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ミュージカルファンが選ぶ!2018年ミュージカル・アワード【6位〜10位】


こんにちは。ミュージカル大好きな〈彼女〉です。笑


大学院では修士・博士と演劇学を専攻していました。

伝統芸能から2.5次元まで幅広く観劇してきましたが、一番好きで研究対象にしてきたのがミュージカルです。

 

まだ今年の観劇予定はあるのですが、今回は一足先に

「ミュージカル好きの私〈彼女〉が個人的に選んだ2018年のミュージカルベスト10」

をお送りしたいと思います。

ぜひ皆さんと分かち合いたい2018年上演の良作の数々をご紹介します!

まずは10位〜6位までをどうぞ。

 

10位 『カンパニー-努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』(宝塚月組)

  • 宝塚大劇場:2月9日〜3月12日、東京宝塚劇場:3月30日〜5月6日
  • 原作:伊吹有喜「カンパニー」(新潮社刊)、脚本・演出:石田昌也

 

第10位は月組本公演『カンパニー』です。

3月上演ともなると遠い記憶の彼方なのですが、華やかなコスチュームの力を借りず、「スーツ物」=現代劇をこなすトップ・コンビに感心したことははっきり覚えています。

サラリーマン役でこれだけ格好良く、更に違和感なく「男」でいられるのは、今の宝塚では珠城りょうくらいではないでしょうか。

妻を亡くしてから会社のイエスマンになっていた主人公(珠城)が、ひょんなことから提携のバレエ団のプロデューサーに左遷され、そこでバレエに情熱を注ぐ団員たち(愛希れいか、美弥るりか等)に出会う…というストーリー。

「スポンサーがいないと舞台はやっていけない!」「バイトしながらでもバレエを続ける!」など、夢の花園である従来の宝塚では語られることのなかった、舞台製作の苦労も描かれています。

もちろん、宝塚にバイトをしている生徒はいないでしょうが、バレエ団員たちが大好きなバレエを続けるために頑張る姿は、タカラジェンヌたちの姿にも重なりました。

超話題作!同時上演のレビュー『BADDY』が私には合わなかったので、『カンパニー』は特に良作に感じました。

※舞台映像

 

9位 『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』(宝塚月組)

  • 宝塚大劇場:8月24日〜10月1日、東京宝塚劇場:10月19日〜11月18日
  • 脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ、音楽・シルベスター・リーヴァイ、オリジナルプロダクション:ウィーン劇場協会、潤色・演出:小池修一郎

 

第9位は、10位と同じく月組本公演から。

オーストリー最後の皇后エリザベートと黄泉の帝王トートの愛憎劇は言わずと知れた大人気作ですが、トップ娘役・愛希れいかの退団公演でもあったために大変なチケ難公演でした。

特筆すべきはやはりエリザベートを演じたちゃぴ。神がかり的なものを見たな、と思っております。

詳しくは別記事に熱く語りましたのでそちらをどうぞ。

愛希れいか退団直前!月組エリザベート観劇レポ・感想

宝塚月組トップ娘役の愛希れいかの退団公演『エリザベート−愛と死の輪舞−』がいよいよ18日に大千秋楽! ということで、先日滑り込みで観劇してきました。 男役から娘役に転向後、次々とヒロインに抜擢されトッ ...

 

8位 Matilda the Musical(West End)

  • ロンドン、ケンブリッジ・シアター

 

第8位は、ウエストエンド版『マチルダ』です。

ミュージカルのためだけに海外へ行くことも多いのですが、今年はロンドンへ行って参りました。

この作品は、以前からブロードウェイ版を観て「面白かった!」と報告してくださる方が多く(特に大学の教授陣の反応が良かった)、現地調達で観劇しました。

不思議な能力に目覚める聡明な少女マチルダが、彼女を不当に扱う両親や学校の女校長と持ち前の賢さで渡り合い、優しいハニー先生と出会って自分の居場所を見つけていきます。

前知識ゼロで臨みましたがストーリーもわかりやすく、子どもから大人まで幅広く楽しめる作品です。劇場にもたくさん子ども達が観に来ていました。

※舞台美術も美しかった

両親からの冷遇や恐ろしい女校長にも負けず、存分にその天才ぶり(と超能力)を発揮するマチルダのことを、誰もが好きにならずにはいられないと思います。

マチルダの同級生役で子役もたくさん出ています。この手の舞台って、「子役が頑張っていたな」って印象に偏りがちなんですが、大人のキャスト陣がすごく印象的で、献身的に舞台を支えていました。

大人アンサンブルは子ども達の両親になったり、かと思えば学校の上級生になったり、大活躍でした。

あとは悪役トランチブル校長(女の役ですが男性が演じています)が本当に怖くて。この方とんでもない犯罪者だったんですが、カーテンコールで拍手喝采を浴びていました。

※迫力満点のトランチブル校長

 

 

7位 『ジャージーボーイズ』

  • シアタークリエ:9月7日~10月3日、全国公演あり

 

第7位は、アメリカの大人気アーティスト、フランキー・ヴァリ&フォー・シーズンズの栄光と苦悩を描いた、ブロードウェイ産のジュークボックス・ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』の日本再演です。

私、初演でどハマりした口でして、コンサートもめちゃくちゃ楽しくて、再演もものすごーく期待して行ったんです。

結果、期待が大きすぎたというか、ちょっと肩透かしを食らった気分になりました。

「ああ、初演信者か」って思われるかもしれませんが、私は演技面での演出は初演の方が好きでした。

特にトミーの借金問題についてグループで話し合うシーン。2チームとも観ましたが、特に大好きなはずのホワイトがしっくりこず…。(だからと言ってブルーの方が良かった訳でもないのですが…)

意図的なセリフの被せや、終始声を荒げる演技にピンときませんでした。(大千秋楽では改善されていました)

これは日本人的感覚なのかもしれませんが、必死に冷静さを保とうとするのに込み上げてきてしまう、そういう初演の怒りの演技の方がグッときたのです。

ですが、楽曲は素晴らしいですし、何よりもアッキー!特に再演は長丁場でしたし、あんな難曲をシングル・キャストで歌い続けるアッキーは改めてすごいなと。

それと同時に、フランキー・ヴァリを演じられる次世代の才能が日本ミュージカル界に現れることを願ってやみません。

※日本キャスト歌唱動画

 

6位  42nd street(West End)

  • ロンドン、ドゥルリーレーン・シアター・ロイヤル

 

第6位は、ウエストエンドで観た『42nd ストリート』です。

ブロードウェイを舞台にしたバックステージ物で、アンサンブルの女の子がショーの主役に抜擢されるサクセス・ストーリー。

映画を何度も見ていたので渡英後最初のミュージカルに選びましたが、時差ボケのピークで観劇は眠気との戦いでした。

ただ、大人数で踊るタップダンスのシーンはとにかく圧巻!一糸乱れぬ足さばきと見事なフォーメーションの変化に、観ていて心が躍りました。

舞台の端っこ、観客からほとんど見えないようなところでタップを踏むダンサーも、センターで踊る他のダンサーに引けを取らないクオリティーで、どこにもアラがないんです。

特にフィナーレ。

宝塚を彷彿とさせる大階段を埋め尽くすダンサー、そして大迫力のタップダンス!

これぞエンターテイメント!

眠気なんて吹っ飛びました!!

※フィナーレ

主人公のペギーはすごく小柄な女性が演じていたのですが、なんといっても光速タップ(ピアノで言ったら超絶技巧みたいな感じ)が見ものでした。

小さな身体から発散されるエネルギーが凄まじかったです。

メイン・テーマの「42nd ストリート」も良いんですが、私はイケ渋な高身長プロデューサーが歌う「ブロードウェイ・オブ・ララバイ」がしばらく頭から離れませんでした。

ぜひもう一度観たい作品です!

※芸術的な劇場内

 


 

以上が私の10位〜6位です。

ぜひ、5位〜1位もお付き合いください♪

ミュージカルファンが選ぶ!2018年ミュージカル・アワード【1位〜5位】

こんにちは。〈彼女(相方)〉です。笑 ちなみに、最近相方も記事の執筆やツイートをし始めました。ストレートに批判しているのが僕で、言葉が丁寧なのに失礼なのが相方です。 — ART@9日『オンユアフィート ...

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