1957年に発表されたロシアの作家ボリス・パステルナークの小説「ドクトル・ジバゴ」が2018年に宝塚歌劇団・星組がオリジナル・ミュージカルとして上演決定。
主人公は専科の轟悠。劇場は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪)とTBS赤坂ACTシアター(東京)。
意外にも今まで「ドクトル・ジバゴ」のミュージカル化はされておらず、今回が日本初のミュージカル「ドクトル・ジバゴ」となります。脚本・演出はミュージカル 『ベルリン、わが愛』の原田諒です。
原作が有名だけあって今後、東宝版なども登場しそうですね!
あらすじ
ストーリー
社会主義国家誕生のきっかけとなったロシア革命の混乱に翻弄される主人公と恋人のロマンス小説。主人公の医師ユーリー・ジバゴと恋人ララの運命を描きます。
小説について
詩集「我が妹 人生」で有名なソ連の作家ボリス・パステルナークによる小説。本作はソ連政府への体制批判を含む内容のため、ソ連での公刊を拒否されました。しかし、1957年にイタリアで出版されます。日本語訳は1959年に出版されています。
映画版について
1965年に「アラビアのローレンス」「戦場にかける橋」で知られるデヴィッド・リーン監督により映画化。主人公ユーリー・ジバゴ役をオマー・シャリフ、ラーラ役をジュリー・クリスティが演じました。
アカデミー賞では5部門受賞しています。
「ドクトル・ジバゴ」公演スケジュール
シアター・ドラマシティ
2018年2月4日(日)~2月13日(火)
TBS赤坂ACTシアター
2018年2月20日(火)~2月26日(月)
チケット
シアター・ドラマシティ
一般発売
2017年12月10日(日)
全席:7,800円
TBS赤坂ACTシアター
一般発売
2018年1月7日(日)
S席:7,800円 A席:5,000円
脚本・演出 原田諒
宝塚歌劇団所属。
実在する人物を描いた脚本が多く、今までの主な作品に、
- 「ニジンスキー-奇跡の舞神-」(2011年・雪組 主演:早霧せいな)
- 「白夜の誓い-グスタフⅢ世、誇り高き王の戦い-」(2014年・宙組 主演:凰稀かなめ)
- 「アル・カポネ-スカーフェイスに秘められた真実-」(2015年・雪組 主演:望海風斗)
などがあります。