかつてこの宮殿にいたことを思い出す。それを見ていたディミトリとヴラドはアーニャの思い出す話、そして行動に興味を抱きはじめる。

アーニャはディミトリたちに記憶喪失で本当に幼い頃の記憶しか残っていないことを伝える。ディミトリたちはアーニャの記憶がほとんどないこと、そしてアナスタシアの面影があることから、アーニャをアナスタシアに見せかける適役が見つかったと喜び、アーニャを計画に巻き込む。

 

首都サンペテルブルグでは、政府の役人がアナスタシアの噂を調べはじめる。ディミトリのオーディションを受けた3人の女優がグレブにアーニャ、ディミトリ、ヴラドに関する情報を密告する。グレブは3人の詐欺をやめさせようとする。グレブはアナスタシアが生きているか死んでいるかに関わらず真実を言うのはやめてくれと警告する。

実は、グレブは少年だった頃、ロマノフ家が粛清された宮殿の向かい側に住んでいたのだ。粛清の時にグレブは家におり、そしてグレブの父親は粛清に加わっていたのだった。しかも、父親はその後粛清に加わったことを恥じて死んだのだ。

父が抱えた罪の意識にも関わらず、グレブは父の行動は賞賛に価すると主張し、父親の夢を実現しようと考えている。

 

 

宮殿に戻ったディミトリたちは生意気なアーニャに歴史や食事作法、ダンスのレッスンを教えはじめる。

月日がたち、アーニャは今や皇太后マリーに見せられるほどアナスタシアのようになってきた。

しかし、突然アーニャは通りで取り押さえられてしまい、グレブのところへ連れてこまれる。グレブはアーニャを誘惑しはじめるが、彼はアーニャの目に「ロマノフ家の青い目」があること、アーニャはアナスタシアそのものだということに気づく。グレブはアーニャを逃し、アーニャにその目が自分自身が何者かをバラしてしまうだろうと警告する。

 

グレブに逃がされたアーニャはディミトリと合流するが、かつてのディミトリの詐欺仲間がディミトリを攻撃しはじめる。二人も応戦する。ディミトリはアーニャの戦う精神に心を動かされる。

戦いが終わると、ディミトリはアーニャに彼の好きなサンペテルブルグの場所を紹介する。そしてディミトリは自分自身がどうやってサンペテルブルグで小さい頃から生きてきたのかを語る。

ディミトリは、彼の父親がボリシェビキに対抗する革命で死んだことも告白する。そしてアーニャを信用しはじめたディミトリは彼の大切なミュージックボックスをアーニャに見せる。しかし、二人ともそれがマリーからアナスタシアに贈られたものだとは気づかないのであった。

 

アーニャはミュージックボックスを開けると、おぼろげに過去の記憶がよみがえりはじめる。宮殿の舞踏会、家族の姿。

記憶から覚めると、アーニャはディミトリに彼女が最も大切にしているものをディミトリに渡す。それは、彼女が記憶喪失から目覚めた時に着ていた服に縫い付けてあったダイアモンドだった。

ヴラドと合流すると、アーニャはパリ行きのチケットを買うため二人にダイアモンドを託す。

 

駅の構内。同じくパリに不法出国しようとしていたイポリトフ伯爵がアーニャのことをアナスタシアだと気づき手にキスをする。

みなパリ行きの列車に乗り込み、イポリトフ伯爵はロシアへのさよならの挨拶をするようロシア人たちに促す。

列車の中で、アーニャとディミトリとヴラドは各々パリでの目的を思い返す。アーニャは自分自身の過去の記憶を取り戻すため、ディミトリはお金を得るため、ヴラドは皇太后マリーの元で働いているリリー・マレフスキー=マレヴィチの愛情を取りもどすため。

しかしその時、イポリトフ伯爵が警官の銃弾により致命傷を負う。不法に列車へ乗っていたことがバレてしまったのだ。アーニャは極度に動揺しはじめる。そして警官は列車内にいる全員を調べはじめ、そして警官はアーニャたちを見つけ、列車から飛び降りるよう指示する。

結局、アーニャたちは歩いてロシアを渡ることに決める。そして、無事にアーニャたちはパリへたどりつくのであった。

アーニャはこの時、自分自身が何者であるかを知るために行動しようと勇気を取りもどす。

しかし、ロシアではボリシェビキのトップであるゴリンスキーが将官グレブにアーニャを尾行し、彼女を殺せと命令していたのであった。

 

 

 

2幕

舞台:パリ

時代:1927年


 

アーニャたちは無事パリに到着する。音楽や観光、パブロ・ピカソやココシャネルなど華やかな人たちであふれかえるパリに心がおどる。

ディミトリとヴラドはアーニャを残し、各々の目的のために行動しはじめる。

アーニャはひとりアレキサンドル3世橋へと行く。するとこの橋になぜか強い縁を感じる。

 

一方、パリに住む年をとったマリーは、いろいろな偽物のアナスタシアからの手紙を読み、もうアナスタシアを見つけることに心が折れ、探し出すのをあきらめると決めていた。

その時、ボルシェビキからアーニャ暗殺の使命を受けた将官グレブがパリに到着する。

リリーはロシアのお金持ちや貴族があつまり、昔のことを思い出すパーティーをネヴァ・クラブで開いていた。そこで彼女はヴラドと再会する。かつてヴラドがリリーの宝石を盗んだことをリリーは許し、二人はもう一度燃えるような恋を灯す。

そして、アーニャを皇太后マリーにバレエが上演している夜の劇場で会わせるようヴラドはリリーに取りつくろってもらう。

 

ホテルでアーニャは彼女の一家が粛清される悪夢を見る。

ディミトリはうなされるアーニャを目覚めさせ、そして子どもの時に皇族のパレードで見たアナスタシアの記憶を語る。アーニャはこの思い出をはっきりと思い出す。そして、二人はアーニャが本当にあの皇女アナスタシアなのだと悟る。

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バレエの上演中、ヴラドはアーニャとディミトリがお互いに恋に落ちていることに気づく。しかし、身分の差もあり、二人が決して結ばれないだろうと悲しむ。

「白鳥の湖」の上演中、アーニャはマリーを見つけ、マリーのことを思い出す。マリーもアーニャの存在に気づくが、必死に彼女はアナスタシアではないと自分に言い聞かせる。

その時、アーニャを尾けて劇場にいたグレブはアーニャを見つけ、銃の引き金を引こうとする。

しかし、一斉に観客が拍手したことで妨げられ、グレブはその場を去る。

バレエの終演後、リリーもアーニャに会い、アナスタシアであると悟る。そしてすぐにマリーに会わせようとする。

 

ディミトリはアーニャがマリーに会うことに不安を感じはじめる。そして彼は自分がアーニャに恋していることに気づく。しかし、同時にアーニャを家族のところへ返さないといけないことにも重々気づいていたのだった。

 

アーニャは祖母であるマリーの部屋に入るのだが、怒りながらマリーの部屋から出てくる。マリーは後ろを振り返ってアーニャの顔を見ることさえせず、ディミトリとヴラドに利用されているにすぎないことをアーニャに伝えたのだ。

アーニャは怒り狂って部屋を飛び出す。マリーを待っていたディミトリをマリーが冷たく突き放す。しかし、ディミトリは無礼にもマリーを強引に引き止める。そして、アーニャに会って欲しいとお願いする。マリーがもう一度拒むと、ディミトリはマリーとロシアをひどく罵る。

 

しかし、ディミトリの一生懸命さに心を打たれたマリーは、もういちど勇気をだしてアーニャに会うことを決める。

ホテルの部屋でアーニャがロシアに帰る荷造りをしているとマリーが現れる。アーニャはマリーの発言の残酷さにショックを受ける。アーニャはマリーが覚えているアナスタシアではないと言ったのだ。また騙されたと思ってマリーは怒りぎみにアーニャにアナスタシアとロマノフ家に関する質問をする。

すると、アーニャはマリーにアナスタシアが12歳になったときのことを思い出してほしいとうながす。

マリーが語り出すと突然、アーニャはマリーがパリへ去った夜の出来事を思い出す。

そしてアーニャはミュージックボックスを取り出し、子守唄(12月のあの日)をうたいだす。アーニャの歌によってマリーはとうとうアーニャが本物のアナスタシアだと気づく。二人は抱き合い。12歳の時以来の再会を果たすのだった。

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次の月曜日にアーニャとマリーは記者会見を開く予定である。記者たちは情報が欲しくていらいらしているのをヴラドとリリーがなだめる。

実は、アーニャは皇女に戻ることに二の足を踏んでいたのだ。

マリーはアーニャのこの考えに気づいていた。そしてアーニャがどんな決断をしようと構わないとマリーは考えていた。どんな決断であれ、二人は一緒になれたのだから。

アーニャは皇女になることを考え直し、ディミトリへの愛を貫くことを選ぶ。アーニャはディミトリの元へ行くことに決め、部屋に戻るとグレブが部屋に侵入し、部屋の鍵を閉められてしまう。

アーニャはなぜグレブがここにいるのかに気づき、そしてグレブは父親の使命を果たすためにもアーニャを殺さなければいけないと言う。しかし、アーニャは.....


 

この後どうなってゆくのでしょうか。

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