今回の記事は、ディズニーファンではない人に実写版『美女と野獣』をおすすめする理由があるとしたら?ディズニーファンではないけど観るべき理由があるとすれば!そんな疑問にお答えする内容です。
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ディズニーファンではないし、正直アニメ映画「美女と野獣」を観たことのない人の方が多い事実
ディズニーファンではないし、正直1991年に公開されたアニメ「美女と野獣」すら観たことがない。おそらくこっちの人の方が日本でも多いでしょう。でも、世間では「美女と野獣」の話題で盛り上がっているし、行こうかどうか迷う。なんて人もいるはず。
それでも観に行く理由やおすすめポイントって何?
では、ディズニーにあまり興味がないけど、「美女と野獣」を観るべき理由や、おすすめするポイントとはなんでしょうか。
そんな行こうか迷っている人に、「美女と野獣」をディズニー的要素なしで解説します
目次
「美女と野獣」をおすすめする1つめの理由:ものすごく流行っている
まず、第1の理由が「流行っている」です。どれくらい流行っているかという目安として、興行収入が挙げられます。ここでは実写版「美女と野獣」の興行収入をあらゆる映画と比較してみます。
興行収入はおそらく「アナ雪」に匹敵する
まず、世界全体で現状約1,100億円の興行収入を上げています。現状同じくらいの興行収入は、スター・ウォーズ関連の映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」で約1,100億円。
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実写版「美女と野獣」は現状だと「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」と同じくらいの興行成績ですが、日本など公開していない国もあります。特にディズニーランドがあり、ディズニーファンの人口が多い日本では世界各国でもアメリカに次ぐ興行成績を過去に残してきました。
あの「アナと雪の女王」は約1,430億円
となると、4月に公開される実写版「美女と野獣」は「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」以上の流行り方をしており、日本でも公開がはじまれば「アナと雪の女王」と同じくらいの興行収入、だいたい全世界で1,400億円くらいまで伸びるでしょう。ディズニーアニメの中で最も高い興行収入を記録している作品が「アナと雪の女王」で約1,430億円です。※日本での興行収入は約250億円
つまり、「ありの~ままの~」でお馴染み「アナと雪の女王」レベルの流行り方をする可能性が高いです。「Let it Go」のような耳に残る新曲はありませんが、日本版の吹き替えに「レ・ミゼラブル」や元劇団四季のトップスターを起用したことにより、演劇&ミュージカルファンからの注目度は「アナ雪」を越えています。
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「ハリー・ポッター」シリーズと比べると?
「ハリー・ポッター」シリーズで日本の興行収入が最も高かった映画がシリーズ第1作目「ハリー・ポッターと賢者の石」です。興行収入は約203億円、世界の興行収入は9.7億ドルなので日本円にすると約1,200億円くらい。
実写版「美女と野獣」は「ハリー・ポッター」全シリーズを抜く
つまり第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」でも実写版「美女と野獣」の興行収入には届かない可能性かなり高いのです。
今までのディズニー実写化作品と比べると?
2015年に実は「シンデレラ」がディズニーより実写化されました。この映画の知名度はあまり高くありませんでした。まず、アニメ映画「シンデレラ」自体が1950年に公開された作品であり、少し古すぎるのとプリンセスものなので、好き嫌いが分かれるからです。おそらく、「シンデレラ」の話は知っているけどディズニーの作品は観たことがない人が大半だと思います。
それに、主役シンデレラ役は海外ドラマ「ダウントンアビー」からの大抜擢リリー・ジェームズ。王子役はこちらも海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のロブ・スターク役としてお馴染みリチャード・マッデン。つまり、エマ・ワトソンのような世界的知名度はほとんどありませんでした。特に日本では尚更でしょう。
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同じくプリンセス作品「シンデレラ」の興行収入は「美女と野獣」の半分くらい
こういった要素が相まって、実写版「シンデレラ」の興業収入は約5.5億ドル。日本円で約600億円でした。ちなみに、「アリス・イン・ワンダーランド」は世界で約1,120億円。こちらも日本での公開を迎えれば実写「美女と野獣」に興行収入で下回るでしょう。
あと、すでにジョニー・デップがジャック・スパロウを演じた「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズで最高の興行収入が2006年に公開された「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」で1,160億円。パイレーツシリーズも確実に上回りそうです。
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「美女と野獣」をおすすめする2つめの理由:映像技術はアカデミー視覚効果賞レベル
第2の理由が「映像技術」です。
実写版「美女と野獣」のビジュアル・エフェクツはアカデミー賞常連の制作会社が手がけた
実写版「美女と野獣」の撮影が終了したのは実は2015年でした。2015年から公開までの約2年間何をしていたかというと、撮影した映像をCGIによって編集していたのです。VFX(ビジュアル・エフェクツ)を手がけたのはアメリカの制作会社デジタル・ドメイン。
「タイタニック」や「アルマゲドン」、最近では2017年4月公開の「ワイルド・スピード ICE BREAK」を編集した制作会社で、2016年公開のディズニー実写映画「ジャングル・ブック」は「ドクター・ストレンジ」「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」を抑えてアカデミー視覚効果賞に輝いています。
つまり、世界最高級のVFXが楽しめるということです。
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世界最高のVFXが味わえる=子どもだましの映画ではない
アニメ映画からの実写化なので、あくまでも子供だましの映像技術だろうと思っていたら間違いで、「ジャングル・ブック」がバギーラやバルーなど動物をすべてVFXによって描いたのと同じく、「美女と野獣」でもルミエール(燭台)、コグスワース(時計)などのキャラクターはすべてデジタル・ドメインの卓越した技術によって生まれているのです。
ディズニー実写版「美女と野獣」は、世界最高のVFX技術を持つデジタル・ドメインが2年間費やした巧みな技を堪能できる映画でもあるのです。
「美女と野獣」をおすすめする3つめの理由:現在上映している映画の中では評価の高い方である
第3の理由は、今上映している映画の中でも評価が高い方だからです。
「美女と野獣」に特段興味のない人にとって大切なのは、「今上映している映画の中で一番面白い作品はなにか」といった点でしょう。そこで、現在上映中、または近日公開される映画と実写版「美女と野獣」の面白さを比較してみたいと思います。
海外映画サイトで「美女と野獣」の評価を比較する
まず、実写版「美女と野獣」の面白さですが、すでに海外では公開されている地域が多いので、海外映画サイトの評価を参考にします。
そこで、海外映画レビューサイ「ロッテン・トマト」の評価をご紹介します。「ロッテン・トマト」では、映画に対して肯定的な評価をした人の割合が得点になっています。
ちなみに、トマトマークが出ている「TOMATOMETER」が批評家の得点。ポップコーンが出ている「AUDIENCE SCORE」が観客の得点です。
「美女と野獣」批評家:71% 観客:85%
これを見ると、批評家は100人中71人が実写版「美女と野獣」に肯定的評価。観客は100人中85人が肯定的評価であることが分かります。
「ゴースト・イン・ザ・シェル」批評家:46% 観客:61%
では、4月7日公開の士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』を原作とした映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」の評価を見てみましょう。
批評家の評価は100人中46人が肯定的評価。観客は100人中61人が肯定的評価です。
「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」批評家:86% 観客:92%
Google Earthで故郷を探し出した実話を元にした映画「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」の評価はどうでしょうか。この作品はアカデミー賞でも作品賞含む6部門にノミネートしました。
批評家の評価は100人中86人が肯定的評価。観客は100人中92人が肯定的評価です。
「ラ・ラ・ランド」批評家:93% 観客:83%
アカデミー賞過去最多の14ノミネート6部門受賞を果たしたミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」はいかに!
批評家の評価は100人中93人が肯定的評価。観客は100人中83人が肯定的評価です。
「グレートウォール」批評家:35% 観客:49%
マット・デイモン主演の映画「グレートウォール」。
批評家の評価は100人中35人が肯定的評価。観客は100人中49人が肯定的評価です。
「キングコング: 髑髏島の巨神」批評家:77% 観客:73%
キングコング映画通算8作目となる「キングコング: 髑髏島の巨神」。
批評家の評価は100人中77人が肯定的評価。観客は100人中73人が肯定的評価です。
「モアナと海の伝説」批評家:96% 観客:89%
3月公開のアカデミー長編アニメーション賞ノミネート作品、そしてディズニーアニメ映画の最新作でもある「モアナと海の伝説」。
批評家の評価は100人中96人が肯定的評価。観客は100人中89人が肯定的評価です。
「T2 トレインスポッティング」批評家:77% 観客:85%
1996年公開の映画「トレインスポッティング」20年ぶりの続編となる「T2 トレインスポッティング」。こちらの主演は実写版「美女と野獣」ルミエールの声を担当したユアン・マクレガー。
批評家の評価は100人中77人が肯定的評価。観客は100人中85人が肯定的評価です。
「SING」批評家:73% 観客:74%
動物たちが主人公のアニメーション映画「SING」。
批評家の評価は100人中73人が肯定的評価。観客は100人中74人が肯定的評価です。
「ワイルド・スピード ICE BREAK」批評家:66% 観客:81%
「ワイルド・スピードシリーズ」第8作目となる「ワイルド・スピード ICE BREAK」。
批評家の評価は100人中66人が肯定的評価。観客は100人中81人が肯定的評価です。
批評家の評価:「美女と野獣」は10作品中7位
- 「モアナと海の伝説」
- 「ラ・ラ・ランド」
- 「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」
- 「キングコング: 髑髏島の巨神」※点数は5位と同点ですが、評価数が多かったため4位にしました。
- 「T2 トレインスポッティング」
- 「SING」
- 「美女と野獣」
- 「ワイルド・スピード ICE BREAK」
- 「ゴースト・イン・ザ・シェル」
- 「グレートウォール」
観客の評価:「美女と野獣」は10作品中3位
- 「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」
- 「モアナと海の伝説」
- 「美女と野獣」※点数は4位と同点ですが、評価数が多かったため3位にしました。
- 「T2 トレインスポッティング」
- 「ラ・ラ・ランド」
- 「ワイルド・スピード ICE BREAK」
- 「SING」
- 「キングコング: 髑髏島の巨神」
- 「ゴースト・イン・ザ・シェル」
- 「グレートウォール」
批評家&観客の総合的な評価:「美女と野獣」は10作品中5位
- 「モアナと海の伝説」92.5点
- 「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」89点
- 「ラ・ラ・ランド」88点
- 「T2 トレインスポッティング」81点
- 「美女と野獣」78点
- 「キングコング: 髑髏島の巨神」75点
- 「SING」73.5点 ※総合順位が「SING」の方が上のため7位に。
- 「ワイルド・スピード ICE BREAK」73.5点
- 「ゴースト・イン・ザ・シェル」53.5点
- 「グレートウォール」42点
この結果、「美女と野獣」は総合で5位。観客の評価では3位でした。
もし今観たい洋画の中に「モアナと海の伝説」「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」「ラ・ラ・ランド」「T2 トレインスポッティング」がなかったら、実写版「美女と野獣」を観てみることをおすすめします。
日本での公開日は4月21日(金)。全国的に上映するので、メディアなどでも公開日から最初の1週間は「美女と野獣」を目にしない日はないでしょう。
また、ディズニーの売り文句「100年語り継がれるエンターテイメント」を言葉通り受け止めれば、今後100年はディズニー「美女と野獣」実写版はリメイクされないということです。100年後も語り継がれる作品かどうかは分かりませんが、少なくともディズニー実写映画の中では歴史的に残る作品になると個人的に思います。