ロシアの作家ニコライ・レスコフ原作の映画『Lady Macbeth』が2017年に公開される!
この記事では、2017年公開の映画『マクベス夫人/レディ・マクベス』のあらすじやキャスト、公開日の最新情報をご紹介します。
「レディ・マクベス/Lady Macbeth」のあらすじ&キャスト紹介
ここでは、映画『マクベス夫人/レディ・マクベス』のあらすじとキャストをご紹介します。
「マクベス」と聞くとシェイクスピア作品を思い浮かべるかもしれませんが、本作品は19世紀のロシアを舞台にした物語であり、シェイクスピア作品とは関係がありません。
映画「マクベス夫人/レディ・マクベス(Lady Macbeth)」のあらすじ
「マクベス夫人」と聞くと、「あっシェイクスピアの戯曲『マクベス』に登場するマクベス夫人ね」と思う人もいるかもしれません。
しかし「マクベス夫人/レディ・マクベス(Lady Macbeth)」とは、19世紀ロシアで活躍した作家ニコライ・レスコフが執筆した小説であり、決してシェイクスピアが書いたものでも、またシェイクスピアの戯曲「マクベス」に関係するものでもありません。
オペラとして有名な「マクベス夫人」
ニコライ・レスコフが執筆した小説の正式名称は「ムツェンスク郡のマクベス夫人(Lady Macbeth of the Mtsensk District)」です。ロシアの作曲家ドミートリイ・ショスタコーヴィチによりオペラとして上演されています。
夫人と使用人の不倫と悲恋を描く!
物語のテーマはジェンダー、階級、人種。19世紀後半のムツェンスクを舞台に、裕福な商人の家に嫁いだカテリーナと使用人セバスチャンの不倫と、カテリーナの悲恋を描く物語です。
映画「マクベス夫人/レディ・マクベス(Lady Macbeth)」キャスト紹介
フローレンス・プー/カテリーナ
1996年イギリス生まれの21歳。
キャリア2013年17歳の時にYouTubeにカバーソングを投稿したことから。2014年公開の映画「The Falling」に出演し、London Critics Circle Film Awardsで最優秀賞若手俳優賞にノミネート。
また2016年製作の映画「マクベス夫人/レディ・マクベス(Lady Macbeth)」に主人公カテリーナ役で出演し、ダブリン国際映画祭で最優秀賞女優賞を獲得。
2017年公開のステファン・マーチャント監督作品「Fighting with My Family」ではWWEで活躍する女子プロレスラーのペイジ役で主演を務めます。
コスモ・ジャービス/セバスチャン
1989年アメリカ生まれの27歳。
シンガーソングライターや俳優として活動しています。
クリストファー・フェアバンク/ボリス
1953年イギリス生まれの63歳。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」エゼキエル役、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」ザ・ブローカー役で出演。
テレビや映画で活躍するベテラン俳優です。
「マクベス夫人/レディ・マクベス(Lady Macbeth)」の監督・公開日
監督は映画監督としての経歴はまだ少ないウィリアム・オルドロイドです。しかし、演劇やオペラの演出家として活動してきた経歴があり、ウィリアム・オルドロイド初の長編作品となる「マクベス夫人/レディ・マクベス(Lady Macbeth)」は海外大手のエンタメ誌Varietyなど各メディアから注目を集めています。
ここでは、監督ウィリアム・オルドロイド、そして「マクベス夫人/レディ・マクベス(Lady Macbeth)」の公開日についてご紹介します。
監督ウィリアム・オルドロイドについて
ロンドンのサウス・バンクにあるヤング・ヴィク劇場の演出家として活動し、イプセンの「幽霊」などの作品を上演。
その後映像作品を撮りはじめ、短編映画「BEST」がサンダンス映画祭の短編映画部門にノミネートしました。
公開日について
「マクベス夫人/レディ・マクベス」はイギリスで4月28日に公開されます。
まだ日本での公開日は決定していませんが、トロント国際映画祭でも評価が高かったりと各アワードで注目を集めている作品です。
アカデミーなどの大きなアワードでノミネートするなど、注目を集めれば日本での公開も間違いなく計画されるでしょう。
このサイトではこれからもウィリアム・オルドロイド監督作「マクベス夫人/レディ・マクベス」の最新情報をお届けします。