劇団四季「アナと雪の女王」キャスト紹介！エルサからアナ、オラフからアンサンブルまで

お二人ともジャスミンの初演キャストに選ばれている女優さんです。

可愛らしさと気の強さを兼ね添えたジャスミンを完璧に演じられていますが、エルサ役では強さの他に心の中の迷いや闇の表現が求められると思います。

とりわけ、可愛らしい役で印象の強い三井さんが憂いのあるエルサのようなヒロインを演じるというのは、新鮮で非常に楽しみです。

大阪府大阪市鶴見区出身。1992年11月12日生まれ。2010年劇団四季研究生のオーディションに合格。2011年「ウィキッド」名古屋公演のアンサンブルとして舞台デビュー。小学生の頃からミュージカルのレッスンを受け、高校時代も舞台に出演していた。

• 主な出演作品：リトルマーメイド（アティーナ役）、アラジン（ジャスミン役）

ジャスミン役は初演キャストの1人。可愛らしい女の子役が多い。

三重県出身。1986年12月1日生まれ。2009年劇団四季の研究生として入所。同年に「嵐の中の子どもたち」フローラ役として舞台デビュー。クラシックバレエ、ジャズダンスなどを学び、入所前も四季以外の舞台に出演していた。

気の強いヒロインの役が多い。日本で最初のジャスミン役を務めた。マンマ・ミーア!とアラジンでは、CDの収録キャストにも選ばれている。

• 主な出演作品：ライオンキング（ナラ役）、マンマ・ミーア!（ソフィ役）、ウィキッド（エルファバ役）、アラジン（ジャスミン役）

アナはエルサに比べて、コミカルな掛け合いやアクロバティックなダンスが求められます。

ランペルティーザやアリエルを演じてきた三平さんは、アナ役にぴったりです

大阪府泉大津市出身。1991年8月16日生まれ。2012年、大学を中退し劇団四季の研究生として入所。2013年「リトルマーメイド」アラーナ役の初演キャストとして舞台デビュー。

バトントワリングが得意で、全国大会での受賞歴を持つ。入団約1年でアリエル役に抜擢される。アクティブな明るい女の子の役が多い。

• 主な出演作品：リトルマーメイド（アラーナ役、アリエル役）、キャッツ（ランペルティーザ役）、アラジン（ジャスミン役）

2013年、劇団四季の研究生として入所。

• 主な出演作品：魔法をすてたマジョリン（村人、魔女たち）、ノートルダムの鐘（女性アンサンブル3枠）、美女と野獣（女性アンサンブル）

男性と女性でキャスティングされているので、演じ方の違いを楽しめるのではないかと期待できます。できればどちらの俳優さんでも観ておきたいです。

東京都立川市出身。1984年12月26日生まれ。2012年に劇団四季のオーディションに合格。入団前にオペラ歌手やボイストレーナーとして活躍していた。

• 主な出演作品：キャッツ（オールドデュトロノミー役）、ジーザス・クライスト＝スーパースター（ピラト役）、アラジン（バブカック役）

2003年、劇団四季のオーディションに合格。

• 主な出演作品：ライオンキング（シェンジ役）、ガンバの大冒険（マンプク役）、魔法をすてたマジョリン（ブツクサス役）

クリストフは少し人づきあいに慣れていなくて、不器用な性格の優しい男性。

好青年役を多く演じてきた北村さんと神永さんが演じるというのは興味深いです。

大阪府堺市出身。1992年10月31日生まれ。2013年劇団四季の研究所に入所。子供の頃は劇団ひまわりに所属し、ヤングシンバとして四季の舞台に出演していた。甘いマスクと歌声が持ち味。人当たりの良い好青年役が多い。

• 主な出演作品：人間になりたがった猫（ライオネル役）、キャッツ（スキンブルシャンクス役、マンカストラップ役）、アラジン（アラジン役）

韓国出身、日本在住。1984年3月24日生まれ。2009年に劇団四季のオーディションに合格。2010「エクウス」東京公演の馬役として舞台デビュー。端正なイケメンかつ細マッチョの好青年。

• 主な出演作品：ジーザス・クライスト＝スーパースター（ジーザス役）、リトルマーメイド（エリック役）、オペラ座の怪人（ラウル役）

映画のアナ雪をご覧になった方はご存じかと思いますが、ハンス王子はアナを裏切る悪者です。アナを虜にするようなハンサムな王子様の演技と、本性を現したときの悪の演技のギャップがとても楽しみです。

2013年に劇団四季の研究生として入所。2014年に「美女と野獣」の男性アンサンブルとして舞台デビュー。舞台、声楽、演技のほか、音楽の仕事をしている両親の影響で楽器演奏も得意。

（主な出演作品）

美女と野獣（男性アンサンブル）、オペラ座の怪人（男性アンサンブル9枠）、リトルマーメイド（男性アンサンブル1枠、シェフ・ルイ）

東京都大田区出身。1987年11月23日生まれ。2012年に劇団四季に入団。同年、「アスペクツ・オブ・ラブ」のアンサンブル役で舞台デビュー。入団前は京劇俳優として活躍していた。

• 主な出演作品：キャッツ（スキンブルシャンクス役）、リトルマーメイド（アンサンブル役）、ノートルダムの鐘（アンサンブル役）

劇団俳優さん以外の方が選ばれているのが気になります。

舞台版のスヴェンはとてもかわいらしく、まるで本物のトナカイのようなので、俳優さんたちの息を合わせたパペットの動かし方に注目したいです。

中国出身、日本人と中国人のハーフ。1983年6月3日生まれ。2005年劇団四季のオーディションに合格。「李香蘭」で劇団四季の初舞台を踏む。

• 主な出演作品：キャッツ（タンブルブルータス役、マキャビティ役）、ライオンキング（エド役）

兵庫県出身。1983年1月27日生まれ。ジャパンエンタープライズ所属の俳優兼スタントマン。テレビや映画のスタント、ミュージカルでも活躍している。

• 主な出演作品：アラジン（アンサンブル役）

• 主な出演作品：ライオンキング（男性アンサンブル）、アラジン（男性アンサンブル）

ウェーゼルトンは侯爵なので、年配の男性という役柄です。

キャスティングされたお二人に年齢に差があるので、演じ方にそれぞれの個性が出るのではないかと期待しています。

お二人ともダンスが得意なのでダンスシーンで見せ場があるかもしれませんね。

長く劇団四季に在籍しているベテラン俳優。ダンス指導や演出スタッフとしても活躍している。

• 主な出演作品：ライオンキング（男性アンサンブル）

2008年に劇団四季のオーディションに合格。同年「ライオンキング」の男性アンサンブルとして舞台デビュー。小学校6年生から中学1年生まではヤングシンバを演じていた。

• 主な出演作品：ライオンキング（男性アンサンブル、ティモン役）、リトルマーメイド（フランダー役）、マンマ・ミーア！（ペッパー役）

さわやかな好青年のイメージが強い竹内さんが、まさか映画版では大男のオーケン役になるとは思いませんでした。竹内さんは「リトルマーメイド」のオーディションにおいても、ウミヘビ役の立候補からエリックに抜擢された方なので、アナ雪でも新しい意外な一面が観られる予感がします。

東京都足立区出身。1979年5月17日生まれ。2015年「クレイジー・フォー・ユー」ミンゴ役で劇団四季初舞台。四季に入団する前から俳優として舞台やミュージカルで活躍していた。

「レ・ミゼラブル」など人気作品に多数出演し、劇団四季の在団する前からのファンも多く存在する。

• 主な出演作品：ノートルダムの鐘（クロパン役）、ジーザス・クライスト＝スーパースター（ヘロデ王役）

大阪府出身。1985年3月1日生まれ。2007年に劇団四季の研究生として入所。同年「ジーザス・クライスト＝スーパースター」で舞台デビュー。

• 主な出演作品：リトルマーメイド（エリック役）、マンマ・ミーア!（スカイ役）、アンデルセン（ハンス・クリスチャン・アンデルセン役）

アグナル国王も、世代や経歴の違う2名の俳優が選ばれました。

物語の序盤でなくなってしまう役ではありますが、エルサの心の中に大きくかかわる人物なので、存在感は威厳が求められる役だと思います。アンサンブルに近い役どころなので、主役級俳優の阿久津さんが居ると大きな存在感が生まれそうです。

東京都出身。1990年10月2日生まれ。2015年に劇団四季に入団。2016年「キャッツ」札幌公演にてマキャヴィティ役で舞台デビュー。元システムエンジニア。

• 主な出演作品：キャッツ（マキャヴィティ役）、ウィキッド（男性アンサンブル）

（プロフィール）

東京都東久留米市出身。1971年4月21日生まれ。1994年劇団四季の研究生として入所。ファミリーミュージカル「冒険者たち」で舞台デビュー。

数多くの四季の作品で主演を務める人気俳優。「アイーダ」や「マンマ・ミーア!」など多くのCD収録キャストに選ばれている。

• 主な出演作品：マンマ・ミーア!（サム役）、キャッツ（ラム・タム・タガー役）、アイーダ（ラダメス役）、アラジン（ジーニー役）

イドゥーナ妃は、2019年に公開された映画「アナと雪の女王２」では女優の吉田羊さんが日本語吹き替え声優を務めた役です。

アグナル国王と同様に、姉妹の心の中に永遠に生き続けるような優しくて尊敬されるような母親役が求められるでしょう。

兵庫県西宮市出身。2010年劇団四季のオーディションに合格。2011年「魔法をすてたマジョリン」で舞台デビュー。

• 主な出演作品：ライオンキング（サラビ役）、ウィキッド（女性アンサンブル）、オペラ座の怪人（女性アンサンブル）

2008年劇団四季のオーディションに合格。「ウィキッド」で舞台デビュー。

• 主な出演作品：サウンド・オブ・ミュージック（シスター・ソフィア役）、嵐の中の子どもたち（カロリー役）

「キャッツ」において、しっかり者のマンカストラップと自由奔放なラム・タム・タガーを演じるお二人が同じ役にキャスティングされていることはとても興味深いです。

ヒドゥン・フォークはサイナミックなダンスシーンがあるのですが、お二人とも豪快なダンスが得意な俳優さんなので期待できます。

沖縄県宮古島出身。2008年に劇団四季のオーディションに合格。

• 主な出演作品：キャッツ（マンカストラップ役）、ジョン万次郎の夢（勝海舟役）、ジーザス・クライスト＝スーパースター（ペテロ役）

中国出身。2006年劇団四季のオーディションに合格。「ライオンキング」で舞台デビュー。

• 主な出演作品：キャッツ（タンブルブルータス役、ラム・タム・タガー役）、アラジン（男性アンサンブル）

パビー同様、パワフルなダンスと歌が求められる役です。

お二人とも「アラジン」や「リトルマーメイド」などでエネルギー溢れるダンスやコーラスを担当しているので、バルダ役でもそのエネルギーを発揮してくださると思います。

宮城県出身。2006年劇団四季の研究生として入所。「マンマ・ミーア!」で舞台デビュー。

• 主な出演作品：アラジン（女性アンサンブル）、リトルマーメイド（女性アンサンブル）

神奈川県横浜市出身。1987年2月22日生まれ。2006年に劇団四季の研究生として入所。同年「ライオンキング」の女性アンサンブルとして舞台デビュー。現代舞踊を学び、ニューヨークへのダンス留学経験がある。

• 主な出演作品：キャッツ（グリザベラ役）、リトルマーメイド（アクアータ役）、アラジン（女性アンサンブル）

• ジャンル：ディズニーミュージカル
• 初演：2018年３月（ブロードウェイ）
• 日本での開幕予定日：2021年6月
• 日本での上演カンパニー：劇団四季
• 公演劇場：NOMURA野村證券ミュージカルシアター　JR東日本四季劇場[春]
• オリジナル・スタッフ：ジェニファー・リー(脚本)、クリステン・アンダーソン=ロペス、ロバート=ロペス(作詞、作曲)
• 日本語版スタッフ：高橋知伽江（日本語台本、訳詞）