2017年に公開された映画「ゲット・アウト」の続編が計画中です!来年のアカデミー賞でも数多くのアワードにノミネートされるでしょう。この記事では、映画「ゲット・アウト」第2作目の情報についてまとめてご紹介します。
2017年最も興行的に成功した映画「ゲット・アウト」
2017年2月に公開され10月半ばで2.5億ドルもの興行収入に達成したホラー映画「ゲット・アウト」。いくらで製作されたと思います?450万ドルです。
日本円にしたら、5億円で製作した映画が280億円もの興行収入になったという超ヒット。
もちろん、興行収入の総額は低いです。しかし製作費との比率を考えれば、2017年最も興行的に成功した映画は?と聞かれたら、「ゲット・アウト」と答えて全く問題ないレベル。
アカデミー賞一直線
さらに、映画レビューサイトRotten Tomatoesでの評価も高く、批評家からは292人中290人(99%)が肯定的評価。
NY映画批評家協会では作品賞、LA映画批評家協会では脚本賞に輝くなど、アカデミー賞に向けての賞レースも順調に進んでいます。
続編「ゲット・アウト2」について
そして、すでに多くの映画を観たファンが期待する次回作、つまり続編の製作にGoサインがでています。
実は、ジョーダン・ピール監督はデッドラインのインタビューでこう語っています。
「まだ何も決めていないんだ。想像力は常にオープンにしておいて、決してそれを強制しないようにしている」。
「私は続編が計画されてるかどうかを知っている、そして続編はきっと製作されるだろう。しかし、第1作目を汚すようなことはしたくないし、ファンを落胆させたくもない。お金目的の映画作りはしたくないんだ」。
ジョーダン監督が続編の構想を思いつくまで時間はかかるでしょう。そして、現在来年製作されるユニバーサルの映画に取り掛かっているだけでなく、エヴァン・マーロウ監督「Abruptio」への出演、スパイク・リー監督「Black Klansman」のプロデュース、また二つのテレビ番組の脚本を執筆中です。
彼のインタビューを簡単にまとめれば、「今は忙しくて考える暇がない」のです。
映画サイトでのレビュー、NYやLA映画批評家協会の評価からも、来年3月のアカデミー賞では作品賞・脚本賞・監督賞へのノミネートが予想されます。
日本でも10月27日より公開中です。ちなみに、日本での評価は3.6/5(Yahoo!映画調べ)とまあまあ。アメリカという人種差別の残る社会を風刺的に描いたシーンやコメディが多い作品です。