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「GOD OF STARS-食聖-」は紅ゆずるの退団公演なのか?礼真琴トップ就任のタイミングを分析


星組で今最もファンの注目を集めている話題が三つあると思っています。

1つ目は礼真琴主演の全国ツアーにおける、礼真琴の相手役。

2つ目は、トップ紅ゆずると2番手である礼真琴の交代時期です。率直に言えば、紅ゆずるの退団時期です。

3つ目に、七海ひろきの退団です。

今回は、主に2つ目の話題について話したいと思います。

 

2年も経つと"退団"の2文字が頭を横切るのはトップの宿命

さて、星組男役トップスターの紅ゆずるも2016年11月に星組に就任してから2年1ヶ月が経ちました。

個人的には、最初の大劇場公演「スカーレット・ピンパーネル」パーシー・ブレイクニーが当たり役で、その後は「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」の凜雪鴉も良かったと思います。

ショーでは、正直なところ作品に恵まれていないのもあるのか、あまり印象には残っていませんが、「Bouquet de TAKARAZUKA」の花夢幻のシーンが印象的でした。

どちらかというと、オフステージの方で楽しませてもらったでしょうか。

ただ、2年も経つとどうしても"退団"の2文字が頭を横切ります。

これは、どのトップも一緒で、柚希礼音や愛希れいかのファンは数年間、毎日気が気ではなかったと思います。

 

トップの在任期間が長いという理由が、交代の理由になるかは微妙

では退団公演はいつになってしまうのでしょうか。

昨日2019年7月初日、10月東京千秋楽の大劇場公演『GOD OF STARS-食聖-』が発表されました。

仮に東京千秋楽10月13日で退団した場合、

トップ在籍期間は約2年10ヶ月になります。

これは、香寿たつき、安蘭けいといったスターたちの期間を超えることになります。

  • 香寿たつき 1年5ヶ月(2001年10月2日~2003年3月23日)
  • 湖月わたる 3年7ヶ月(2003年3月24日~2006年11月12日)
  • 安蘭けい 2年5ヶ月(2006年11月13日~2009年4月26日)
  • 柚希礼音 6年(2009年4月27日~2015年5月10日)
  • 北翔海莉 1年6ヶ月(2015年5月11日〜2016年11月20日)
  • 紅ゆずる 2年1ヶ月(2016年11月21日〜)

ただし、2年10ヶ月はトップの期間としては平均的であり、とても長いわけではありません。

トップの在任期間が長いという理由が、トップ交代の理由になるかどうかは微妙なところです。

 

カレンダー的には退団、トップ交代の可能性が高い

  • 東京宝塚劇場:

2019年の宝塚カレンダー、綺咲愛里の登場が9月です。東京公演の期間とジャストです。

もしかしたら、添い遂げではなく、綺咲愛里だけ先に退団する可能性もあります。

ただ、11月20日から星組が梅田芸術劇場での公演を予定しており、その後12月には礼真琴の宝塚カレンダー登場。そして、豊島区立芸術文化劇場のこけら落とし公演も控えています。

あまりにもできすぎていますよね。

 

美しき去り際を見極めるのもトップの仕事

去り際を見極めるのもトップの大きな仕事でしょうか。

人気に陰りがでていたり、次期トップ候補の期が熟しているのに、居座るようにトップの座にいることは、あまり美しく思えません。

 

話は逸れますが、

外資系企業だと、後輩を育て、その後輩にポストを明け渡すのも優秀な上司の役目だと言われているそうです。

背景には、集団を成長させ続けるには、イノベーションが求められるという考え方があるからだと思います。

宝塚にも同じことが言えるのではないでしょうか。

劇団を成長させ続けるためにも、次のトップ候補に良きタイミングでポジションを引き継ぐことも、現トップに求められる大きな仕事だと言えそうです。

もちろん、それは最終的な決定権を持つ宝塚の理事も理解していることと思います。

 

礼真琴の実力面は十分、人気面でも今最も就任のタイミングでは

では、次期トップ候補に最も近い現2番手の礼真琴は就任できるタイミングかどうか。

それは、彼女を見る人・考える人によって異なりますが。

私は実力面は十分、人気面は今最も就任のタイミングでは?と思います。

ここで、いきなりですが、Google検索のキーワード数をグラフにしてみました。

ご存知の通り、どのくらい検索されたかを表示したグラフです。

紅ゆずるが赤、礼真琴が青です。

 

数年前までは紅ゆずるが礼真琴を上回っていたものの、

今では青の礼真琴の検索数が、赤の紅ゆずるを抜こうとしています。

 

勢いでは、礼真琴の検索数がちょうど今トップである紅ゆずるを抜こうとしているんですね。

あくまでも、Google検索はお茶の間的な注目度を表す指標ですが、

これ以上、礼真琴が2番手のままだと、人気の不均衡が顕著になり、

ファンからの「なぜ礼真琴がまだ2番手?」という不満がさらに拡大することが容易に考えられます。

これが結果的には、紅ゆずるの"美しくない去り際"につながってしまう可能性が高いです。


 

さて、今回は紅ゆずると礼真琴のトップ退団・就任時期について個人的な見解をお伝えしました。

トップの就任時期と同時に、礼真琴の全国ツアーの相手役にも注目ですね。

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