2017年読売演劇大賞の中間発表が行われました。
2017年1月から6月までに発表された演劇から複数の作品・劇団・役者が選ばれています。
そこで、今回は2017年読売演劇大賞で中間発表にノミネートされた候補作品をまとめてお伝えします。
本日も"ディズニーとミュージカルのことならアートコンサルタント"をお読みいただきありがとうございます。
さて、7月になりミュージカル界では二つの超期待作「ビリーエリオット」「ビューティフル」が初日を迎えました。
赤坂ACTシアターで上演の「ビリーエリオット」は全キャスト日本人、10月1日までのロングラン公演。帝国劇場「ビューティフル」は水樹奈々が初ミュージカル出演で、26日には見事なデビューをしています。
2公演とも初日に観劇。感想はこちらより。
作品賞候補
ザ・空気/二兎社
- 上演期間:1月20日(金)〜2月12日(日)
- 劇場:東京芸術劇場 シアターイースト
- キャスト:田中哲司、若村麻由美、江口のりこ、大窪人衛、木場勝己
テレビ局の報道現場を通して日本独特の「空気を読む」という現象を描く『ザ・空気』。
放送直前に局の上層部から放送内容の変更を命じられた現場を舞台に、編集長、ディレクター、キャスター、コメンテーター、編集マンらの思惑が交錯する様を描く。
60’sエレジー/劇団チョコレートケーキ
- 上演期間:5月3日(水・祝)〜5月21日(日)
- 劇場:サンモールスタジオ
- キャスト:浅井伸治、岡本篤、西尾友樹(以上、劇団チョコレートケーキ)、林竜三、日比野線(FunIQ/劇団半開き)、足立英、浦田大地(ナナイロスペース)、栗原孝順、佐藤みゆき、声の出演 高橋長英
所得倍増計画、集団就職、新・家電三種の神器、そしてアジア初の五輪『東京オリンピック』
今から半世紀さかのぼる1960年代、高度経済成長期
史上、最も日本人の生活が変わった時代
より豊かに、より便利に、様々な『心』を置き去りにして上昇していった日本社会
あの頃の日本人は何を望み、何を失ったのか?
東京下町のある町工場 に集い、寄り添い生きた人々の60’s
天の敵/イキウメ
https://youtu.be/Q2UXIYmliJA
- 上演期間:5月16日 (火) ~6月4日 (日)
- 劇場:東京芸術劇場 シアターイースト
- キャスト:浜田信也、安井順平、盛隆二、森下創、大窪人衛、小野ゆり子、太田緑ロランス、松澤傑、有川マコト、村岡希美
海に近い町に住む、真治と鳴海の夫婦。真治は数日間の行方不明の後、まるで別の人格になって帰ってきた。素直で穏やか、でもどこかちぐはぐで話が通じない。不仲だった夫の変化に戸惑う鳴海を置いて、真治は毎日散歩に出かける。町では一家慘殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発。取材に訪れたジャーナリストの桜井は、“侵略者”の影を見る_。
怪人21面相 ウォーキング・スタッフ
- 上演期間:6月19日 (月) ~6月26日 (月)
- 劇場:シアター711
- キャスト:俵木藤汰(ラッパ屋)、木内秀信、小林大介(花組芝居)、石田佳央
実際に発生した未解決事件「グリコ・森永事件」を基に描かれた会話劇。
屠殺人ブッチャー/名取事務所
- 上演期間:6月23日 (金) ~6月30日 (金)
- 劇場:下北沢『劇』小劇場
- キャスト:髙山春夫、佐川和正、斉藤淳、森尾舞
”戦争が次世代に残す傷” 民族抗争から生まれた報復の連鎖をテーマに国家のアイデンティティを問う。現代カナダ演劇・最新作連続公演4作目。本邦初演。
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