2017年5月12日に日本で公開される『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の吹替キャストをご紹介します!
MARVEL/DISNEY
2014年に公開されたマーベル作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の続編であり、マーベル・シネマティック・ユニバース15作目となる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』。
なぜ2ではなく「リミックス」になったのか?!
原題は「Guardians of the Galaxy Vol. 2」、つまり本来であれば「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2」となるところ、2ではなく「リミックス」と名前が変更されています。
「リミックス」とは『複数の既存曲を編集して新たな楽曲を生み出す手法の一つ』であり、作中に複数の既存曲を使用してシーンを盛り上げてゆく『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の作風そのものを示しているのです。
リミックスが付いたことで「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーでさえ長い名前なのに、さらに長い!」と思うかもしれませんが、単純に「2」と名付けるよりは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の世界観に合わせた名前の方が作品にはまってます。
ディズニーの吹替へのこだわり
さて、本作は2017年5月5日にアメリカですでに公開され、日本での公開は5月12日(金)。ディズニーが製作・配給する作品の多くは金曜日に公開される。かつゴールデンウィークはディズニー実写版「美女と野獣」で賑わっていたので、興行収入の相殺を避けるためにもゴールデンウィークから一週間ずらしたのでしょう。
実写版「美女と野獣」ではオリジナルキャストへのこだわりもさることながら、吹替キャストにもこだわりをみせてきました。
エマ・ワトソンが演じたベル役にはミュージカル「レ・ミゼラブル」エポニーヌ役で活躍している昆夏美、野獣役にはミュージカルにテレビと大活躍の山崎育三郎、ガストン役には元劇団四季で現在はミュージカル「レ・ミゼラブル」でジャン・バルジャンを演じる吉原光夫と数多くのミュージカルスターを起用しました。
「モアナと海の伝説」ではマウイ役に歌舞伎役者の尾上松也が起用されていましたが、ディズニー映画の特徴は比較的声優ではなく俳優を吹替に起用する点です。
「塔の上のラプンツェル」のラプンツェル役には吹替に中川翔子、歌は小此木まりと声優一筋の女優は起用しませんでした。
新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』にも数多くの俳優や芸人が起用されています。そこで、今回は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』に起用された吹替キャストについてご紹介します。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』吹替キャスト紹介
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ピーター・クイル / スター・ロード:山寺宏一
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの主人公であるピーター・クイル / スター・ロード役には日本を代表する声優の山寺宏一。
1961年宮城県出身の55歳。ディズニー作品では「アラジン」ジーニー、ドナルド・ダック、「シュガー・ラッシュ」レック・イット・ラルフ、「シンデレラ」シリーズのジャック、「美女と野獣」野獣、「ムーラン」ムーシュー、「リトル・マーメイド」セバスチャン、「リロ・アンド・スティッチ」スティッチなどの吹替をしています。
そのほかにも、「アンパンマン」シリーズではめいけんチーズやカバオくん。俳優ではウィル・スミス、エディ・マーフィなどのコメディ系から、トム・クルーズまで幅広く担当しています。
ガモーラ:朴璐美
サノスによって暗殺者へと育てられたガモーラ役には声優、役者として活動する朴璐美(ぱく ろみ)。
1972年東京生まれの45歳。ヘレナ・ボナム=カーターやヒラリー・スワンク、キャメロン・ディアスなどのハリウッドスターの声を担当。劇場アニメ作品では「BLEACH」「NARUTO」「進撃の巨人」など数多くの作品で起用されています。
ドラックス:楠見尚己
圧倒的なパワーを持つ荒くれ者のドラックスを吹き替えるのは楠見尚己。
1954年福岡県生まれの62歳。ディズニー作品では「ラマになった王様」のパチャの声を吹き替えています。ハリウッド映画ではジョン・グッドマンの声を担当。他には「ハリー・ポッター」シリーズのバーノン・ダーズリー役など。
ベビー・グルート:遠藤憲一
前作で自ら犠牲になり小さな木となってしまったベビー・グルート。ベビー・グルートの声を吹き替えるのは俳優として活躍する遠藤憲一。
1961年東京都出身の55歳。「真田丸」上杉景勝役などNHK大河ドラマに多数出演、声優としては2005年の「ナルニア国物語/第1章: ライオンと魔女」が初めて。前作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」でもヴィン・ディーゼルが声を担当したグルート役を吹き替えました。
ロケット:加藤浩次(極楽とんぼ)
遺伝子改造が行われた無法者のアライグマであるロボットは極楽とんぼの加藤浩次が吹替を担当します。
1969年北海道生まれの48歳。「めちゃ2イケてるッ!」などのバラエティー番組から情報番組「スッキリ!!」の司会まで幅広く活躍しています。
前作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」でもブラッドリー・クーパーが声を担当したロケット役を吹き替えました。
マンティス:秋元才加
主人公ピーター・クイルの父と名乗る人物エゴのお世話係マンティスの声を吹き替えるのは元AKB48のメンバーである秋元才加。
1988年千葉生まれの28歳。AKB48引退後は映画やテレビに出演。舞台では「ローマの休日」アン王女役や、ミュージカル「ロックオペラ モーツァルト」コンスタンツェ役など。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』予告動画・あらすじ
https://youtu.be/4jfUVDKUuCg
新作ではカート・ラッセル演じる謎の人物エゴが登場し、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに亀裂が入ります。また、2018年公開のアベンジャーシリーズ「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」にピーター・クイルが出演する予定であり、アベンジャーシリーズとどうつながってゆくのか見逃せません。
公開日は5月12日、全国の映画館で公開されます。